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2017年02月22日

【ボールルームへようこそ】マンガ 感想&あらすじ 社交ダンスに魅入られた少年少女たちの美しくも熱い青春ストーリー

月刊少年マガジン。2011年12月号から連載中。既刊8巻
作者:竹内友



あらすじ

ダンス界最高峰の舞台「全英選手権」決勝、数多の出場者の中でひときわ大きな喝采を浴びる日本人選手がいた。その名は――。

将来の夢はなく、「好きだ!」と言えるものもなく、存在感すらない中学3年生の富士田多々良。変わりたいと思いながらも、何かすることもなく、志望校すら決まらず、毎日を無為に過ごしていた。

ある日の帰り道、運悪くカツアゲに遭遇したところ、謎のヘルメット男・仙石要に助けられ、そのままオープンしたばかりの社交ダンススタジオに連れてこられてしまう。
その場は逃げるようにスタジオを後にした多々良だったが、自宅で観た大会の映像に感銘を受け、ダメな自分を変えるため、競技ダンスの世界に足を踏み入れる。

様々なプロダンサーや同世代のダンサーたちと出会い、社交ダンスを知っていくにつれ、この世界にどんどんのめり込んでいった多々良は、次第にその才能を開花させていく。


主要登場人物

・富士田 多々良(ふじた たたら)
主人公。開始時は市立玉村中学校3年生、後に高校へ進学。将来の夢も趣味もなく、気弱な性格で頼りなく、存在感も薄かった少年。仙石との出会いがきっかけで社交ダンスを始めました。鋭い観察力と高い洞察力を持ち、一度目で見たダンスをすぐに覚えてしまう才能を発揮。高校進学してから千夏がパートナーになり、常に問題に直面しているという歪みを抱えながらも、ぶつかり合うことでカップルとして進化を遂げています。感情で踊るタイプのダンサー。

・花岡 雫(はなおか しずく)
多々良の中学での同級生。アマチュア選手。多々良の憧れの人。多々良と同い年ながら現アマチュアチャンピオンであり、既に実力はプロ級 。兵藤清春とは互いの祖父繋がりで5歳のときからパートナーを組んでいます。プロになることを目標にしており、将来は兵藤と一緒に海外留学を予定。

・仙石 要(せんごく かなめ)
現役のプロダンサー。パートナーは本郷千鶴。日本で唯一の世界レベルの選手。身長は190cmを超える日本人離れした体格。強引で荒っぽいSっ気のある性格。多々良が社交ダンスを始めるきっかけを作った人物です。アマ時代には10ダンスで世界ファイナリストにもなった実力者。

・兵藤 清春(ひょうどう きよはる)
多々良と同年代のアマチュアダンサー。雫のパートナーで現アマチュアチャンピオン。国内アマ試合ではほぼ敵なしの天才で。天才的な技術だけではなく、39度の熱を出していても、足を怪我した状態であろうと、周囲に気取られることなく踊り切るタフな精神力を持っています。

・緋山 千夏(ひやま ちなつ)
多々良の高校でのクラスメイトで競技ダンスのパートナー。気が強くひねくれた性格。多々良が社交ダンスをやってることに対して「だっさ」と吐き捨てていましたが、実は経験者でダンス好き。ただ、中学では女同士のカップルでリード(男)役を務めていたことから、フォロー(女)は苦手。相性の悪い多々良とは度々衝突していますが、自分と本気で向き合ってるくれる多々良とのカップルがラストチャンスとも考えています。



【eBookJapan】 ボールルームへようこそ 登録不要で試し読みできます


感想・見所

夢も目標も何ひとつ持っていなかった少年が、自分を変えるために競技ダンスの世界に飛び込み、自身のパートナーと共にライバルたちと競い合う中で、秘めた才能を開花させていき、世界最高峰の舞台へ駆け上がっていく物語。
「社交ダンス・競技ダンス」をテーマにしたダンススポーツ青春漫画。まずはとりあえず、連載再開に感謝感謝。確か2015年11号あたりから長期休載に入り、このまま打ち切りもありえるかと心配してたんですが、2017年2月号でめでたく連載再開されましたね。体調不良と療養のためだったことも明らかになり、回復されたようでなによりです。
2017年夏にアニメ放送も開始されるとのことですが、この件に関しては期待3割、不安7割といった感じ。正直、この作品をアニメで映像化するのは厳しいのではないかと思っています。アニメーターの方々、過酷そうですけど大丈夫なんでしょうか・・・。

