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posted by fanblog

2015年03月31日

身代わり猫

とってもおっとりして威嚇声まで可愛らしい、ちょっと身体の小さい猫を飼ってた。
元々虚弱体質な子だったから、ただの偶然だったのかもしれないけど書いてみる。

ある時私は事故で挟まれ大怪我をして手術を受けた。
怪我の部分はとりあえず繋げるが、上手くいかなかったら切断だと告げられ、
ショックで泣いたが、術後の経過が予想以上に良くなんとか切断は免れた。

でもその怪我をした頃から猫が弱りだし、
私の怪我が治るのと反比例で猫の体調は悪くなり、獣医もお手上げ状態になった。

怪我から数ヵ月後、忘れもしない職場復帰当日、
仕事から帰ってくると、 既に寝たきりでろくに寝返りもうてなかった猫が、
ヨロヨロと私の方へ近づいてきて、 ゴロゴロ喉を鳴らして
少しかすれてるけどかわいい声で「ニャ・・・」と鳴いてくれた。

仕事復帰できた安堵感と猫の何か言いたげな行動に、一気に涙腺崩壊。
寝床に戻る体力も無い位なのに、
元気だった頃と同じように迎えてくれようと頑張ってくれたのが嬉しかった。

結局介護の甲斐なく、その出来事があった週末大好きだった父に見守られながら天国へ。

あの事故で身体の一部が無くなってたかもしれないと思うと、
もしかしたら猫が身代わりになってくれたのかも・・・と勝手に思ってる。

でももっと抱っこしていっぱい撫でてあげたかったよ。
怪我で抱っこが出来ず、やっと抱っこ出来る頃にはもう寝たきりだなんてね・・・。



112:可愛い奥様:2010/02/02(火) 08:15:54 ID:mbOxS15SO
( つω;)
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