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2017年12月26日

漫画『イサック』1巻の感想とあらすじ 傭兵となって三十年戦争に参加した日本人スナイパーの活躍を描いた戦場活劇

『イサック』1巻の感想。


イサック
原作:真刈信二 /漫画:DOUBLE-S
掲載:月刊アフタヌーン
1巻発売日:2017年7月21日


あらすじ・概要

西暦1620年、ドイツ南西部にて。このころヨーロッパは厳しい寒冷化に見舞われ、そのうえ後に三十年戦争と呼ばれる長き戦いの最中にあり、人々は厳しい災禍に見舞われていた。
プロテスタント側であるプファルツ選帝侯領に、今まさにスペイン軍九千の脅威が迫ろうとしていたこの時、オランダから一人の男が援軍としてやってきた。その傭兵とは、「イサック」と名乗る日本人の男。
大阪夏の陣が終結した後、多くの日本人は様々な理由から海を渡ることになる。彼もその一人であり、殺された鍛冶の師である親方の仇討ちをするため、奪われたモノを取り返すため、日本の平戸からはるばる海を渡ってこの地までやってきた。元々100人いた傭兵はスペイン軍の規模を聞いてみな逃げ出したが、イサックは親方への恩を、オランダへの「恩」を胸に刻み、たった一人の援軍として戦場へ赴く。
この時、この場所から、一人の日本人が過酷な使命を果たすための、神聖ローマ帝国を舞台にした孤独な戦いを開始する――。

親方の仇を討つため欧州へ渡ったひとりの日本人男性が、後に三十年戦争と呼ばれる過酷な戦いに傭兵として身を投じ、火縄銃と日本刀を用いてを戦場を圧倒していく物語。
スペクタクル戦場活劇。帯での謳い文句は「日本の火縄銃が、神聖ローマ帝国の戦場を圧倒する!」。月刊漫画雑誌「月刊アフタヌーン」の2017年3月号にて連載開始。
原作は代表作に『勇午』を持つ漫画原作者の真刈 信二(まがり しんじ)先生。漫画担当は『死がふたりを分かつまで』で知られる漫画家・DOUBLE-S先生。

紹介・感想

歴史スペクタクルといえば、壮大かつ迫力ある戦闘シーンや、ドラマチックな人間模様が醍醐味。あと、その時代の人物や事件を知るきっかけにもなります。
観ると魂を激しく奮わされることから、『グラディエーター』や『トロイ』、『ジャンヌ・ダルク』などの名作と呼ばれる映画も数多く存在してますね。
中でも、私は『ブレイブハート』というメル・ギブソン主演の“ウィリアム・ウォレス”をモデルにした映画が大好きでして、もし自分の中で映画ランキングを作るとしたら、間違いなくトップ3には入ってくる傑作。特にあのラストの感動は何度観ても全く色褪せません。面白いので是非観て欲しいです。

まあ、映画のことはこの辺にしておいて、本日はそんな歴史スペクタクル系の漫画『イサック』を紹介させていただきます。

まずは大まかな内容の説明を。舞台となるのは、神聖ローマ帝国の「三十年戦争」真っ只中にあった、1620年のドイツ南西部(日本だと大阪夏の陣が終結してから5年後くらい)。
殺された恩人の仇討ちをするため、はるばる日本からこの地へ渡ってきた男性が、傭兵となって三十年戦争に参加し、日本人としての心と武を持って戦場を圧倒していくお話。

戦乱歴史活劇です。大阪夏の陣の後さまざまな理由から日本人が海を渡ったという史実エピソードを背景に、神聖ローマ帝国の「三十年戦争」を題材とし、傭兵となった一人の日本人の活躍を描いている作品。

「三十年戦争」を簡単に説明させていただきますと、「神聖ローマ帝国で起こったカトリック側とプロテスタント側の衝突を端に発し、それが次第に覇権闘争の側面が色濃くなっていき、遂にヨーロッパ中を巻き込んでしまった大規模な国際紛争」。

主人公は日本人の傭兵・イサック。後ろで一括りにした長髪と、ナイフで切ったような切れ長の眼が特徴の男性。日本式の鎧を身に纏い、腰には刀を差していますが、主に扱う得物は長い銃身の火縄銃。イサックは正確無比な遠距離射撃を得意とする「銃士」です。

イサックがヨーロッパへ渡った理由は仇討ち。彼が扱う銃を製作した親方でもある恩人を、ある男に殺され、その仇討ちと奪われた何かを取り返すためにオランダへやって来ました。
そして、親方への「恩」と、戦場へ連れてきたくれたオランダへの「恩」に報いるため、たった一人の援軍として赴いたのは、スペインの大軍が押し寄せようとしていたプロテスタント側のプファルツ選帝侯領・フックスブルク城。
その道すがら暴漢に襲われていた少女・ゼッタを助けていますけど、この子がヒロイン的な存在になるのかな?