ダンスを扱った作品というのはそれほど多く読んでるわけではありませんが、最近は今回紹介させていただく『ボールルームへようこそ』だけでなく、週刊少年ジャンプさんからも『背すじをピン! と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』という面白い作品も出てましたね。どちらも面白いですけど『背すじをピン! と〜』の方がキャラデザも演出も少年漫画的な作風なので、若干読者年齢層も下がるのではないかと。
あと他に思い浮かぶのは、ガッツリダンスというわけではないけど『鉄楽レトラ』なんかも個人的に結構好きです。思春期の心理描写とフラメンコを上手く絡ませた良作でしたね。

ちなみに、私自身は社交ダンス、競技ダンスに限らず、今までの人生の中でほぼダンス経験はありません。なので楽しめるかどうかにダンス経験はあまり関係ないと思います。
社交ダンスというと、お上品で優雅、スローなテンポで楽しむ大人の趣味というイメージを持っていましたが、本作ではダンス技術を競い合う大会をメインにしているため、華やかではあっても登場人物たちの熱量が凄まじい作品。

「競技ダンス」という珍しいテーマを扱っていても作品内容自体に難しいことはなく、展開はシンプルで王道的なスポ根。物語開始時点では何の取り柄もなければ魅力も感じられないいじめられっ子の少年が、ひょんなことから今まで全く馴染みのなかった世界に足を踏み入れたことで、隠された才能を開花させていくというわかり易い展開。
ありがちではあるけど「スポーツもの」は王道だからこそ面白いところがあるジャンルだと思ってます。もちろんシンプルだからこその難しさもあるわけですが、この作品は主人公の成長段階、心理描写も丁寧に描き出し、パートナー関係、ライバル関係などの熱く少し複雑な人間関係を上手く絡めることでシンプルなストーリーにも深みが増し、読み進むにつれ読者を作品世界に引き込ませる力を持った凄味があります。

絵の上手さ、ダンス描写の見せ方、これに関しては文句のつけようがなく、見ていて痺れてしまうほど素晴らしかったです。上述でも述べましたけど熱量が他作品とは段違い。激しく、荒々しく、かと思えば優雅に、汗がほとばしり、躍動感も力強さも美しさも見事に表現され、踊れば踊れるほど熱量は増していきます。しなやかな女性の美しさ、力強い男性の逞しさ、両者の特徴がリードとフォローの関係によって一層際立って見えました。
普段の姿と綺麗に着飾った姿、そして競技中の姿、それぞれ全く異なる姿や表情をみせるギャップにやられそうになりますね。多々良は普段だいぶ抜けてる少し頼りない感じの少年ですが、衣装に袖を通した姿は凛々しく、舞台に上がれば感情剥き出す別人のようになりますね。
そして、なんといっても女性陣の美しさ、目を奪われるというのはこういうことを言うんだなと思い知らされた気分。いや、もう心まで奪われたかも。美しかったり、可愛かったり、艶やかだったりと、1人1人が場所やテーマを変えるごとに様々な表情を見せ、ちょっとした影響を受けることで印象をガラリと変えます。この女性陣の変身は卑怯なほど魅力的で、ものの見事にハートを鷲掴みされてしまいました。

ダンス描写だけではなく、登場人物たちの成長・変化・進化もこの作品の醍醐味ですね。新たな出会いによって多々良たちの成長は促され、成長は変化を生み出し、それを積み重ねることで進化を遂げていきます。
多々良がライバルやパートナーから影響を受けるだけではなく、多々良がその人たちに影響を与えることもあり、登場人物たちが互いに刺激を与え合い、異なるキャラ同士のぶつかり合いは時に化学反応をも生み出すことがあります。それらを生み出す人間関係もこの作品の注目ポイントですね。

ダンス漫画として、青春漫画として、最高に面白い漫画です。分かりやすくも引き込まれるストーリー、個性豊かなキャラクター、高い画力が生み出す目を釘付けにさせられるダンスバトル、全体的にとてもクオリティの高い作品だと思います。人気スポールである「野球」や「サッカー」をテーマにした作品にも負けない熱さがあり、それに加えて美しさも兼ね合わせています。
この作品を読んでるとダンスがカッコイイ、楽しそうと思わせてくれるので、もしかしたら踊り出したくなるかもしれません。部屋で踊りだして足をぶつけないように注意しましょう。社交ダンスに興味を持つきっかけにもなりえますね。
個人的に強くおすすめしたい作品、よければ読んでみてください。



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2017年02月03日

【とめはねっ!鈴里高校書道部】マンガ 感想&あらすじ 書道に打ち込む高校生たちの青春物語

週刊ヤングサンデー→ビッグコミックスピリッツ。2007年2号から2015年16号まで連載。全14巻
作者:河合克敏
他作品:モンキーターン



あらすじ

神奈川県鎌倉市のはずれにある私立鈴里(すずり)高校。この学校へ入学したカナダからの帰国子女である大江縁は、長年の海外暮らしにより日本語がまだ上手く話せないため、友だちが出来ず1人で過ごすことが多くなっていた。

