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2017年07月17日

くろちゃん一家の夕涼み

PIC_0046.JPG

思うところあり、“のらねこ”カテゴリー及びYouTube動画を非公開にしておりましたが、再び思うところあり、復活することにしました。

改めてちゃんと事情を説明します。
近くのパチンコ屋さんに2匹のネコさんが住み着いていました。
かれこれ2年以上住み着いているキジトラのもふみちゃんと新参者のくろちゃん。

団体の方が週に3回ほどエサをあげています。
パチンコ屋さんのスタッフさんと遊んでいたのも前に見ました。
店側も公認のようです。

過去の記事で「パチンコで負けてきたお客さんにやつ当たりされるから警戒心が強い」みたいに書いていますが冗談です。結構かわいがられている様子。景品交換所のところで待っている時もあるので、端玉のお菓子とかも貰っているのかもしれません。看板ネコ。

より正確に言うと、2匹のテリトリーは若干異なります。先住のもふみちゃんは店側、くろちゃんは隣接する畑の方に主にいます。近隣は田畑地帯。川も流れています。車道の方に出て行くのは一度もみたことがありません。

野良ではありますが、いわゆる地域ネコさん。野良ネコがとっても少ない地域です。これまで、たびたびネコ歩きしてきましたが、半径5kmで遭遇したネコは5匹ほど。野良猫が増えて困っている都会の方などは信じられないと思いますが、ネコは本当に希少動物。代わりにカラスやヒヨドリはうじゃうじゃいます。当方、都合によりネコ飼いたくても飼えません。買い物帰りなどに動物園感覚で寄らせてもらっていました。

さて、新参のくろちゃん。もふみちゃんより2回りくらい小さいので、まだ子供なのかと思っていました。ところが先月、衝撃の事実に直面。お腹をみせて寛ぐくろちゃんを見てみると―

PIC_0114.JPG

つまり、そういうことでして。不妊手術はしていなかったよう。もふみちゃんよりくろちゃんの方ががっついていたのも納得。

数週間後、白にクロが混ざった仔猫(目淵は茶色でパンダっぽい)とくろちゃんが一緒にいるのを見ました。どうも農家さんの納屋で産んだようで、そこがお家になっています。ちなみに、農家さんご夫婦は全く気にすることなくすぐ近くで野良仕事していて、くろちゃん親子も全然警戒していません。人徳者の農家さんに感謝。

何度か仔猫といるのを見ましたが仔猫は一匹だけ。団体の人が持っていったのかもしれませんが、たぶん残念ですが死んでしまったのではないかと思います。

こちらド田舎です。タヌキに会うのも珍しくありません。近所の人の話では、夜にシカが来るので獣除けの薬捲いてるそう。ヘビも多い。夏には3メートルくらいあるアオダイショウがアスファルトの日陰で昼寝してます。山にはクマもいるそうですし、先日は同市の山沿いのお宅にキツネがやってきて、サンダル咥えてったりいたずらしているというニュースが流れていました。カラスも多いし、トンビも毎日旋回しています。

厳しい環境で生きる野良猫さん。死産や病気だったかもしれないし、連日の暑さで小さな命を散らしてしまったかもしれません。いずれにしても、仔猫は一匹だけ。

昼間は殆ど姿を見せませんでした。夕方や夜に見に行くと、くろママの近くで元気に飛び跳ねていましたが、近付いていくとすぐに納屋の中へと逃げてしまいます。くろちゃんにもシャーッと怒られました。

この2週間ほど、ウォーキングがてら頻繁に見に行っていました。仔猫の警戒心も微かに薄れてきた感じでした。ところがこの4日ほど、一度も仔猫を見ませんでした。くろちゃんが一匹でいる。連日の暑さで死んでしまったのかもしれない。くろちゃんもどこか寂しげな様子。気になって気になって、毎日見に行っていました。

そして今日、久々に仔猫に会えました。良かった!生きてた!
しかもです、パパと思しき白黒のネコと3匹で夕涼みしていました。

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↑画質悪いですが左にくろちゃん、真ん中に白黒パパ、右にパンダ仔猫。

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父と子。

このパパと思しき白黒ネコ、前に一度だけ餌場で見ました。くろちゃんと仲良く食べてて、互いに毛繕いなんかもしててラブラブ。ちなみに、5mくらい離して餌場が2つ用意されているのなんでだろう?と思っていたのですが、このとき謎が解けました。一つはくろちゃん夫婦、もう一つはもふみちゃん用。もふみちゃんは一匹だけで食べていました。