フリードリヒ五世の弟・ハインリッヒが守るフックスブルク城は小さな城なのですが、ここを落とされてしまうとドイツのプロテスタントが孤立してしまうため、まさに最後の砦とも言える重要拠点。
そして、その城を落とそうと9000のスペイン軍を率いてやってきたのは、城攻めの名人であるかの有名なスピノラ将軍。さらに後方には、ハプスブルク家のアルフォンソ王子が率いる万を超える大軍勢まで待ち構えているという絶望感。

そんな状況を、恩と仇討ちのために戦う寡黙なスナイパーであるイサックが、当時ではありえない長距離からの狙撃によって、戦況を一変させていくという痛快さが見どころ。
既に陥落寸前なフックスブルク城に対して、万を超える軍勢で攻め寄せようとしている圧倒的有利なスペイン軍。イサックはこの事態にどう立ち向かっていくのか。

最後にいろいろ

ということで、日本からヨーロッパへ渡り、三十年戦争に参加した日本人スナイパーの活躍を描いた漫画『イサック』1巻の紹介でした。
面白い、そしてカッコイイ。たった一人の援軍が、たった一発の銃弾によって、絶体絶命の窮地を救う。こんなの熱くなるなと言うのが無理な話。故郷から遠く離れた地に来ようとも、どのような状況に晒されようとも、日本で培った精神を貫き、恩と仇のため、火縄銃と日本刀を持って敵に立ち向かう主人公。シビレますね。
絵は『死がふたりを分かつまで』でも作画を担当されていた方だったので、そこに関しては特に心配はありませんでしたけど、改めて素晴らしい画力だなと感嘆です。人物、背景、戦闘シーンはもちろんのこと、描くのが面倒くさそうなシーンでも手抜きがなく、一貫して丁寧な作画だったので好感も持てましたね。
おおまかな流れは史実に沿う形になるのでしょうけど、そこでイサックという日本人をどう関わらせていくのか、どのような活躍を見せていくのかはとても楽しみ。イサックのこれまでの背景や、仇であるロレンツォという男のこと、あと奪われた物とは何なのかも気になるところです。何となく予想はできますけど。
骨太なストーリー、魅力あるキャラクター、文句なしに上手い絵、全体的にとても完成度の高い作品だと思います。今後の展開にも期待が持てそうです。

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2017年12月19日

漫画『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』1巻の感想とあらすじ 脳筋魔法使いと変人パーティが織り成す脱力系コメディ

『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』1巻の感想。



杖ペチ魔法使い♀の冒険の書
著者:あわ箱
掲載:週刊少年マガジン
1巻発売日:2017年10月17日

あらすじ

父は伝説の戦士、母は最強の武闘家、そんな超エリートな両親を持つ14歳の少女・マオが目指すのは、父にも母にも負けない世界一の魔法使いになること。しかし、可憐でかわいい魔法使いに憧れるマオのステータスは――[力:999][かしこさ:3][MP:0]――超脳筋だった。
両親の遺伝子を見事に受け継いでいながら、かわいくない筋肉系職業には絶対なりたくないマオ。共に冒険する素敵な勇者との出会いを夢見ていた彼女の前に現れたのは、オーラゼロ、ステータスは平均以下、スライムにさえやられてしまう史上最弱の勇者・イサム。
運命の出会いを果たした魔法が使えない魔法使いと、地味で平凡な最弱勇者。共に歩んで行くことを決めた2人は、冒険のため仲間を集め出すも、変人のパーティに集まってくるのはやっぱり変人ばかり。こうして、マジカルの欠片もないフィジカル最強のマオは、仲間になった勇者たちと一緒に、破壊と後悔まみれの冒険を始めた。

魔力の欠片もない物理系魔法使いの少女が、平凡で最弱な勇者をはじめとした変人パーティメンバーと共に、破壊だらけの冒険という名の珍道中を繰り広げる物語。
超脳筋系魔女っ娘コメディ。帯での謳い文句は「マオ14歳♀。かわいい魔法使いになりたいのに・・・。」。週刊漫画雑誌「週刊少年マガジン」の2017年24号にて連載開始。
作者は過去作に『浪漫三重奏』や『金田一少年の1泊2日小旅行』を持つ漫画家・あわ箱(あわばこ)先生。

