野球と神様なんてね

　MLBのアスレチックスからフリーエージェント（ＦＡ）となり、去就は現在未定の松井秀喜選手（３７歳）ですが、今月３日ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が、ニューヨークで取材に応じ、球団側がキャンプイン前に左打者のＤＨ候補を獲得する方針で、松井秀喜外野手ら３人を有力候補としてリストアップしていることを明かし、球団公式サイトなど複数のメディアが伝えました。

リストアップされている他の選手はジョニー・デーモン外野手(レイズからＦＡ)とラウル・イバネス外野手(フィリーズからＦＡ)の2人。
ヤンキースとしては今のところ２５日の野手組キャンプインまでに契約にこぎつけたいという見通しのようですが松井選手のヤンキースカムバックはあるのか??
そこで重要になる昨シーズンの成績をみてみましょう。
◆2011年打撃成績
■　松井秀喜外野手　　　　　　　141試合出場　打率.251　本塁打12　打点72　出塁率.321
■　ジョニー・デーモン外野手　 150試合出場　打率.261　本塁打16　打点73　出塁率.326
■　ラウル・イバネス外野手　　 144試合出場　打率.245　本塁打20　打点84　出塁率.289

数字だけをみると松井選手有利とはいい難いところですが、追い風となる情報もあります。
それは球団公式サイトによると、先発陣の補強に大金を費やしたため、今回のＤＨ補強にかかる予算は２００万ドル（約１億６０００万円）しかないということなのです。
この額はイバネス選手とって受け入れ難い金額ですし、デーモン選手も抵抗感があるかもしれないですが、金額よりも仕事欲を重要視する松井選手にとっては問題ないのではないでしょうか。
キャンプインまでは、あと３週間弱となりますが再びピンストライプのゴジラが誕生するのか!? ここ一番の勝負強さをみせてほしいところです!!