新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年09月10日
手技を磨いても、本当の意味での療法士にはなれない。 〜新米リハビリ療法士の方へ〜
皆さんこんにちは!
当サイトを運営している言語聴覚士の桃の助です!
本日も雑談形式でリハビリについてお話ししたいと思います。
9月に入り、夏の暑さも少しずつおさまりつつありますね。
新入社員の方々も入職して5か月が過ぎ、仕事にも慣れてきたのではないでしょうか?
もしかすると、知識が足りないと感じて勉強会などにも積極的に参加している時期ではないでしょうか?
そんな新人のリハビリ療法士の方は、どうしてもリハビリの手技ばかり勉強してしまいがちなんです。
でも、それでは本当の意味での療法士にはなれないということをご存知でしょうか?
本日は、どうすれば良い療法士になれるかについてお話ししたいと思います。
スポンサード リンク
まず誤解がないように言っておくと、
手技を磨くことは療法士として正しい事です。
それだけは誤解がないように初めに言っておきます。
しかし、どの病院にも必ず1人はいます。
手技さえたくさん知っていれば、良い療法士になれた気分の人が…
確かに、技術的に優れていないと治せる病気も治せなくなってしまいます。
なので、技術はたくさん知っていた方が、より良い療法士とはいえます。
しかし、私が考える良い療法士の定義は、今後の生活を考え、今後の経過を予想しながら適切な訓練を実施できる療法士の事です。
そう!
この
@今後の生活を予想する力
Aどういった経過をたどるか推測する力
この2点が特に重要と考えています。
その後くらいに、手技(技術)が大切かなと考えます。
新人の療法士の方は、手技をたくさん勉強する事は良い事です。
結婚して家庭をもつと自分の好きなタイミングで勉強会に参加しにくくもなるでしょう。
なので、今が勉強のチャンスです!
しかし、手技を知っているからといって、何でも知っていると絶対に勘違いしないように気を付けて下さい。
さきほど挙げた、@今後の生活を予想する力、A経過を推測する力というのは、
実は、何人も患者さんを担当しないとなかなか身につかない力だと思います。
担当患者を何人も経験して経験値がないと推測は難しいですし、経過を考える上では病気に対する知識も非常に大切です。
なので、新人の方でこういった力を早く身につけたい方は、先輩に何度も相談してアドバイスをもらうことをお勧めします!
「この患者さんの予後はどうなるか」
「この程度の障害があるが、どういった経過をたどるか」
「どういった環境なら生活できそうか」
「この病気はどういった点に注意が必要か」
といった事を先輩に質問してみましょう!
自分では想像できなかった答えを、先輩はきっと教えてくれるはずです!
まだ理学療法士、作業療法士の方は今後の生活を想像している人が多いですが、言語聴覚士については自宅での生活や施設での生活を想像できていない方が多いのが現状です。
もし、言語聴覚士の新人さんがこのページを見ていれば、先輩にどうすればいいか相談する習慣をつけましょう!
今日はこのへんで。
それではまた!
言語聴覚士の桃の助でした!
ブログランキング参加中です。クリックをお願いします。
スポンサードリンク
当サイトを運営している言語聴覚士の桃の助です!
本日も雑談形式でリハビリについてお話ししたいと思います。
9月に入り、夏の暑さも少しずつおさまりつつありますね。
新入社員の方々も入職して5か月が過ぎ、仕事にも慣れてきたのではないでしょうか?
もしかすると、知識が足りないと感じて勉強会などにも積極的に参加している時期ではないでしょうか?
そんな新人のリハビリ療法士の方は、どうしてもリハビリの手技ばかり勉強してしまいがちなんです。
でも、それでは本当の意味での療法士にはなれないということをご存知でしょうか?
本日は、どうすれば良い療法士になれるかについてお話ししたいと思います。
スポンサード リンク
まず誤解がないように言っておくと、
手技を磨くことは療法士として正しい事です。
それだけは誤解がないように初めに言っておきます。
しかし、どの病院にも必ず1人はいます。
手技さえたくさん知っていれば、良い療法士になれた気分の人が…
確かに、技術的に優れていないと治せる病気も治せなくなってしまいます。
なので、技術はたくさん知っていた方が、より良い療法士とはいえます。
しかし、私が考える良い療法士の定義は、今後の生活を考え、今後の経過を予想しながら適切な訓練を実施できる療法士の事です。
そう!
この
@今後の生活を予想する力
Aどういった経過をたどるか推測する力
この2点が特に重要と考えています。
その後くらいに、手技(技術)が大切かなと考えます。
新人の療法士の方は、手技をたくさん勉強する事は良い事です。
結婚して家庭をもつと自分の好きなタイミングで勉強会に参加しにくくもなるでしょう。
なので、今が勉強のチャンスです!
しかし、手技を知っているからといって、何でも知っていると絶対に勘違いしないように気を付けて下さい。
さきほど挙げた、@今後の生活を予想する力、A経過を推測する力というのは、
実は、何人も患者さんを担当しないとなかなか身につかない力だと思います。
担当患者を何人も経験して経験値がないと推測は難しいですし、経過を考える上では病気に対する知識も非常に大切です。
なので、新人の方でこういった力を早く身につけたい方は、先輩に何度も相談してアドバイスをもらうことをお勧めします!
「この患者さんの予後はどうなるか」
「この程度の障害があるが、どういった経過をたどるか」
「どういった環境なら生活できそうか」
「この病気はどういった点に注意が必要か」
といった事を先輩に質問してみましょう!
自分では想像できなかった答えを、先輩はきっと教えてくれるはずです!
まだ理学療法士、作業療法士の方は今後の生活を想像している人が多いですが、言語聴覚士については自宅での生活や施設での生活を想像できていない方が多いのが現状です。
もし、言語聴覚士の新人さんがこのページを見ていれば、先輩にどうすればいいか相談する習慣をつけましょう!
今日はこのへんで。
それではまた!
言語聴覚士の桃の助でした!
ブログランキング参加中です。クリックをお願いします。
スポンサードリンク