紹介・感想

今年も残すところあと僅かになってきました。イベント事が多い年末ということもあって、みなさんお忙しい日々をお過ごしのことと思われます。私もちょっと疲れが溜まってきたかなと。
こういうときは何でもいいので気晴らしが必要です。私の場合はもちろん大好きな漫画やアニメ。ときどきペットショップにも行ってみたり。ちょっとしたリフレッシュにはホント助かってます。
疲れてるときといえば、定番の癒し系もいいですけど、気分転換ならクスっと笑えるコメディも最適だと思います。頭使わず読めますし、イイ感じに力が抜けますからね。

本日紹介させていただく漫画、『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』も気楽に読める内容ですので、忙しいとき、疲れてるときにこそうってつけの作品になってます。

内容は、魔力ゼロなのに可憐な魔法使いを目指す超脳筋娘が、村人Aみたいな勇者と、真面目な遊び人、変態僧侶女とパーティを組み、魔王討伐の旅に出発し、行く先々で破壊を繰り返すお話。
剣と魔法のRPG風世界観を舞台にした脱力系ファンタジーコメディ。タイトルは一応「杖ペチ」ってことになってますけど、どう見ても鉄拳粉砕とでも変えた方が正しいような気が・・・。

ヒロインは14歳の魔法使い(♀)・マオ。父は伝説の戦士、母は最強の武闘家という、超エリートたちから産まれたサラブレッド少女です。いずれは冒険に旅立って両親にも負けない世界一の魔法使いになりたいと考えています。そんな魔法使いマオのLv.1での初期ステータスはというと、、

HP:25
MP:0
『ちから:999』
まもり:28
かしこさ:3
・・・etc


まごうことなき脳筋。前衛職であった両親の遺伝子を見事なまでに受け継いだわけなのですが、偏り過ぎにもにもほどがある一点突出のステータスですね。両親もおバカなのでしょうか?
普通に考えたら戦士になるのが無難なところ。間違っても、魔法が使えない時点で魔法使いを目指そうとは考えません。ですが、脳筋でも心はかなりの乙女だったマオは、筋肉系への拒否感が強く、可憐でかわいい魔法使いに強い憧れを持ち、カッコイイ勇者との冒険の日々を夢見ています。

で、彼女は冒険のためパーティを組むことになるのですが・・・・まさに類は友を呼ぶかのごとく、仲間になるのはどいつもこいつもおかしな奴ばかり。
まず最初に出会ったのは、天に選ばれしレア職である「勇者」イサム(♂)。しかし、モブ並にオーラは無く、ステータスは全体的に平凡(かしこさだけ低い)で、ソロだとスライムにもやられてしまう頼りない勇者。ただ、人柄だけはとても良く、勇者っぽいカッコイイセリフもよく言います。

そんな勇者が連れてきた仲間は、なぜか戦闘ではあまり使えない「遊び人」のユウ(♂)。遊び人はパーティを盛り上げる役割にも関わらず、ユウはガラが悪く、笑顔は全く見せず、冗談が通じない真面目な性格。ただしとっても親切。
さらにそこへ加わったのは、一見まともそうな「僧侶」のセイラ(♀)。当然まともなわけもなく、簡単に言ってしまえば、「このすば」に出てくるくっころ女騎士と同類の性癖を持つ、ドMな変態女です。あと、いつもふざけてます。

もうなんと言っていいのか分からないダメパーティなのですが、一応魔王討伐を目的に冒険を開始しました。と言ってもモンスターとの迫力ある戦闘シーンなんてものは皆無です。なっても魔法使いが物理攻撃で瞬殺してしまいますから。
基本的にはマオをはじめとした変人キャラクターたちによる掛け合いがメインですね。マオが勇者と買い物に行ったらなぜか戦士装備が揃っていたり、勇者がスライム一匹と激闘(?)を繰り広げたり、遊び人に真面目にやれと注意されたり、セクハラ問題でパーティが目も当てられない状態になったりと、このようなぬるい試練が次から次へと襲いかかってきます。

締めにだらっと

ということで、魔法が使えないフィジカル最強の魔法使いが、おかしな仲間たちと共にぐだぐだな冒険を繰り広げるコメディ漫画『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』一巻の紹介でした。
全っっっく頭を使う必要なくだらっと力を抜いて読むことができます。爆発的な面白さがあるわけではありませんけど、シリアス要素は毛ほども無く、クスっと笑える軽めのギャグと、ファンタジー世界でのおだやかな日常を見るだけですので、イイ感じに脱力させてもらえます。
メインの四人は、能力的にも性格的にも明らかに職業選択ミスしてるとはいえ、そのミスマッチさとバカっぽさは面白くもあります。こんなパーティが果たして魔王と対峙する日が来るのかは甚だ疑問ではありますが、この流れだとまともな魔王を期待しないほうがいいかもしれませんね。
可愛い系の絵柄もこのゆるい作風とマッチしていたと思います。まったり笑わせてくれる内容を、一話完結で描かれてるので、ちょっと時間が出来たときに気分転換がてら読むのに適している漫画です。続きも期待。

