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2024プロ野球!! "右肩下がり" のホームラン数に注目〜!!

 日本プロ野球のレギュラーシーズンは終盤戦。両リーグとも優勝マジックが点灯しており、セ・リーグは巨人が「8」、パ・リーグはソフトバンクが「5」となっています。

 そんな中ここでは「減少する両リーグのホームラン数」に注目します。

 ご存知のように高校野球では今年の春から「低反発バット」が導入され、甲子園大会ではホームランが減少したことが話題に。
ところがNPB(日本プロ野球)でもホームランが著しく減っており、実は今季の開幕時から、かなりの選手や監督が「昨季よりボールが飛ばない」と口を揃えていました。
はたして、今季のボールがホームラン減少の犯人なのか・・!?

 そこで過去5年間のシーズンホームラン数を調べてみると、見事に右肩下がり。
コロナ禍の影響で120試合制だった2020年のシーズンだけを除外してみていくと(2024年の記録は全て9月13日現在)。

【2019年】
セ・リーグ:837本  パ・リーグ:851本 合計:1688本


【2021年】
セ・リーグ:760本  パ・リーグ:689本 合計:1449本

【2022年】
セ・リーグ:691本  パ・リーグ:613本 合計:1304本

【2023年】
セ・リーグ:643本  パ・リーグ:607本 合計:1250本

 このように合計本数だけをピックアップしてみると、
1688、1449、1304、1250
と、綺麗な右肩下がりになっていることが分かります。

そして今季のホームラン数を調べてみると、かなり衝撃的な数字(今季のNPBの記録は全て9月16日の試合終了時点)となっています。

【2024年】
セ・リーグ:432本  パ・リーグ:459本 合計:891本


 今季残り試合の多いチームでも15試合となっており、このままの水準で今季が終了すると、1000本に到達せず、昨季に比べて約22%の減少となります。

 では昨季、チームで最もホームランが多かった球団が、今季はどれほど減少したのか見てみます。

2023年のセ・リーグで最多チームは巨人で164本。ところが今季は70本と半分以下になってしまっています

パ・リーグはオリックスが109本でしたが、今季は63本。

 試合数や延長の数が違うので単純な比較はできないものの、MLB(メジャーリーグ)もチェックしてみます。

個人のホームラン成績から上位3人をピックアップし、NPBの上位3人と比べてみました(今季のMLBの記録は全て9月17日の試合終了時点)。

◆ 2024 MLB/NPB 本塁打トップ3

【ア・リーグ】
1:アーロン・ジャッジ(53本)
2:アンソニー・サンタンダー(41本)
3:フアン・ソト(39本)

【ナ・リーグ】
1:大谷翔平(47本)
2:マルセル・オズナ(37本)
3:カイル・シュワバー(35本)

【セ・リーグ】
1:村上宗隆(27本)
2:岡本和真(24本)
3:タイラー・オースティン(22本)

【パ・リーグ】
1:山川穂高(31本)
2:フランミル・レイエス(日ハム)20本
2:ネフタリ・ソト(ロッテ)20本
2:グレゴリー・ポランコ(ロッテ)20本

 チームのホームラン数の比較では今季、NPBで最もホームランを打っているのはソフトバンクで103本。最も少ないのが広島で49本。

一方のMLBはヤンキースの215本が最多で、ホワイトソックスの115本が最小となっており、その差はあまりに大きいと言わざるを得ない状況です。


 一体、NPBで何が起きているのか。
現役時代に通算で306本のホームランを放った、野球解説者の広澤克実氏(画像下) の見解は以下のとうり。

dd66.jpg

「私も選手の声を聞いていまして、どうやら『バットの芯に当たると普通に飛ぶ』ようです。NPBはボールが納入される前に6ダース分を無作為に抽出し、反発係数の検査を行っています。検査はコンピューターも使われた厳正なものです。シーズンごとにホームランが減少していることも考え合わせると『今季だけボールに不具合が生じた』という可能性は低いでしょう。私はボールではなく、原因はバットにあると考えています」

 広澤氏は現役の時、アオダモという木で作った、長さ34インチのバットを使用。

「今のバッターは、メイプルかバーチという木で作った、長さ33・5インチのバットを使うことが増えてきました。理由は軽量化です。アオダモよりメイプルやバーチは軽く、さらに私のバットより0・5インチ短い分、より軽くなります。なぜ今のバッターは軽いバットを選ぶのかと言えば、ピッチャーの球速が年々、速くなっているからです。昭和のプロ野球では150キロが速球派の代名詞でしたが、今は150キロを投げるピッチャーは普通です。速球には重いバットでは対応できないので軽くするわけですが、この際、飛距離が犠牲になってしまいます」(同・広澤氏)

短いバットの長所と短所
 広澤氏によると「バットの長さが1インチ変わると、飛距離は数メートルの差が出る」とのこと。
例えばドジャース・大谷 (画像下) は今季、34・5インチのバットに変えて話題を集めました。昨季より1インチ長くしたのです。

大谷66.jpg

「ホームランを打つための条件の1つに、スイングスピードの早さが挙げられます。フィジカルが傑出している大谷選手は、長い34・5インチのバットでもスイングスピードは速い。さらに長いバットで遠心力が増しますから、少し真芯を外してもホームランになる可能性が出てくる。

 一方、日本のバッターは軽いバットを選ぶことでスイングスピードは維持できますが、遠心力の減少もあって数メートル手前に落ちてしまいます。真芯に当たればスタンドに入りますが、少しだけでもズレたり、体を泳がされたりすると、フェンスの手前で失速してしまうわけです」(同・広澤氏)

 ホームランが減少している理由は、バットに当たった瞬間に生じるボールの初速を見ても分析が可能だといいます。

「大谷選手の場合、190キロや180キロといった数字が出ます。一方、日本のプロ野球だと村上選手や岡本選手といったホームランバッターでさえ170キロ台です。その他の選手は平均して160キロ台に留まっています。
日本のバッターがボールの反発係数を充分に活かしきれてないのは明らかで、やはり日本のプロ野球は“投高打低”であり、ピッチャーにバッターが抑え込まれていることが浮き彫りになります」(同・広澤氏)

今後も“投高打低”が続くのか? 
 息詰まるような投手戦が好きだという野球ファンは多い。とはいえ、やはりスタジアムが湧くのは打撃戦、それもホームランの応酬です。
MLBはピッチクロックの導入などでチームの得点が増え、観客も増加傾向に。一方、NPBはホームランが確実に減り続けているため、ファン離れが懸念されています。

  このように現状では、ピッチャーの育成方法が飛躍的に進化し、データ野球の発達もバッターの弱点を浮き彫りにしており、今のところはピッチャーが有利となっています。
 はたしてどれくらいの期間が必要かは分かないもののバッターもピッチャーにキャッチアップし、150キロ後半の速球でも34インチや34・5インチのバットで対応できるようになり、ホームランの本数も復活するのはいつになるのか注目されます。

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