ある日、先生に頼まれて書道教室へ荷物を運びに行った縁は、偶然中に居た女生徒の着替えを覗いてしまい、その弱みをネタに脅され、部員数不足で廃部危機にあった書道部へ半ば強制的に入部させられてしまう。

少し書道に興味を持ち始めた矢先、同じクラスの望月結希が男性生徒から強引に言い寄られている現場を目撃した縁は、ガラにもなく助けに入ろうとしたのだが、柔道の実力者であった彼女の背負い投げに巻き込まれ右腕を骨折してしまった。
部員獲得のチャンスと見た書道部の先輩たちは、縁のときと同様弱みというネタに携え柔道部へ乗り込んでしまい、元々責任感の強かった望月さんは掛け持ちで入部することになった。

こうして、愉快で迷惑な先輩たちに翻弄されながらも、奥深い書道の世界に惹かれた縁と望月さんは、仲間たちと共に高校書道最高峰の舞台「書の甲子園」への出展を目指し日々己の書と向き合う。

主要登場人物

・大江縁(おおえ ゆかり)
主人公。鈴里高校に通う1年生→2年生。小学2年生から鈴里高校に入学するまでカナダのプリンスエドワード島で暮らしていた帰国子女。日本の文化に疎く、日本語会話も多少苦手ではありますが、カナダ在住の頃から日本の祖母と頻繁に文通を交わしていたことで達筆な字が身に付いています。真面目で大人しい穏やかな性格をしていますが、負けず嫌いな一面もあります。眠たそうな目をしているため、ガチャピンに似ていると言われます。

・望月結希(もちづき ゆき)
ヒロイン。鈴里高校に通う1年生→2年生。柔道部と掛け持ちの臨時書道部員。容姿端麗ではあるものの、気が強くてガサツなため女性らしさは欠如。柔道部のホープでその実力は全国優勝するほどの逸材。女性らしい綺麗な字に憧れを持っています。同級生の縁にライバル心を抱いており、元々勝負事には熱くなる性格のため何かと張り合おうとしています。恋愛事には鈍感なので縁からの好意にも当然気づいてません。

・日野 ひろみ(ひの ひろみ)
鈴里高校に通う2年生→3年生。書道部部長。眼鏡をかけたツインテールの少女。真面目で優しく面倒見の良い性格。書道に関しては自分にも他人にも厳しく、その腕前は県内でも名が知られているほど優秀。見た目は瓜二つだけど性格は真逆な双子の妹がいます。根は乙女なので恋バナには目がないため、人の恋愛事に首を突っ込むこともしばしば。

・加茂 杏子(かも きょうこ)
鈴里高校に通う2年生→3年生。書道部副部長。背は175cmの長身でスタイル抜群。性格は男勝りがさつだが、恋愛には奥手な純情娘。中学生の頃はヤンキーとして名が知られており、腕っ節も強い。下着姿を見られたネタを使い縁を強引に入部させた張本人。当初は不真面目でしたが、後輩のがんばりに触発され真剣に取り組むようになりました。

・三輪 詩織(みわ しおり)
鈴里高校に通う2年生→3年生。書道部会計。端正な顔立ちをした美少女だが、悪知恵を働かせる腹黒い性格。廃部を回避するため縁や結希を入部させるための計画を立てた策士。加茂同様、後輩に触発されたことで真剣に書道へ打ち込むようになります。中学の時はおしゃれ系グループのリーダーとして現在は仲の良い加茂と対立関係でした。

・影山 智(かげやま さとる)
鈴里高校教諭。書道部顧問。専門は世界史。加茂や三輪から「ハゲ山」と馬鹿にされていたため部室には近づかないようになっていたが、縁たちが入部したことをきっかけに顧問として励むようになりました。中国史に関してはオタクレベルで詳しく、書道への造詣も深い。三国志愛読者。鵠沼書道部顧問の笠置奈津子に想いを寄せています。



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感想・見所

廃部寸前だった書道部に半ば強制的に入部させられた2人の新入生を中心に、学び成長する中で書の世界の奥深さを知ると共に、大きな目標に向け日々書道に励む高校生たちの姿を描いた物語。
高校書道部の活動を描いた青春漫画。著者は『モンキーターン』『帯をギュッとね!』で有名な河合克敏さん。書道監修には大河ドラマ『天地人』を始め、数々の題字やデザインロゴ手掛けている書道家の武田双雲さんが担当しています。2010年には同タイトルでドラマ化もされました。

