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トータル・リコール
トータル・リコール
おすすめ度(★★★★☆)
最初から最後まで充実した映画。それぞれのシーンが後から活きてくる。
衝撃的なラストシーンはインセプション並に考えさせられます。
ちょっとグロテスクな描写があるので減点、だけど内容は5つ星モノ!
DVD映画レビュー:マトリックスリローデッド
マトリックスリローデッド
おすすめ度(★★★★★)
前作をはるかに凌ぐ戦闘シーン!後半ドキドキハラハラが止まらない。
すべての言葉に深い意味があり、人生の指針になる。
信じること、理解すること、目的をもつことについて深く考えさせられた。
『愛』のパワーに感動しました。
こんな人にオススメ
- 考えるのが好きな人
- 哲学的な思想や神話が好きなあなた
- 夢や希望を持って生きているあなた
- アクション映画、特に格闘シーンが好きな人
キャスト
- 監督:ラリー・ウォシャウスキー
- 主演:キアヌ・リーブス
- 出演:キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン、モニカ・ベルッチ
あらすじ
前作マトリックスより
いつの頃からか人間と機械の戦争が始まった。そして機械によってほとんどの人間は「栽培」される立場になっていた。眠りながら容器のなかで育てられ、マトリックスと呼ばれる仮想空間(脳のなかのデジタルな世界)で生き続ける。
機械に抵抗を続ける少数の人間たちは、別の場所からマトリックスに侵入し人間たちの解放を行っていた。そんななかモーフィリアスと呼ばれる男が救世主となる男ネオを開放し人間は機械への反撃の希望を見出した。
今作マトリックスリローデッド
しかし、人類最後の地「ザイオン」へ残り72時間で機械たちが攻めてくるという最悪の事態が明らかになる。なんとかしてザイオンを守り抜き、『目的』を達成しなければいけないのだが…
逸話
- 今作は、全世界で興行成績7億3500万ドル、全米で2億8100万ドルを記録する大ヒットを飛ばしています。
- キーワードの「エグザイル」とは日本語に直訳すると「国外追放」「亡命」などといった意味があります。(劇中のエグザイルはマトリックスに不必要になった漂流プログラムのことを指す。)
- 登場人物「メロビンジアン」の語源はフランク王国のメロビング朝から由来していると考えられます。(フランク王国における最古の王朝がメロビング朝。劇中のメロビンジアンもマトリックスの最古のプログラムを言う。)
- メロビンジアンの妻=「パーセフィニー」の語源はギリシア神話に出てくるペルセフォネに由来すると考えられます。(ペルセフォネは、冥府の神ハーデースに誘拐され妻になった女神のこと。無理やり妻にさせられながらもハーデースの浮気にひどく嫉妬したという物語がある。劇中でもメロビンジアンの浮気が許せずネオにキスを求めるシーンがある。)※この他にもマトリックスのキャラクターの名前には色々な意味が込められています。
何度も楽しめる注目ポイント
- 迫力の戦闘シーンを楽しむ
「100人スミス」VS「ネオ」、「ネオ」VS「メロビンジアンの手下たち」、「モーフィアス」VS「エージェント」、「トリニティ」VS「ツインズ」など多くの戦闘シーンがある - 出現する言葉を追って観る
「信じる」「理解する」「目的」「理由」「原因と結果」が度々発せられる
人生経験を積めば積むほど深みが増していく傑作映画
![右矢印](/_images_e/e/F06E.gif)
DVD映画レビュー:タイム
タイム
おすすめ度(★★★★★)
時間が通貨の役割を果たし25歳以上老けることはない
コーヒーを一杯買うごとに自分の残り少ない人生を売る…そんな生活をどう思いますか?