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2017年12月15日

漫画『4分間のマリーゴールド』1巻の感想とあらすじ 死の運命が視える救命士の切ない愛の物語を綴ったヒューマンドラマ

『4分間のマリーゴールド』1巻の感想。


4分間のマリーゴールド
著者:キリエ
掲載:週刊ビッグコミックスピリッツ
1巻発売日:2017年8月10日


あらすじ・概要

1秒で1年分、この女(ヒト)を愛そう――。
救命士になったばかりの青年・花巻みこと(はなまき みこと)。9歳のときに父が再婚したことで、母と3人の兄弟ができ、憧れていたにぎやかな食卓が実現するも、その後すぐに父は亡くなってしまった。しかし、血は繋がっていなくても、母も、兄も弟も、そして姉も、みんな大切な家族。
みことは救命士になって人の生死にふれてきたことで、自分には特殊な能力があることに気づく。それは、人の“死ぬ運命”が視えてしまう能力。しかし、手を重ねた相手の最期の姿を視ることはできても、その運命はどんなに手を尽くしても回避することはできず、かならず現実になってしまう。
視ることはできても、抗う術を見つけられず、誰の命も救えない己の無力さに嘆くみこと。運命を変えることはできない。それがたとえ、自分にとってどれだけ大切な相手だとしても・・・。
みことにとって最愛の義姉・沙羅(さら)。画家を生業とする愛する彼女は、今から1年後、365日後、8760時間後、たった3153万6000秒後、27歳の誕生日にこの世を去る。

人の死の運命を視ることができる救命士の青年が、最愛の義姉に残された命があと一年しかないことを知り、キセキを祈るように寄り添い彼女を見守り続ける愛の物語。
「救命医療」×「純愛ストーリー」。帯での謳い文句は「義姉・沙羅の命はあと365日」「泣きたいあなたにこのマンガを薦めます」。週刊漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の2017年25号にて連載開始。
作者は「第74回小学館新人コミック大賞」の青年部門で、大賞を受賞した姉妹2人組の漫画家・キリエ先生。

紹介・感想

感動したときや、悲しくなったとき、人は涙を流しやすくなりますね。でも、別にそのような感情に浸っていなくても、なんか霧消に泣きたくなってしまうことありません?
どうも人間というのは、ストレスを発散せずに溜め込んでしまうと、泣きたくなってしまうように出来てるらしいです。なので、泣きたいときは我慢しないで思いっきり泣いてしまい、スッキリさせた方がリラックスできるので、体にも心にも良いとのこと。
私は涙脆くても人前で泣くなんてのは絶対にイヤな人間なので、そんなときには漫画でも小説でも映画でも、泣ける作品の力にあやかり、ひっどい顔で一人号泣することもしばしば。
涙を誘う作品といえば、『四月は君の嘘』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』あたりが一般的には有名ですね。個人的には『1/11じゅういちぶんのいち』もおすすめ。

ということで本日は、泣けるかどうかは分かりませんが、切なさが心に響く漫画『4分間のマリーゴールド』を紹介させていただきます。

簡単に説明しますと、手を重ねた相手の死の運命が視えてしまう救命士の主人公は、最愛の人の命があと僅か一年しかないことを知ってしまいます。そんな彼が、運命を覆せない己の無力さに苦悩し、それでも奇跡を起こすため懸命に手立てを模索しながら、不安と恐怖を抱きつつも愛しい彼女に寄り添い続けるお話。

切なくも美しい“愛の物語”を紡いだヒューマンドラマです。
とにかく切ない作品。胸を締め付けられる気分になりますが、その結末が非常に気になってしまう物語です。

主人公は救命士になった青年・花巻みこと(はなまき みこと)。9歳のときに父親が再婚したことによって、母、兄、姉、弟が出来るも、父はそれからしばらくして他界。母親もフリーカメラマンで不在がちでしたが、兄弟は血の繋がりはなくても仲が良く、それなりに幸せな日々を送っていました。