書道をメインの題材に据えた珍しい作品。書を学びながらじっくり読むこともできれば、学園コメディとして軽く読むこともできる内容になってます。
『書道』は言わずと知れた日本を代表する伝統文化なわけですが、現在ではそんな日本人にとっても馴染みが薄い分野になっていると思います。かくゆう私も学校の習字やお正月の書初めぐらいしか経験はなく、書道の教室や部活で学んだこともないため、基本中の基本をうろ覚えしてる程度の浅い知識しか持っていません。
この作品を通して書道が辿ってきた歴史、そして現在の伝統を重んじながらも時代と共に変化してきた形など、知らなかったことを数多く知ることができたのはとてもタメになりまりた。

書の世界というと馴染みない人にとってはお堅い印象を持たれやすいかもしれませんが、この作品は「書道ってなんですか?」みたいな人でも全然問題なく読めますので大丈夫です。むしろ、私のような書道初心者だからこそ楽しめる作品ではないかと思っています。
それはと言いますと、この作品のメインとなる2人も高校から書道を始めることになる初心者だからです。主人公は幼い頃から長く海外で暮らしていたため習字すら知らなかった帰国子女の少年、片やヒロインは柔道で全国に名を馳せているバリバリの体育会系女子。この2人の初心者を中心に話は進行されるので、同じように学び理解を深めながら読むことができます。

最初は「永字八法」という書の基本的な技法8種類が含まれているという「永」の一文字や、「一」と「十」をただひたすら繰り返し書くところから始まります。一見簡単そうに見える縦と横に一本ずつ線を引くだけという行為ではありますが、意外と上手く書けなかったりしますね。そんな基礎の部分から書道部の先輩や顧問の先生が丁寧に解りやすく教えてくれます。余白も字の一部であること、腕だけでなく体全体で書くことなど、知るとたまらなく書いてみたくなる衝動に駆られます。こんなふうに子供の頃教えてもらっていたら自分も書道に興味持ってたかも、なんて思ってしまいました。字を上手く書けるコツの教え方がとても優しくて上手いので、自分も書けるかもと思わせてくれるのは大きいですね。教科書としても使えるのではとさえ思ってます。
字を教えるとともに日本や中国に実在した書家や歴史も絡めており、たまに解説過多になってることもありますが、その中にもクスっと笑える小ネタを仕込んでいるので面白い。学ぶことが面白いと感じる日がくるとは、昔の自分からは想像も出来ませんね。

一枚、一文字に対して真摯に向き合う高校生の姿勢はかっこいいと思いました。「書の甲子園」という最高峰の舞台に出展する作品を書くため、壁にぶつかり苦悩しながら自分が何を書きたいものを見つけ出します。そこから何時間、ときには何日かけても納得いく1枚はなかなか生まれませんが、だからこそ苦悩を乗り越えて完成された1枚は見る者を感動させてくれまね。正直な話、ここまで感動できる漫画になるとは思っていませんでした。

作品の雰囲気は、解説が多いので若干硬い部分もありますが、全体的には軽めだとと思います。登場人物がクセの強いキャラクターばかりなのでノリは明るく、ところどころにギャグも被せられていて結構笑えますね。
学園青春漫画らしく恋愛や友情の要素もかなり強めに絡められており、読んでるとニヤニヤしてしまうこともしばしば。

楽しみながら学ぶこともできる良く出来た作品でしたね。大きな伏線もないため、深読みする必要なく楽な気分で読めるというのも良かったです。
書道というテーマの珍しさから手に取った作品ではありましたが、非常に面白かったです。真摯に取り組む高校生たちの姿勢、文字の美しさと迫力、さらに終盤に登場したある1枚の衝撃作品から、書道に持っていた地味なイメージを見事に覆してくれました。あの1枚はやばかった・・・。
笑いも感動もあり、楽しみながらタメにもなる作品ですので、よければ読んでみてください。自信を持っておすすめさせていただきます。



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2017年01月25日

【富士山さんは思春期】マンガ 感想&あらすじ 思春期の1ページを切り抜いた青春恋愛ストーリー

漫画アクション。2012年12月18日号から2016年1号まで連載。全8巻
作者:オジロマコト
他作品:猫のお寺の知恩さん



あらすじ

同年代の中では少し小柄な身長160cmの中学2年生、上場優一。ひょんなことから身長181cmの幼馴染、富士山牧央のことを異性として気になりはじめ、気持ちが昂ぶった勢いで思わず、

「俺たち、付き合わね?」と告白し、――「いいよ」という返事を貰った。

晴れて恋人同士になった富士山さんとカンバは、なぜか周囲にはバレないように振る舞いながら、連絡を取り合い2人だけの時間を過ごす。
神社でまったりデートしたり、夏祭りの屋台で遊んだり、花火を見ながらこっそり手を繋いだり、中学生らしい初々しい付き合いでゆっくり関係を育んでいく。

