新システムというのは名ばかり 辛苦システムというのが実際にはあってる |
●いっぱい持っていると楽
システムにはいろいろあります
●リアルタイムに処理しなければならないもの
●大量のデータを処理しなければならないもの
●顧客の要求に応じてさまざまに対応しなければならないもの
●過去のデータを保持しなければならないもの
●履歴データを利用しなければならないもの
って書きましたが、当然、当社システムで実現していることばかりです
なぜなら、当社のシステムを構築してきたSEですもん
当然、昔、30年前は、1年半分しか持てませんでした
それは、記憶装置が今に比べたら低容量だったからです
30年前と言うと、フロッピーディスクとかがあって
1枚で1.44MBぐらいだったかな
しかも大きさは5インチ(≒13.3センチでっか!)
※名前は5インチって略されてますが、実際は5.25インチです
●あまり持っていないと辛い
でも、今やパソコンでさえ数テラのHDDを備えています
ちなみに、私のPCでは
Base(c:) : 0.5 T
Sub(d:) : 1 T
Add(f: ,h:, i:, j:) :各々 8T, 2T, 2T, 2T
合計で、15.5 T です。
ちなみに、5インチフロッピーディスク 約1000万枚分です
全部重ねると・・・(薄いものの多さを表すのによくしますよね)
中に有る磁性体は 0.075 mm だそうです。40枚重ねて3mmになる暑さです。
これを15.5TB分重ねると、約850mだそうです。
フロッピは磁性体を含むケースが付属していますのでそれを考えると
10kmぐらいですかね
あーーー!話が脱線し過ぎましたー
そうそう! だからあまりデータ量を多くできなかったんです。
でも、今では・・・全データで21年分持っています。
5年ごとにホストコンピューターを入れ替えるたびに記憶装置容量が増大したので
その時から古いデータを消さなくてもよくなったんです
それでも、過去の遺産で古いデータを扱う必要があるものは
専用のデータベースを持っています。
これも無くせるかなって思っていましたが
そうなる前に新システムが稼働したので、それに対応する必要が出てきました。
●あまり持っていないのに
新システムでは、大容量で、2年も持てるようになりました
一挙に1割になりました
これは・・・・ハードウェアの選定で間違ってるんでしょうね
今では、いろいろな大容量高可用性な高速記憶装置があるのに・・・
多分、ワンデバイス当たりの価格が高いのを買わされたんでしょうね
なので、25年ぐらい前に逆戻りになりました
あ〜あ! ラクチンシステムから辛苦システムに逆戻りだー
●それに連携させるのが辛い
で、辛苦システムへ30年分のデータを渡すために
私の方で、移行データ(渡すためのデータ)を
新システム(=辛苦システム)用に作成するシステムを開発中
でも、なかなかに大変なんです
やっぱり、これ
これなんですよー!
お相撲さんに、幼稚園児用のお茶碗でご飯を食べてくださいって言ってるみたいな感じ(笑)