タイムは現代の『経済の構造』と『時間の大切さ』の両方を考えさせられる映画です。
毎日生きることが精一杯の労働者と大金持ちの差。
いかに時間を切り売りして生活をつくるのが簡単であり、難しいか。
こんな人にオススメ
- 時間を持て余しているあなた
- お金を持て余しているあなた
- 時間もお金もないあなた
あらすじ
未来のお話し。
人間は遺伝子操作で25歳以降歳をとらない身体を手に入れた。
しかし生まれたときから左腕に時計が組み込まれ、25歳になったときから死の時間が刻まれる。
時間が“お金”の役割を果たす。
仕事をすると時間をもらうことができ、手首を握り合うことで時間のやりとりもできる。
ただ時間が0になると死んでしまう。―そんな時代。
幼い頃父を亡くしたウィル・サラス(ジャスティン・ティンバーレイク)は母親の25+25年(50歳)の誕生日の朝「帰ったら誕生日を祝おう」と言い、今日も生きるために工場へ働きに出かけるのだった。
しかし、仕事を終えた夜に立ち寄ったバーに「1世紀持っている男」が現れて…
逸話
- 女性ヒロインのシルビア(アマンダ・セイフライド)の日本語吹き替えの声優をAKB48の篠田麻里子が演じています。
- エンドクレジットのとき「O,C,B,O,E,O,Z,E,S,X,E,O,G,M,D,T,L,S,V,O,H,E,T,B,O」と「ANDREW NICCOL」の文字に特殊な加工がなされています。(数字になっています。)
- この動画スライブと関連付けてみると新たな楽しみ方ができるようになります。 または、劇中の「時間」という概念を「お金」に置き換えて考えると現代社会の構造が浮き彫りになってきます。
- 映画とは無関係ですが「タイムセラー」という時間とお金の関係性を説いた小説があります。5分間を売って大儲けする男が主人公の奇想天外な物語です。TIME SELLER―本当の「時間」の使い方
何度見ても面白い注目ポイント
- ファッションがお洒落&セクシー
- バスの乗車賃が値上がりするシーン(大事な時間を買っている意識を自覚させられます。)
- 1世紀を持つ男の解き明かす『真実』(実は現代社会にも似たような構造が?)
- 連れ去られたシルビアがとった行動(「すべての時間を共有するわ!」)
- 革命(亡き父との「約束の場所」へ)「約束の場所」(作詞:槇原敬之)
OUT OF TIMEは日本語訳すると“時間外”だが“時間はない”と訳すこともできる
愛する人と「すべての時間を共有する」映画
![お金](/_images_e/168.gif)
DVD映画レビュー:アルマゲドン
アルマゲドン
おすすめ度(★★★★★)戦争も宇宙開発も人類の英知はこの日のためにあるのでしょう
アルマゲドンは地球上の全生物を守るため人類が小惑星に挑む感動の物語です。
新約聖書の「世界の終末における最終的な決戦の地=アルマゲドン」をあらわす言葉の由縁どおりといえるでしょう。
ラストシーンがキリスト教の結婚式というところも新約聖書の教えに基づいていて深い意味がもたされているのだと思います。
こんな人にオススメ
- 愛する人がいるあなた
- 日常がつまらないと感じるあなた
あらすじ
宇宙で人工衛星を修理中のスペースシャトルが謎の爆発で通信を絶たれた。
NASAが慌てて原因を究明したところ地球に小惑星が接近していることが判明。
この小惑星が地球に衝突すれば地球上の生物は全滅するという事態に…
(人類の半数は熱波で焼け死に、高さ15キロの津波が日本やオーストラリアを国ごとの見込み、生き残った人類は氷河期に見舞われるという…)
そこで小惑星を爆破するために世界最高の石油採掘人ハリー・スタンバー(ブルース・ウィルス)に声がかけられることに…
逸話
- 映画を作る段階ではスティーブ・ブシュミ演じるロックハウンドがイカレながらも最後は自爆装置を押すというストーリーだったが、「タイタニック」の影響を受けて主人公が自己犠牲を払って自爆する内容に変更された。
- ハリーとグレースがNASAで最後の通信を行なうシーンを撮影する際、グレース役のリブ・タイラーの実の父スティーブン・タイラーが実際には画面に映し出され演技を行なった。(よりリアルな描写を撮影するためだが…)
- スティーブン・タイラーはエンディング曲を歌うエアロスミスのボーカルでもある。
- 日本では高評価だったがアメリカでは最低主演男優賞をはじめ悪評だった。
- 後に主演クラスで活躍する俳優たちがあっさりと死んでいくという配役もなんとも豪華(汗)
何度見ても面白い注目ポイント
- 地球で最後の日を過ごす人たちの日常(AJの宇宙にいく理由に感動)
- 宇宙船が飛び立つシーン(ものすごい爆風と煙)
- レヴを呼ぶシーン(いきなりAJがピンチになってドキドキ)
- 核爆弾の遠隔操作がはじまるシーン(最終目的を忘れてはいけないという教訓)
- 小惑星が爆発するシーン(人生がフラッシュバック)
「できることなら私も君たちと宇宙へいきたかった」
DVD映画レビュー:タイムライン
タイムライン
評価/おすすめ度(★★★☆☆)時空を超えて愛は歴史に刻まれる。
タイムラインは現代人がフランス対イギリスの100年戦争の幕開け日に送り込まれるSF映画です。
中盤から徐々に上がってくるハラハラドキドキ感、そして戦争シーンのラストは感動的です。
序盤にしっかりと下地作りをして終盤のストーリーに被せてくるところがおもしろい!!