主要登場人物

・富士山 牧央
ヒロイン。三里第三中学校2年生。女子バレー部所属。身長181cm。家族や友人からは「牧」「牧ちゃん」と呼ばれています。身長に関して指摘されることぐらいは大して気にしませんが、男子生徒から執拗にからかわれた場合は厳しい鉄拳制裁をおみまいします。見た目に反して内面は子供っぽく無邪気なところもありますが、困ってる子を気遣う優しい性格の持ち主でもあります。小さい頃はいつもカンバと2人で遊んでいましたが、カンパが男友達とつるむようになってから距離が空き、そのことに少し寂しさを感じていたようです。


・上場 優一
主人公。三里第三中学校2年生。弱小男子バレー部所属。開始時の身長160cm。中学2年生の平均身長と比べると少し小柄。富士山さんからは「カンバ」という愛称で呼ばれています。富士山さんとは幼稚園の頃からの幼馴染という関係であり、着替えを偶然覗いてしまったことで異性として意識するようになり、カンバから交際を申し込みました。年相応に子供っぽいところもあり、いたずらをすることもありますが、からかわれたり、少し無防備なところもある恋人の富士山さんを気遣い守ろうとする男らしい一面もあります。交際を申し込んでokを貰っておきながら、周囲には秘密で付き合っていました。



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感想・見所

恋人になった幼馴染の身長181cmの少女と身長160cmの少年、思春期の可愛らしい距離感を保った日常と共に、交際を始めた中学生の初々しい清らかな恋愛を描いた物語。
中学生の身長差カップルの甘酸っぱい日常を描いている青春ラブコメディ漫画です。読み始めたきっかけは、確か1巻発売した頃にカワイイ富士山さんの表紙に惹かれて思わず手に取ったんだと思います。読んでるとちょっとこそばゆくなることもあるけどとても爽やかな作品です。

背のおっきい女の子、嫌いじゃない。むしろ結構好きかもしれません。今まで読んだ作品を思い返してみると、背の高いお気に入りキャラは多いですね。
例えば、「『エアマスター』の主人公・相川摩季」、「『ウィッチクラフトワークス』のヒロイン・火々里綾火」、「『ハル×キヨ』のヒロイン・宮本小春」、あと、「『魔法戦士リウイ』のジーニ」なんかも好きです。
アニメや漫画に出てくるヒロインは比較的小柄な子が多いように思えますが、大きい女の子もまた違った魅力がありますね。見た目はたくましそうに見えるんですけど、意外な弱い一面や乙女な一面を見つけると、個人的にはむしろ普通よりも守ってあげたい保護欲が増してしまいます。普段は目線が同じか少し高い女性が膝を屈めて少し上目づかいになってるときの姿、頭をちょっとぶつけてテレてる姿とか、すごいカワイイのではないかと強く主張したい。
ちょっと話が脱線しそうなので、そろそろ本編内容の感想書きます。

交際のきっかけは主人公ガンバが人気の女子の着替えを覗くために無茶をするという、思春期男子特有のバカ丸出しな行動から始まります。結局ガンバは目的を達成できなかったわけですが、その折に偶然目にしてしまった幼馴染の女の子・富士山さんの着替えが頭から離れなくなり、異性として強く意識するようになりました。
そして、身長をからかう相手には鉄拳での粛正を行っていた彼女に、通りすがりの子供が禁句の「大きい」を言ってしまい、マズイと思ったカンバは慌てて止めに入ろうとします。ですが、その子供に対して富士山さんは・・・、
「うん、大きいよ!」と優しい笑顔
普段とは違う天使のような彼女の笑顔を見たカンバは、「富士山、最高だぜ」と恋に堕ち、前のめりになった気持ちのまま告白し、あっさり「いいよ」という返事を貰えたことで中学生カップル誕生。交際がスタートしました。
気になり始めた理由はしょうもないのかもしれませんが、むしろ思春期の男子っぽくて現実的ではないかと思います。

思春期真っ只中の性に興味津々なお年頃である主人公・カンバの目線で物語は進行するため、若干のエロ描写はありますが、過度にはなっていないので作風はとても爽やかです。
メインの2人意外の登場人物も常識離れした突飛な設定をしたキャラは存在せず、とんでもない大事件が起こるわけでもなく、どこにでもいそうな中学生たちの等身大の青春を淡々と描いています。
恋人になった2人のやりとりを淡々と描いているだけなんですが、キラキラ輝いて眩しいです。テレながら手をこっそり握り合ったり、添い寝してドキドキしたり、机をくっつけて教科書を見せ合うだけで楽しくなったりと、見てるとこそばゆくなる描写も多いんですが、そんな純粋な恋愛はとても心地よい気分にもなるので心惹かれますね。ささいなことでドキドキ胸を高鳴らせていた時期、私にも確かにありました。