子供の頃からみことは、人と手を重ねると妙なビジョンを視ることがありました。当時はその意味を知ることはありませんでしたが、救命士になって多くの死に触れたことで、それはその相手の「最期の姿」だということに気づきます。つまり、みことは手を重ねた相手の「死の運命」が視える特殊な能力持ち。
そして、さらに気づくわけです。子供のときに見たある人の命があとたったの1年しかないことに。その相手というのは、マリーゴールドの花が好きな義理の姉・沙羅(さら)
沙羅はみことにとって、大切な家族であるのと同時に、一人の女性としても愛してしまった相手。その彼女が、365日後の27歳の誕生日にこの世を去ってしまう。

当然何もせずにいられるわけがありません。救命の仕事をするなかで、患者の死の運命を回避するため奮闘したようです。しかし、どれだけ手を尽くし、最善の処置を施そうとも、未だに一人たりとも運命を変えることは出来ていません
知っているのに誰も救うことが出来ない無力さに苦悩し続けるみこと。そして、事情は何も知らなくても、みことが苦しんでいることは察知し、彼を優しく抱きしめる沙羅。

そして、1巻終盤では沙羅のみことに対する気持ちも判明したことで、来年も再来年も、これから先ずっと一緒にいたい、何度でも誕生日にマリーゴルドの花を贈りたいと、抑えていたみことの気持ちがあふれ出してきました。

締めにだらだらと

ということで、「死」の運命が視えてしまう救命士が、抗えない運命だろうと懸命に手を尽くしながら、死が訪れようとしている最愛の人に寄り添うラブストーリー『4分間のマリーゴールド』1巻の紹介でした。

タイトルの「4分間」は、救命において呼吸停止からの蘇生を行った場合、2分以内なら90%、3分なら75%、そして4分になると50%になり、それを過ぎると蘇生の可能性が格段に下がってしまうことから、4分というのは重要なラインとのこと。
それと「マリーゴールド」の花をちょこっと調べてみたところ、春に種をまいてから夏に花を咲かせ、冬には枯れてしまう「一年草」と呼ばれる短命の花。花言葉は「絶望」や「悲しみ」などマイナスイメージが強いです。でも、「変わらぬ愛」や「信じる心」という意味もあり、花が黄色だと「健康」、オレンジだと「予言」とも言われています。
このタイトルからして切なく悲しい展開と結末になってしまう匂いがぷんぷんしてますが、希望は決してゼロではないような気もします。

もちろん気になるのは、運命を覆して沙羅の死を回避することができるのかどうか。それと、義理とは言え姉弟での恋愛が、この2人に、そして家族になにをもたらすのかですね。
綺麗なストーリーだけど切なくて苦し過ぎます。持っていても苦しくなるだけの能力に加え、祝福され難い姉弟の恋愛。前者がメインの作品かと思っていましたが、むしろ悲恋になりそうな禁断の関係の方がメインになりそうな雰囲気。

沙羅の死の原因は何なのかな?病気か事故か、はたまた2人の恋が関係してくるのかも。ハッピーエンド好きな私としては、是非とも手を取り合う笑顔の2人を見たいものですが、果たしてどうなることやら。
先が読めない繊細かつ情熱的なストーリー、とても楽しませてもらえました。みことがこれから何をするのか、27歳の誕生日に何が起きるのか、要注目ですね。

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2017年12月08日

漫画『薬屋のひとりごと』1巻の感想とあらすじ 人気ノベルのコミカライズ!後宮に現れた名探偵ヒロインが活躍する宮中物語

『薬屋のひとりごと』1巻の感想。


薬屋のひとりごと
原作:日向夏 /漫画:ねこクラゲ
掲載:ビッグガンガン
1巻発売日:2017年9月25日


あらすじ・概要

花街で薬師をしていた小柄な少女・猫猫(マオマオ)。薬草採取に出掛けた折、傍迷惑にも人攫いに誘拐されてしまい、売られた後宮で下女として働くことになってしまった。
それから3ヶ月、大人しくしていればそのうち出られると考え、年季を終えるまで、なるべく目立たないように働くつもりでいた猫猫。しかし、残念なことにこの読みは、彼女の抑えられない好奇心と知識欲、そしてほんの僅かな正義感によって、脆くも崩れ落ちてしまうことになる。
女ばかりの宮中では様々な噂話が飛び交い、猫猫の耳にも否が応にも届いてしまう。帝のお世継ぎたちが幼くして命を落としている呪いの噂を知り、くだらないと思いながらも好奇心に突き動かされ、調査を始めたところあっさり真相を解明してしまった。しかし、この一連の騒動に関わったことによって、帝の寵妃・玉葉妃(ぎょくようひ)と宦官・壬氏(ジンシ)に目をつけられてしまうことに。
こうして、不本意な形で下女となった猫猫は、自らの好奇心が災いし、宮中の厄介事に巻き込まれていくのだった。

