●新システムでは特別対応しない
あ・・・・またグループの方針が・・・
今日の会議で、新システムでは特別対応しないと
現場の責任者が明言しました・・・
特別対応しないという意味は・・・
これまでしてきた特別対応は廃止するってことです
顧客に対する特別対応とは、顧客サービスそのものです
つまり!
顧客サービスを減らす・・・と言う事です
●現行当社では特別対応だらけ
これは、その新システムが導入される当社にとっては致命的
だって、当社システムでは特別対応がたっぷりあります
それは、基幹システムを自分たちで作ってきたから
最小限の労力で最大限の利益を得ることが出来るから
営業さんが、顧客よりこんなサービス出来るかなーって聞かれると
多分大丈夫です! もし難しかったらその時はご容赦ください。と答えますが
その多分って、恐らく99.99%です(笑)
なので、基幹システムにもはや特別とは思えないほどの
さまざまな特別対応が
これが、顧客サービスの源泉です
●新システム稼働後
しかし、新システムは今まで人頼み(つまりソフト開発会社頼み)の親会社システムが
培ってきたシステム(培ってきたって言うのもなんですが)を基本としているので
そして、またまた外注なので細かな改変は出来ません。
しかも、システムは複数のシステムが複雑に絡み合っているので
少しの変更も大掛かりになってしまいます。
なので、当社で行っている顧客サービスは新システムには実際されていません
この為、当社ではこうしていると言っても
顧客サービスやり過ぎって言われておしまい
●特別対応していた理由
はてさて、特別対応ができるのはなぜか・・・って言うと
- 基幹システムを自社開発してきた
- 従業員の1%に当たる開発可能なシステム要員
- IBM AS/400を利用している
- データベースを一元管理している
なので、会社のシステムを自由自在に機能追加ができる体制を取れてきました
しかし、これも今年限り
って言うよりか、2019年に
【新しいことをするな! 新しいものを作るな!】
って言う進歩停止命令が出されたので、その時からほとんど変わっていません
こんな事から、売り上げの10パーセント以上を占める顧客から
【これからも我々の要求に従ってシステム改変をしてくれますか?】
という問いに対して、【すぐに答えられません】と答えた営業のトップ
すると、翌年度からは取引停止と通告されました。
嘘でも良いのに、【はい、わかりました】って言っときゃ良いのに
顧客も無茶な要求なぞしてきませんから・・・・
もし、1000万もかかるシステム変更でも
売上全部飛んじゃうことに比べたら蚊に刺されたようなもんです
こんな感じで、システム変更の要請はどんどん少なくなってきてます
いや、無いです!
はてさて、どーなることやら?
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image