とにもかくにも富士山さんが可愛過ぎます。身長をからかう男子生徒には暴力も辞さない彼女ですが、実際はとても大らかで優しく、見た目に反して中身はとっても無邪気。無邪気ゆえにスキンシップが過剰になることもありますが、距離が近づきすぎてテレる表情もまた可愛い。
恋愛漫画なのにヒロイン富士山さんの「心の声」を使った心理描写がないのもこの作品の特徴。読者は富士山さんが今何を思っているのかは、心のセリフからではなく仕草と表情や様々な描写から読み取るしかありません。ですが、富士山さんはとても表情豊かな子として描かれており、さらに作者の見せ方も上手いので、想像でしかないことに変わりなくても手に取るように感情が伝わってきます。その1つ1つの仕草が本当に可愛い。

最終巻も素晴らしく、まさに青春の1ページを切り取った作品になりましたね。卒業まで見たかったという気持ちも全くないとは言いませんが、純粋に物事を捉えられていた一瞬のみに焦点を当てていたのはむしろこの作品らしいです。
初々しい2人の気恥ずかしさを伺える恋愛とともに、身長差から見せるドキドキなシチュエーションも良かったです。橋の上でカンバが段差を利用して目線を合わせながらの抱擁、雨の日に背の低いカンバの方が傘を差し出すなど、セリフを少なく、あるいは全く無言で絵を中心に見せるそれらの描写は見事な表現でした。
青春時代に戻ったかのような雰囲気を味わえ、思春期の独特な空気感に包んでくれる作品。読後感も心地よい気分にさせてもらえるので、よけらば読んでみてください。おすすめします。



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2016年11月10日

漫画『銀のスプーン』1巻の感想とあらすじ

『銀のスプーン』1巻の感想。


銀のスプーン
著者:小沢 真理
掲載:KCデラックス Kiss
1巻発売日:2011年2月10日

大学受験を控えた高校3年生の早川律。父の3回忌の日、咳き込む母は心配して寄り添う律に「心配性ね」と笑いかけていたが、それから1週間後に検査入院することになった。当初は1週間の予定だった入院生活は長引くことになり、退院の日まで、弟の調、妹の奏の食事などの面倒を始め、家の切り盛りを任されることになった。台所に立ったことはほとんどなかった律だったが、自分の作った料理を美味しそうに食べてくれる調と奏の笑顔にはまり、料理がどんどん好きになり普段からレシピを考えるようになった。そんな中、京都の大学を目指していた律は、突然受験をやめると言い出す。

入院した母に代わって弟と妹の面倒をみることになった高校生のお兄ちゃんが、美味しそうに食べてくれる2人の笑顔から料理にハマり、いろいろな想いや悩みを抱える家族と食卓を囲むおいしくて温かい家族の物語。
主に早川家で起こる様々な出来事を描いたハートフルな家族ドラマ。あと、律の作る料理を描いたグルメ漫画です。

家族に早川一族の至宝・奇跡とまで言わしめる高校3年生の早川律は、整った顔立ちのイケメン、スラっとしたスタイル、頭も良く、スポーツも得意、家族思いの優しい性格というパーフェクトすぎる王子様みたいな男子です。律には嫌味なところが全くなく、家族のために頑張る姿はとても好感持てますね。
こんな優しく頼りになる兄がいたらいいなと思う反面、比べられたらそれはそれでプレッシャーになるから嫌だなとも思いますね。とはいえ、やはり良いお兄ちゃんなのは確かですね。友達の誘いも断り、予備校も辞め、母に代わり努めている弟と妹の世話を不満も文句も言わず、それどころか自分の作った料理を食べて笑顔になってくれたことに喜びを感じ、一層前向きに楽しんで勤しんでいます。

律だけでなく早川家の人達は皆家族思いなので温かい家庭ですね。
女手ひとつで律たちを育ててきた母親は見た目平凡だけど言葉にも雰囲気にも温かみがあり、子供達の選んだ道は尊重し信じて応援していこうという思いが伺えます。ただ、病気が気になりますね。あまり重いものでなければいいんですけど。
アイドル志望の妹・奏は分かり易いお兄ちゃん大好きっ子でした。小学生というこもあってまだまだ甘えたがりなお年頃。家が貧乏ならアイドルになって私が助けるという思いから、めかしこんでスカウトされに行く姿は健気で可愛らしい。
中学生になった弟の調は奏とよく喧嘩してますけど素直で思いやりもある子ですね。律が作った野菜とチーズのケーキを食べたときの表情良いですね。確かに自分の作った料理であんな表情されたら料理にハマるかも。