後宮で下女として働く好奇心旺盛な元薬師の少女が、ひょんなことから帝の寵妃と美形宦官に目をつけられてしまい、宮中の面倒事に不本意ながらも関わっていき、巻き起こる問題を解決していく物語。
宮中で巻き起こる事件を下女が解決していく痛快ミステリー。帯での謳い文句は「宮中に名探偵誕生!?」。月刊青年漫画雑誌「ビッグガンガン」の2017年Vol.06にて連載開始。原作は「小説家になろう」発のヒーロー文庫のシリーズ小説。
原作者は過去作に『トリネコの王』を持つ小説家・日向夏(ひゅうが なつ)先生。作画担当は主にスクウェア・エニックスの漫画雑誌で作品を掲載されている漫画家・ねこクラゲ先生。

紹介・感想

中華王朝風の舞台設定を敷かれている作品と言えば、私の中では『十二国記』と『彩雲国物語』の二作品が頭ひとつふたつ抜けてる名作だと思ってます。
どちらも小説を原作とし、そこからメディアミックスされて人気を博した作品。緻密且つ壮大な世界観、奥深いストーリー、個性豊かなキャラクターが魅力的で、既に内容は把握しているにも関わらず、しばらくすると妙に読みたくなってしまいます。『十二国記』本編の続き、早く読みたいけど、今年も無かったですね・・・。
最近読んで面白かった作品ならば、『天空の玉座』という少女漫画がありまして、ヒロインが活躍、後宮での陰謀モノ、その辺りが好きな人は楽しめると思います。

そして、本日紹介させていただく漫画『薬屋のひとりごと』は、中華風の後宮を舞台とし、一風変わったマッドなヒロインが大活躍する作品になっています。

人気ノベルシリーズのコミカライズ作品です。今回はねこクラゲ先生が作画担当されている「ビッグガンガン」掲載作品の感想ですが、このシリーズはWコミカライズされていまして、「サンデーGX」の雑誌でも倉田三ノ路先生が作画担当で連載されているようです。

後宮に売られたせいで下女として働かされている薬師の少女が、溢れる好奇心と知識欲に突き動かされてとある事件に首を突っ込み、あっさり解決します。でもそのせいで、なかなか厄介そうなイケメン宦官に目をつけられ、これまたクセの強そうな妃の侍女として迎えられたことで、宮中で巻き起こる様々な問題を解決するために奔走するハメになるお話。

ざっくりするとこのような内容。
中華風の世界を舞台にした宮中ミステリー。

主人公は17歳の少女・猫猫(マオマオ)。そばかす顔の絶壁肉なし体型。ドライな性格で、この年齢にしては随分達観していますが、好奇心旺盛で知識欲も高く、薬学のことになるとマッドサイエンティストになってしまう一風変わった女の子。正義感もちょっとあります。
自分のことは醜女と揶揄してます。ただ、個人的な意見を言わせていただくと、かなり可愛い。この世界、この時代では美人・可愛いの部類には入らないのかもしれませんけど、猫猫の可愛さはこの作品における一つの魅力だと思ってます。基本ドライ対応でありながら、時折見せるデレもたまりません。

元々は花街で薬師として働いていたところ、薬草採取のため森へ出掛けた際、人攫いに誘拐され、後宮に売られてしまったというのが下女となった経緯。
目立たないように大人しく年季を終えるまで勤めようと考えるも、彼女の抑えられない好奇心はそれを許してはくれませんでした。

帝のお世継ぎが立て続けに幼くして謎の死を遂げていたことから、後宮は「呪い」の噂で持ちきりになっており、それは猫猫の耳にも入ることになります。呪いなんてくだらないと思いながらも、耳にした症状から推測を立て、お世継ぎの母である上級妃のゲッソリした様子から推測は確信に変わり、医官も見抜けなかった真相を解明。
ただ、面倒ごとには関わり合いたくはないので、コッソリ文をしたためて伝えようとしたのですが、イケメン宦官・壬氏(ジンシ)によってあっさり身元がバレてしまい、この功績から寵妃・玉葉妃(ぎょくようひ)の侍女に昇格することになります。実際は功績半分、壬氏の思惑半分ですけどね。

