DVD映画レビュー:アイロボット
アイ・ロボット
おすすめ度(★★★★★)
一つの事象もあらゆる方向から見直すことで違った捉え方ができる
アイ・ロボットは人間の判断能力が試される映画です。
ロボットがはじきだす確率論はときに選択肢に値しないケースが出てくるものなのです。
成人男性と幼い少女が溺れている場面でどちらを助けるべきでしょうか?
キャスト
- 監督:アレックス・プロヤス
- 主演:ウィル・スミス
- 出演:ブリジット・モイナハン、シャイア・ラブーフ
こんな人にオススメ
- ウィル・スミスが好きなあなた
- 近未来の乗り物が活躍するSFアクションが好きなあなた
- 「ヘンゼルとグレーテル」のような謎解きが好きなあなた
あらすじ
2035年、ロボットは家庭に欠かせない家電製品となっていた。
ある日、ロボットの生みの親でもあるラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)が謎の死を遂げる。どう考えても殺人だが、現場が完全な密室状態だったため事件は自殺で片付けられそうになっていた。
ラニング博士の友人で遺言を託されたスプーナー刑事(ウィル・スミス)は事件の真相を探るべく個人的に捜査を行ない始め…
逸話
- 原作はアイザック・アシモフ著「われはロボット」です。
- 劇中のロボット生産会社「U.S.ロボティックス社」はシカゴに実在します。
- ロボット三原則
「ロボットは、人間に危害を加えてはならない」
「ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなければならない」
「ロボットは前揚第一条および第二条に反する恐れのない限り自己を守らなければならない」 - 劇中スプーナー刑事が運転する車はアウディがコンセプトカーとしてデザインしています。
みどころ
- メリハリがありよくできたストーリー展開
- オープニングシーン(ウィル・スミスが目覚め、CDをかけ、シャワーを浴び、トレーニングをして家を出発するオープニングシーン=スティーヴィー・ワンダーの曲「スーパースティション」が流れる)
- 「トランスフォーマーシリーズ」主演のシャイア・ラブーフが子役として登場しています。
- 未来の車でのカーチェイスシーン
- ウィル・スミス演じるスプーナー刑事のさりげないジョーク
- (2004年劇場公開作品ですのでCG技術は最新鋭のものと比べると違和感があるかもしれませんが)
- ふんだんに使われたCGは物語の世界観を鮮明に模写しておりアクションシーンも映え、青色をメインとした鮮やかな色あいで楽しませてくれます。
一家に一台、ロボットがなんでもやってくれる時代
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