母が入院したという大きな出来事はありましたが、それ以外は特に大きな波はなく、進路や夢や悩み、学校での出来事・人間関係を描いてますね。メインは早川一家のやりとりです。
律に憧れを持つ漫画家志望の女の子にアドバイスをもらいながら料理に取り組み、母が書き綴っていた料理レシピから早川家の味を再現していくようになります。
この律に憧れている素朴な女子高生・夕子は、彼とのやりとりに対して「これが(少女漫画的に)有名な・・・」と夢心地な気分に陥るなど、面白くて良いキャラでしたね。彼女がヒロインになるのかな?
明るい話ばかりではなく、少し暗い影を落とすこともあるんですが、律1人で、あるいは調や奏と一緒に仲良く料理をする姿、そして皆で楽しく食卓を囲む姿を描くことで和らげ、温かい気持ちにさせてくれます。

話の内容は分かりやすく、柔らかい線で描かれた絵には優しさがあり、内容だけでなく出てくる登場人物からも温か味を感じられました。
出てくる料理はどれも美味しそうな上、誰かのために作ること、一緒に作って食べることの楽しさが強く伝わってきました。ありがたいことに出てきた料理のレシピが巻末に載っています。家庭料理なので作りやすそうです。
気になるのは何か律に関して秘密にされていることがあるようで、なんとなく予想はできますが、はたして・・・。
こういう温か味があり、1ページ1ページゆっくり読みたいと思わせてくれる作品は好きですね。今まで読んでいなかったことに少し後悔。律たちの恋愛話なんかも絡んでくるでしょうから今後の展開は楽しみですね。

銀のスプーン(1) (KCデラックス Kiss)

小沢 真理 講談社 2011-02-10
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2016年10月19日

【BE BLUES!〜青になれ〜】マンガ 感想&あらすじ 心振るわせる熱きサッカー漫画

週刊少年サンデー。2011年9号から連載中。既刊24巻
著者:田中モトユキ
他作品:リベロ革命!!



あらすじ・概要

将来、サッカーで日本代表選手になることを夢見ている少年・一条龍。「オレの計画!!」というノートに記した18歳での代表入り(A代表)を目指し、目前に控えた全日本少年サッカー大会で優勝するため、幼馴染の双子兄妹・優人と優希と一緒に日々練習に励んでいた。
県内でも天才と呼び声高い龍は、ユースのスカウトからも注目され、将来を有望視されている選手。しかし、全国行きを決めた試合の帰り道、車に轢かれそうになった優人を助けたのだが、その勢いで階段から転落してしまい、サッカーどころか普通の生活を送ることすら困難な大怪我を負ってしまった。
しかし、そんな状態でも夢をあきらめることをしなかった龍は、それから2年間にも及ぶ過酷なリハビリ生活を乗り越え、長いブランクとハンデを抱えながらピッチに舞い戻り、再び代表を目指すサッカー人生を歩み始めるのだった。

主要登場人物

・一条 龍
主人公。小学生のときは天才と評されていたサッカー少年。夢は日本代表。困難を跳ね除ける強靭なメンタルの持ち主。全国行きを決めた当日、そしてユース入りも決まった翌日、選手生命を脅かす大怪我を負ってしまいました。夢を諦めず2年間のリハビリ生活を乗り越えて中学の部活でサッカーに復帰。恋愛に関しては鈍感。

・青梅 優希
ヒロイン。龍の幼馴染、優人の双子の妹。気が強くて明るい性格。小学生のときは選手としてプレイしていたが、龍が怪我した後は選手から離れてリハビリをサポートをするために彼を支えていました。中学を経て、高校でも彼のサポートをするためにメネージャーになることを選びます。龍に対して恋心を抱いています。

・青梅 優人
龍の幼馴染、優希の双子の兄。妹の優希と比べておとなしく控えめな性格をしています。龍を怪我させてしまったことに負い目を感じていましたが、彼から励ましの言葉を受け取ったことでサッカーを続けることを決意。中学、高校共に龍と同じ学校に進み、サイドバックとしてチームを支えていきます。

・滝沢 アンナ
ヒロインその2。コヴァッチの孫娘。フィギュアスケート選手。十字靭帯を損傷したことで悲嘆に暮れ、そのときに龍と出会いました。リハビリを乗り越え必死にサッカーと向き合う彼の姿が励みになり、リハビリを積極的に取り組むようになります。そのことがきっかけで、龍に想いを寄せるようになりました。

・ミルコ・コヴァッチ
アンナの祖父。元ユーゴスラビア代表監督。選手時代は各国でプレーしており、その経験から語学も堪能です。当時小学生だった龍のプレーをたまたま目撃したことで興味を持ち、アンナの入院した病院で再会し、その後は度々サッカーのアドバイスを与えてくれます。後に武蒼サッカー部の監督を務めることに。