ここから「毒見役」に始まり、媚薬作りや幽霊騒ぎなど、宮中で巻き起こる様々な事件・問題に直面することになり、猫猫は冴え渡る知恵と薬学の専門知識で謎を解いていきます。
さっさと宮中から出て行きたいはずの猫猫。しかし、その思いとは裏腹に、自らの好奇心と壬氏の目論見によって、出ていくどころかむしろどんどん宮中の深くまで潜っていくことに。ただ、この壬氏さんなんですが、当初こそ猫猫を転がして遊んでいる立場にいたのですが、ストーリーが進むにつれて次第に不憫な人になっていくので、それも面白いところ。
宮中に現れた名探偵・猫猫。そのドライな態度でしれっと謎を解いていく姿、そして猫のような愛らしさ、ここからさらに面白いことになっていきそうです。

というような感じで、中華風の世界の後宮を舞台に、好奇心旺盛なマッドでドライなヒロインが宮中の謎や問題を解決していく作品『薬屋のひとりごと』1巻の紹介でした。
このコミカライズは素晴らしいと拍手したいです。元々のストーリーと設定はもちろん面白く、それを台無しにしない構成力と編集力、作画を担当したねこクラゲ先生の高い画力によって、原作の良さを活かしながら漫画的な面白さも見事に発揮されていました。
一応ミステリー要素があるのですけど、それほど複雑でもなければ重くもなく、ライトな作りなのでさくさく読めます。謎の解明もしっかり筋が通っているので、腑に落ちなくてモヤモヤしてしまうこともありませんし、中学レベルの理系知識さえあれば「なるほどね」と納得できると思います。
この作品における最たる魅力は、何と言ってもヒロインを筆頭にしたクセの強いキャラクター陣。そして、そんな彼女たちが宮中で織り成す人間関係だと思ってます。猫猫の普段はドライなんだけど薬のことになるとテンション上がってしまい、変な踊りをしてしまうとこ、あと猫耳がひょっこり出てきたところも可愛かったです。チャラい壬氏には辛らつで、まるでゴミを見るかのような視線を向けるところもグッド。
ミステリーが苦手でも問題ありませんし、原作読んでる読んでない人関係なく楽しめる内容だと思います。1巻はまだまだ序章。これからさらにパワーアップしていくので、2巻以降も楽しみですね。

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2017年12月05日

漫画『血の轍』1巻の感想とあらすじ 母と息子の究極の偏愛と毒を描いたサイコサスペンス

『血の轍』1巻の感想。



血の轍
著者:押見 修造
掲載:ビッグコミックスペリオール
1巻発売日:2017年9月8日


あらすじ・概要

夢で見たのは、3歳の自分が母に手を引かれ、2人で散歩していた幼い頃の記憶。横たわるネコを見つけ、駆け寄ってさわってみると、そのコの体は冷たくなっていた。なんで死んでしまったのかを尋ねるも、母は優しい笑みを浮かべ、ただ自分を見つめてくるだけ――。
母から溺愛されて育った中学二年生の少年・長部静一(おさべ せいいち)。母・静子(せいこ)は過保護な人であったが、それ以外は特におかしなところもなく、思春期真っ只中の今でも仲良しな母と息子。学校では友達とふざけあって、気になる女の子もいたりして、とても穏やかで楽しい日々を送っていた。
夏休みに入ったある日、父方の叔母といとこのしげるを交え、親戚一同で山登りにやってきた長部家族。しかし、その最中に起きたしげるによる静一への悪戯によって、後の悲劇が招かれることになり、平穏だった母子の日々を激変されることになるのだった。

バカをやる友達がいて、気になる女の子もいる平凡な男子中学生と、そんな息子にたっぷりの愛情を注ぐ美しい過保護な母親との、甘くも怪しい母子の関係を巡る物語。
母と息子―究極の偏愛を描いたサイコサスペンス(?)。帯での謳い文句は「悪女?売女?聖女?・・・ この母親は解毒できない・・・ 究極の毒親」。月2回発行される青年漫画雑誌「ビッグコミックスペリオール」の2017年6号にて連載開始。
作者は『惡の華』や『ぼくは麻理のなか』など、多くの傑作世に送り出してきた漫画家・押見 修造(おしみ しゅうぞう)先生。

紹介・感想

登場人物の心情をセリフ以外で表現する手といえば、ナレーションやモノローグ、心のつぶやきを使うのが手っ取り早くてお手軽。ただ、あまりに多用し過ぎると逆に弊害になってしまう恐れもあり、確かに文字で書き出すと解りやすいんですけど、そればかりだと印象に残り辛くなってしまうのではないかと。あくまで個人的な意見ですし、文章力によるところも大きいんでしょうけど。
もちろん、仕草や表情、背景などを用いた心情表現というのは、それなりの経験値が必要なんでしょうが、やっぱりメリハリの効いてる作品は読みやすい。
逆に、まったくモノローグなどがなく、セリフも少なめ、且つ面白い作品というのは、ちょっと疲れますけど心情を細かい描写から読み取ろうとするため、長く印象に残りやすいと感じてます。