DVD映画レビュー:スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
評価/おすすめ度(★☆☆☆☆)娯楽映画の真骨頂!
ず〜〜〜っと引っぱってきたネタで最後の最後にオチをつけてきてくれる映画です。
人間は人生でもなんでも残り少ない儚いものに異様に価値を見いだします。
徐々に少なくなっていくネガの数…旅先で最後の一枚を写真に収めるときあなたなら何を撮りますか?
こんな人にオススメ
- 写真が好きなあなた
- ロボットや想像もできないような世界観を体験したいあなた
- ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーが好きなあなた
あらすじ
1939年、ブロードウェイに謎の巨大ロボット軍団が出現し、街の電力装置を丸ごと盗み出そうと大暴れ!
たまたま同場所に居合わせたカメラマン、ポリー・パーキンス(グウィネス・パルトロウ)は必死に事件を追うことになる。
懸命にロボットたちの写真を撮ろうと危険をかえりみず現場に近づいていくポリー。次々とロボットが襲撃してくる!
もう一貫の終わりかと思ったとき超一流の飛行技術をもつ「スカイキャプテン」=ジョー・サリヴァン(ジュード・ロウ)がロボットたちを撃退していく!
実はロボットの襲撃は過去何十年にわたり世界中で起こっていた…
逸話
主演のジュード・ロウが製作・プロデゥーサーにも挑んでいます。
監督ケリー・コンランが家庭用のパソコンで4年かけて完成させた6分間の短編映画をもとに製作されました。
何度見ても面白い注目ポイント
- 邦画「CASSHERN」(人造人間キャシャーン)のようなぼやけた映像は時代を感じさせない世界観を体感させてくれます。
- 「20世紀少年」のようなロボットや武器が出てきます。
- 報道カメラマンの心理状態を追っていくのもおもしろい見方ができると思います。
超がつくほどの娯楽映画!
DVD映画レビュー:アイロボット
アイ・ロボット
おすすめ度(★★★★★)
一つの事象もあらゆる方向から見直すことで違った捉え方ができる
アイ・ロボットは人間の判断能力が試される映画です。
ロボットがはじきだす確率論はときに選択肢に値しないケースが出てくるものなのです。
成人男性と幼い少女が溺れている場面でどちらを助けるべきでしょうか?
キャスト
- 監督:アレックス・プロヤス
- 主演:ウィル・スミス
- 出演:ブリジット・モイナハン、シャイア・ラブーフ
こんな人にオススメ
- ウィル・スミスが好きなあなた
- 近未来の乗り物が活躍するSFアクションが好きなあなた
- 「ヘンゼルとグレーテル」のような謎解きが好きなあなた
あらすじ
2035年、ロボットは家庭に欠かせない家電製品となっていた。
ある日、ロボットの生みの親でもあるラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)が謎の死を遂げる。どう考えても殺人だが、現場が完全な密室状態だったため事件は自殺で片付けられそうになっていた。
ラニング博士の友人で遺言を託されたスプーナー刑事(ウィル・スミス)は事件の真相を探るべく個人的に捜査を行ない始め…
逸話
- 原作はアイザック・アシモフ著「われはロボット」です。
- 劇中のロボット生産会社「U.S.ロボティックス社」はシカゴに実在します。
- ロボット三原則
「ロボットは、人間に危害を加えてはならない」
「ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなければならない」
「ロボットは前揚第一条および第二条に反する恐れのない限り自己を守らなければならない」 - 劇中スプーナー刑事が運転する車はアウディがコンセプトカーとしてデザインしています。
みどころ
- メリハリがありよくできたストーリー展開
- オープニングシーン(ウィル・スミスが目覚め、CDをかけ、シャワーを浴び、トレーニングをして家を出発するオープニングシーン=スティーヴィー・ワンダーの曲「スーパースティション」が流れる)
- 「トランスフォーマーシリーズ」主演のシャイア・ラブーフが子役として登場しています。
- 未来の車でのカーチェイスシーン
- ウィル・スミス演じるスプーナー刑事のさりげないジョーク
- (2004年劇場公開作品ですのでCG技術は最新鋭のものと比べると違和感があるかもしれませんが)
- ふんだんに使われたCGは物語の世界観を鮮明に模写しておりアクションシーンも映え、青色をメインとした鮮やかな色あいで楽しませてくれます。
一家に一台、ロボットがなんでもやってくれる時代
DVD映画レビュー:トランスフォーマー リベンジ
トランスフォーマー リベンジ
評価/おすすめ度(★★★★☆)第82回アカデミー賞録音賞ノミネート
ミキシングされた音はサラウンドシステムを使うと大迫力の臨場感
伝説のトランスフォーマーたちに興奮!
