●育ててきたシステム
私が当社で育てて来た基幹システム
IBM System/38で構築し、以来AS/400へと引き継がれてきたシステム
1987年に稼働させた基幹システム
以後、様々な機能を追加し、
特許が取れちゃったような機能も追加し、
どんどん革新してきたシステム
いわば育てて来た我が子のような感じですね。
なんせ、35年間も共に歩んできたわけですから
実の我が子は22年、なのでそれ以上です。
●グループ統合システム
今、当社を含むグループで、全社の運用を統一すべく
グループ統合システムの構築を行っています。
この構想は良いんですが、やり方が大きく間違っています。
いい方法は、代々続いてきた商店、平屋だての店舗を
五階建てビルディングに改装するなら
そして、そのビルディングにはネットワーク完備
このぐらいするならいいんですが、
今回のグループ統合システムは
平屋(木造)を鉄筋コンクリートの平屋に改装し、
間取りは玄関が変わっただけ!
他は何の変化もない・・・
壁を叩いたら、前は木のぬくもりだったけど、
今はコンクリートの乾いた響き・・・ぐらい
はっきりいって、こんなの商売に何の影響も与えない
●出来の悪い子なら
出来の悪い子なら、確かに諦めて
スマートで要領の良い子に仕立てようとすることもあるでしょうが
我が子は控えめに言っても、6階建てビルディングぐらい
それを何で鉄筋コンクリート平屋建てにしなければならないのか?
グループ他社では、玄関が良くなって
見栄えが多少なりとも良くなるでしょうがね。
●時代に逆行
実際のところ、我が子は先進的なIT技術を取り入れて
グループ他社よりはかなり進んでいたので、
グループ統合システムの最終形より高機能となっています。
ただ、当社のシステムは 2018 年から進化を停めています。
なぜなら、私の上司から『新しいことをしてはならない』と命令されたからです。
多分、そのまま新しいものを生み出していると他社が追いついてこられないからです
なので、他社が進化している中
我がグループは5年前で停滞
当社以外のグループ他社はそのまた数年前の状態に
よって、グループ統合システムが完成したら
その時点で10年以上遅れていることに・・・
浦島太郎システムかー?
タグ:グループ統合システム 時代遅れ