ということで(どういうこで?)、本日はとても静かな画面でありながら、読み進めるごとに不穏な空気巻がどんどん深まっていく漫画『血の轍』を紹介させていただきます。

いつものように内容をざっくり説明・・・したいところなんですが、こうしてる今でもどう書いていいものか思案中だったりします。それもこれも、1巻の後半部に入るまでは大きな事件らしい出来事がほぼ皆無なため、さすがにそのネタバレをしてしまうと興が削がれかねないかなと。
ただし、ストーリーは淡々と進んでいくのですが、終始胸の内が「ざわざわ」と気味悪く震えるのです。

ジャンルはサイコサスペンスになるのかな?それともサイコホラーなのか。とりあえず、それ系統の雰囲気を醸し出してる作品です。
作品のテーマになっているのは、帯にもあるように「毒親」。毒親というのは、暴力や暴言、ネグレスト(育児放棄)などによって、子供の心身に悪影響をもたらす親のこと。私の中で毒親の印象といえば、こういった虐待をする親のことだったのですが、本作においては深い愛ゆえに陥った「過干渉」に見えます。ただし、これも正解とは断言できない違和感はあります。

作品のキーとなる人物は、主人公の少年と、その母親の2人です。
主人公は思春期真っ只中にいる中学二年生の長部静一(おさべ せいいち)。一見するとおかしなところはなく、ふざけ合う友達がいて、気になる女の子もいるなど、どこにでもいるいたって普通の優しい少年。ちょっとマザコン気味なのかな。

そして問題となるのが、そんな静一を溺愛している若くて美しい母親・静子(せいこ)。過度なスキンシップが多く、何かと世話を焼いてしまう過保護な母。
これだけ見ると、過度とは言っても毒というほど酷くはないですし、こんな美人ならむしろ自慢の母と言えなくもないです。しかし、こと静一のことになると、ちょっと普通とは思えない怪しさを覗かせてきます。

幼稚園時には毎日教室の後ろに立って静一を見守っていたり、「いつも、ありがとう」と言う静一の頬にキスをするなど、明らかにやりすぎとも思える行動を全く変とも思わずやってしまいます。何よりおかしいのは、母親のそれとは思えない静子の静一へ向ける艶っぽい視線。明らかに普通ではないです。

そんな気味悪さを抱かせながらも、序盤・中盤は何の事件もなく淡々とストーリーは進み、後半ついに“それ”が顔を出してしまいます。
長部家にいつも入り浸り、静子を過保護だと少し馬鹿にしている義姉と、静一にいたずらしてくる従兄弟のしげる。その2人を交え、親戚一同で山登りへ訪れたわけなのですが、そこで・・・。
いつどこでなにがどうなってもおかしくはない、そんな不穏な空気はずっと流れていましたけど、ついにやっちまった!いや、事件そのものよりも、むしろその後の静子が怖いのです。

ということで、息子に異常な執着を見せる妖艶な母と、その愛情をたっぷり注がれて育った息子の、狂気に満ちた母子関係を描いた漫画『血の轍』1巻の紹介でした。
気味が悪い、怖い、わけわからん・・・私が特に強く受けた印象はこの辺りです。妙なリアリティを感じさせるところはさすが押見流。気になるという一点において評価するなら、今年読んだ作品の中では五指には入る作品。読み終わったあとに残るのは言いようのないモヤモヤ感でした。
静一の視点で物語は進み、モノローグや心のつぶやきは一切ないため、静子の心情はその表情や仕草から読み取るしかないのですが、私が感じ取れたのは得体の知れない狂気と不気味な愛情のみ。静一の視点からは後姿しか見えない静子の描写もあり、そこでいったいどんな表情をしているのかが非常に気になります。この見せない表現は、読者に興味と不気味さ、良い意味での居心地の悪さを抱かせてくれるので、なかなか見事だったなと思ってます。
子供に愛情をもてないネグレストとは正反対を行く過保護な毒親。彼女が静一に異常な執着を見せるのは、生い立ちか過去の出来事か何かが関係してくるでしょうから、その辺りも含めた不可解な伏線には要注目。表紙は過去の写真のようだけど、果たしてここに何の意味があるのか・・・。
これから静子が、静一が、長部家が、そして周囲の人たちもどんどん狂っていく可能性が高いので、読み進めることに若干恐怖はあるのですが、それでも読まずにはいられない面白さがあります。怖いけど魅惑的、まさに静子そのものですね。

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ハネ吉
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