戦闘シーンは前作を上回るスピード感!!
なぜ前作でサムは、おじいさんは頭がおかしくなり謎の文字を書き始め死んだ…と言ったのか今作で謎が解ける。
ピラミッド眠っている秘密とは?
こんな人にオススメ
- トランスフォーマーファンだったあなた
- 迫力ある巨大ロボと人間の戦闘シーンが観たいあなた
- 車や機械仕掛けのおもちゃに愛着をもっているあなた
- ダークサイド・ムーン(3)をこれから観ようと思っているあなた
あらすじ
前作『トランスフォーマー』のあらすじはコチラ
秘密裏に宇宙人を追うアメリカ国家プロジェクトのセクター7は解散された後もオートボット(サイバトロン)たちはアメリカ軍と共にディセプティコン(デストロン)の侵略から地球を守る道を選んでいた。
キューブは破壊したはずなのにディセプティコンたちは以前にも増して地球を襲ってきたのだ。
一方サム(シャイア・ラブーフ)はニュージャージー州にあるプリンストン大学への進学が決まっていた。
彼女のミカエラ(ミーガン・フォックス)と遠距離恋愛になる前の挨拶をする日の出来事、サムは部屋に落ちていたキューブ(エネルゴン)の破片を発見する。
不測の事態にうろたえるもミカエラにキューブの破片を預け大学に進学することに…
ディセプティコンは軍団の司令官メガトロンの救出とキューブに秘められた謎を追って次々と地球に迫ってくる。
サムたちはキューブに秘められた謎を解き明かし地球は滅亡を阻止することができるのか!?
逸話
- 今作で新しいトランスフォーマーたちが出てきますが、ザ・フォールンやランページという名前に聞き覚えがある人もいらっしゃるのでは?この2体は昔(日本のアニメ時代)のトランスフォーマーにも出てきていたキャラクターです(トランスフォームする機械や声優などは全く違います)
- 今作には軍隊の中にアマウリー・ノラスコ(プリズン・ブレイクのスクレ)がいません。
- 大ヒットを記録した映画の定めともいうべき「2作目」は、やはり世間の評価が低く、第30回ラズベリー賞では最低映画賞・最低監督賞・最低脚本賞を受賞しています。
何度見ても面白い注目ポイント
- 実際のピラミッドを使って撮影されたエジプトの映像はサンサンと照る太陽をバックにとてもキレイな映像美をかもし出しています。
- ミキシングされた音が爆発音やロボットの電子音を振動させるためウーハーやサラウンドシステムを使って聴くと一段と臨場感が増します。
- 今作から少しアニメのトラスフォーマーのように面白キャラが登場しますので前作と比べて笑いを提供してくれます。
- 女型のトランスフォーマーも登場します(ブラックウィドーではありません)。
- オプティマス・プライムが命をかけてサムを守るシーンは迫力満点な上に感動をそそります。
- オプティマス・プライムが合体して超カッコよく変身して戦います―戦闘シーンはドラゴンボールをしのぐ(?)ほどのスピード感です。(トラスフォーマー「マイクロン伝説」のジェットコンボイがモチーフといわれています。ビーストウォーズメタルスのパワードコンボイ並にカッコイイです)
- サムが爆発で吹っ飛ばされるシーンは圧巻の一言です。フンコロガシの戦いを思い出します(フンコロガシは決闘時、あの小さな体で相手を数メートルふっ飛ばします)(笑)
- ちょっとお色気シーンもあります…
- ストーリーは前作と多少つながりがあるため前作を見てからリベンジを観たほうが楽しめるでしょう。
- ディセプティコンを飼いならすという発想もおもしろいです。
今作を観た後で前作『トランスフォーマー』を見直すとつながりがはっきりしてきて面白さ倍増!
アイランド
アイランド
おすすめ度(★★★★★)
ストーリー、キャスト、映像、音楽すべてが最高評価できる
「アイランド」は魂を解放してくれる映画です。
「アイランド」を目指すために生まれてきた男女がさまざまな苦難を乗り越えながら「最後の楽園」へたどり着くまでを描いた作品。
人間の遺伝子に組み込まれた潜在意識、リノヴァティオ(再生)を求める姿に心奪われます。
観ればみるほど楽しめる作品なので何度も観てほしい一本です。