たぶんなんですが、もふみちゃんは雄っぽいです。にゃーにゃーよく鳴くので、なんとなく雌なのかと思っていました。ところが、何度かくろちゃんに言い寄ろうとして拒否られてるのを見ました。もふみちゃんは仲良くなりたくて仕方ないのに、くろちゃんはしっぽポンポンで激おこ。

ただ、先日小耳に挟んだ話によれば、ネコは右利きは雌、左利きは雄が多いそうですね。なるほど、くろちゃんは間違いなく右利き。ところがもふみちゃんはお顔洗いなんかでも両腕を器用に使います。くろちゃんよりだいぶ年上の先住ネコなので、お局様的に拒否られてるのかもしれません。言い寄るときの鳴き声聞くと雄だとは思いますが・・・。2年も前の話ですが、ボスネコのジバクロとも仲良かったんですよね。もふみちゃんは性別不明です。

それはさておき、一匹だけ残った仔猫と両親、くろちゃん一家の夕涼み、心和む光景でした。
(ちなみに、仔猫とパパは寄ってきません。くろちゃんはあんたまた来たの的に寄ってきてくれます。あと、暗い夜には目がくりくりになって可愛いです)



ここからは私見です。

野良猫問題には厳しい意見も耳にします。確かに、都会とか増え過ぎた地域では大変だと思います。ですが、こちらの状況は上記の通りです。

自分が子供の頃は近所にネコおばさんがいて、野良猫はたくさんいました。うちの庭にフンされたこともありましたが、薬まけば来なくなった。近所にはネコ嫌いの人もいたでしょうが、そんなに目くじらたてず、共生していたと思います。子供たちは野良猫と遊び、動物とのふれあい、命の大切さを学んでいたような気がします。

一説によると、日本のネコの祖先は、ネズミ捕り用の家畜として日本につれてこられたそうですね。つまり、人と共生していた。それが可愛いからと品種改良を重ね愛玩動物として増やし、飽きたら捨てる。そして増えたら殺す。人間は勝手だなと思います。

野良猫という漢字、とても好きです。野を良くするネコ。しかもネコは獣偏に花冠の下に田。ネズミやヘビ、虫なんかを捕り、フンは地に還り、野を良くし、田を豊かにして花を咲かせてくれる。もともと、そういう動物だったんじゃないでしょうか。

確かに過剰な保護で増え過ぎるのは問題あるかもしれません(人間の都合)。ただ、もちろん地域によりますが、くろちゃん一家を見ても分かる通り、天敵の多い田舎では、そんなに血眼になってとっ捕まえ、殺さなくてもいいんじゃないでしょうか。多産なのも生態系故なんじゃないでしょうか?しかも、野良猫の平均寿命は3年とか5年とか短いそうですね。

毛沢東が雀を害鳥として処分した結果、害虫が増えて飢饉になったという故事が浮かびます。最近、昔に比べてやたらとヘビが増えた気がするんですが、これって野良猫が減った結果なんじゃ?と思っています(想像です)。

くろちゃん一家、幸せな時間を過ごしてほしいと願っています。


おまけ

まだくろちゃんのお腹が大きかった頃に撮った動画です。
もふみちゃんはソフトに寄っていったんですが、妊娠中だったからか完全拒否で、有刺鉄線のあるフェンスと用水路越えて逃げようとしてました。よっぽど仲裁しようかと思ったんですが、下手に動いてくろちゃんがビックリして落ちちゃったら!と考え、ホント困りました(結果、自然に任せて見てました)。

くろちゃん、用水路に落ちそうになるものの、フェンスにしがみついて軽やかに脱出(あせった)。もしかしたら、このときお腹ぶつけて良くなかったのかとも思いますが・・・身重なのに、流石はネコという俊敏な動きでした。



以下、その他写真。

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PIC_0104.JPG

もう一点。
どうせならカクテルに使うボトル買えたらなぁと思い広告貼ってますが、もう数年このブログや動画アップしてますが、全く広告収入は得ていません。アドセンスの最低換金額に届くの、この分だと10年くらいかかると思います。てか、それが目的ならもっと上手くやります。厳しい環境で健気に生きる野良猫たち見てると元気を貰えるので、同じような人がいたら嬉しいなと思いアップしています。あと、YouTubeやブログに動画・画像アップするとメディアに保存しなくていいんで便利、というのもあります。




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posted by 信濃とっこ at 00:20 | TrackBack(0) | のらねこ

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