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感想

サッカーを愛し、サッカーに愛された少年の、苦難に阻まれてもめげることなく、夢に向かって突き進む姿を描いた物語。選手生命を危ぶまれるほどの大怪我を負った天才サッカー少年の復活劇であり、チームメイトとの絆を深めて共に成長していく姿を描いた青春物語でもあり、さらに日本代表という確固たる目標を目指して奮闘する熱血モノでもあります。
元々私がサッカー好きということもあって、これまでサッカー漫画は多く読んでいますが、個人的には現在連載されてる中ではトップ3には入るぐらい好きな作品です。

ストーリーを現時点で大きく分けると、小学生編・中学生編・高校生編の3編。
小学生編では龍が溢れる才能をいかんなく発揮する姿が描かれていて、天才と呼ばれるにふさわしい活躍をしていました。1巻読んだときは、最初からこんなに出来上がってる人物を主人公に据えてこの後どう盛り上げるんだろうと不安に思いもしましたが、全国行きとクラブユース入りが決まってこれからという矢先に大怪我です。
天才が怪我からの復帰という演出は予想の1つとしてはありました。ただ、それが予想を遥かに超える大怪我だったことに唖然・・・。階段から転落した直後の姿、病院のベッドで全身を包帯に巻かれていた姿、くやし涙を流す姿はあまりにも痛ましく、さすがに見ていてかなり辛かったです。

大怪我を負っても諦めないと決意し、復帰試合で怪我を思わせない大活躍・・・なんていう安易な復活劇にしなかったところも良かったです。そんな安っぽいドラマ展開になってたら私は読むのやめてたかもしれません。
小学6年、中学1年、伸び盛りであろう一般的にゴールデンエイジと呼ばれる大切な時期を、主人公はリハビリに費やすことになり、大きなブランクとハンデを抱えての部活動復帰。中学編冒頭ではやっと杖なしで歩けるようになり、復帰したサッカー部は弱小にもかかわらず練習についていくのも困難な状態。
身体の成長期に怪我を負ったことで感覚にズレが生じ、今までのようにボールを操れなくなっていました。それは、いかに苦しいリハビリを乗り越えた強靭なメンタルの持ち主でも、挫折にも繋がりかねない辛すぎることだと思います。それが才能に溢れていた人なら尚の事。でも、彼はすごい考えたんでしょうね。今の状態で出来るベストは何なのかを模索し、華麗なプレイは出来なくなっても泥くさく喰らいつき、新たな道を見つけて歩み始めます。

元々強靭なメンタルを持ってた子なんですけど、あの事故がきっかけでさらに磨きがかかったんじゃないかと思います。
周りをワクワクさせて奮い立たせること自体は怪我をした前も後も変わりませんね。天才と呼ばれた華麗なテクニックは見る影もありませんが、どん底から這い上がる姿には胸が熱くなりました。

中学生編では龍の復帰してからの苦難を描き、今まで適当にサッカーをしていた部員たちが、彼に触発されて本気になっていくという流れですね。ここからの試合描写はとにかく見る者の心を熱くさせるだけではなく、涙してしまう感動もあるので必見。この章で第2のヒロインであるアンナも登場したことで、色んな意味でさらに作品が鮮やかに彩られていきます。
高校生編では双子と一緒にサッカー強豪高・武蒼に入学し、これまでライバルとして戦ってきた人物が仲間になったり、個性溢れる新キャラも多数登場してさらに面白さが増してきます。勇希も龍を異性として強く意識するようになりそうですし、そこにアンナも加わるため、さてどうなることかとニヤつきが抑えられません。

サッカー描写は鋭角に落ちるドライブなシュートを撃ったり、GKやDFを吹き飛ばしてしまうシュートを撃つなんていうファンタジーはなく、リアリティを重視した緻密で丁寧なサッカーが描かれています。まあ、見る人によっては地味に感じてしまう人もいるかも。
サッカー戦術について頻繁に語られていますが、それほどくどい解説ではなく、説明相手が素人であることが多いので、わかりやすい解説になっていたと思います。監督が外国人ということもあって、今の日本サッカーに不足している要素を指摘することもあり、それが結構納得できるのも良かったです。

最初これを読んだときにはもう18巻まで出てたんですが、読み始めたら飽きるどころか読む手が止まらなくなり、続きが気になって即効読み終えていました。
とにかく熱い漫画です。どれだけ辛く苦しい状況に陥ろうと、立ち塞がる壁を撃ち破って突き進む主人公に熱くされ、そんな彼を信じて支え応援する周囲の人達の姿に胸が震えます。今ではむしろ珍しくなった少年誌における「友情・努力・勝利」の3要素をいかんなく発揮している作品です。ただ根性で突き進むのではなく、しっかりとした根拠や理論に基づいているから説得力もあったと思います。
サッカーが好きな人、熱血モノを読みたい人、そんな人達には特に自信を持っておすすめできますので、よければ読んでみてください。



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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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