2010年01月26日
ボアアップ そのA作業のポイント
過去にやった内容なので、写真掲載出来なくて参考にならないかもですが、要点だけ
まとめておきます。
基本的に説明書の手順に沿ってゆけばOKなのですが、いかんせん初心者なので作業
に確信が持てなくて何度も読み返して確認して・・・と随分時間がかかりました。
ちなみに説明書はTT-R50Eで説明しているので、YBでやるにはちょっと分り
ずらかったです。
PCの中に一枚だけばらした状態の写真が残っていたので掲載します。
・・・今見ると工具がっ、整理整頓がっ、 反省だらけですね。
キャブキットと同時交換作業になりますので、写真は分解工程が終わった状態です。
作業する上での注意点は、
1 特殊工具(スライディングハンマー)が必要
2 クランクケースの左右接合部にズレがある場合、修正が必要な事
3 クランクケースと燃焼室に異物が入らないようにする事
4 バルブクリアランスは調整後再確認する事
と、言ったところでしょうか。
1 指定工具ならばベストかもですが、一回こっきりなので僕は「なんとかなる」
精神で、ばらしてから考える事にしました。
案の定かなり悩みました。
スライディングハンマーはハイカムに換装する工程でヘッド部にあるロッカー
アームを外してやる必要があり、この時にロッカーアームシャフトを外す工程
で使います。(シャフトが圧入されているので)
結局、僕の場合は写真の右下に写っている大きいモンキーレンチの頭の下に
ある穴にYBのエンジンを固定している長いボルトを外して通しました。
そのボルトをシャフトにねじ込んで(シャフトにはねじが切ってあります)
ボルトのストローク間でレンチをシャフトの反対方向に「引き叩いて」外し
ました。
※あまりいい方法ではないと思うので、参考まで。
2 説明書にも明記されています。
実際にシリンダーを外して見るとクランクケース接合部が見えるのですが、
僕の車体は下側に大きな段差がありました。
そのままキットのシリンダーを装着するとマズいなぁ、と分るくらいでした。
これは手作業で丁寧にRのラインになる様に地味に削るしかありません。
やりながら、たまにキットのシリンダーを入れて具合を見てやるといいかも。
3 2の作業においても同じですが、分解するとヘッドがカーボンで少なからず
汚れていると思います。
カーボン除去はやった方がいいに決まっていますが、そのカスやワイヤー
ブラシなどの残留があったら致命的だと思いますので、作業の際はくれぐれ
もお気を付け下さい。
4 最後の方の工程になりますが、バルブクリアランスの調整(めんどくさいです)
で、規定値内で調整出来たとしても、クランクを何回転かさせて再度確認して
見てください。
僕の場合は「決まった!」と思い込んで、最後にもう一回念のため見てみたら
ズレてました。
要点だけですが、こんな感じでした。
この時に
・スプロケF=13丁(標準11丁)/R=35丁(標準38丁)交換
・ドライブチェーン交換
・カムチェーン交換
を同時にやりました。
インプレですが、(完全な個人感想です)
ボアアップによってパワーは確実に上がりました。
但し、うん上がったね。程度です。(ヘッド部も含めたセットなら凄いかもです)
スプロケのバランスは上記の組み合わせでベストだと思います。
でも、カスタムの内容と自分の好みなので参考程度で・・・
ドライブチェーンは確実にノーマルとは違います。
ノーマルはボアアップ以前も伸びが大きいと感じていました。(1回/3週の
ペースで調整してました。)
交換後は殆ど伸びは感じません。
カムチェーンは二度とあける事はないと思って、思い切ってキタコの強化型
(TT-R50E用です)を入れましたが、換装時に長さ比較したところ、殆ど差異は
ありませんでした。
元々サイレントチェーンなのであまり伸びないんでしょうね。
参考までに同時交換したものの商品リンクを貼っておきます。
スプロケ(F)※商品内容はあってますが、現物と画像がちょっと違うかもです。
スプロケ(R)
ドライブチェーン(ある程度のグレード品がいいと思います。僕はこれです。)
カムチェーン
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