●今回の関数は?
Cell 関数の Part. 1 です
このシリーズの目次はこちら⇒⇒⇒Excel Tipsのまとめ・・・いわゆる目次( ´艸`)
さて、Cell 関数はどんな関数かと言うと、
一言でいうと、対象となる Cell の属性 (Property プロパティー)を返す関数・・・でしょうかね。
●どんな時に使う?
どんな時に使おうか?
今まで、どんな時に使ってきたかなー?
って考えこんじゃいました
すると、セルの行番号や列番号を取りたいときに使っているなぁって記憶が・・・
しかし、それだけ_| ̄|○
とりあえず、Cell 関数についてもっとよく知ろうと・・・
次のような表を作りました。
これは、1列目がCell 関数に渡す第一パラメータです。
で、2列目はその結果です。
3列目は、同じ機能の別の関数があるかなって調べてみました。
4列目は、その別の関数の結果です。
なんと、Cell 関数で最もよく使っている、 Address, Col, Rowは同じ機能の関数(Address 関数、Column 関数, Row 関数)があるじゃないですか
Typeに対応する? Type 関数はあったことはありましたが、返してくる値が違いますね。
さてさて、本題はと言うと、どんな時に使うのか?でしたね。
例えば・・・行ごとに背景色を変えたいとき・・・
条件付き書式の条件に、 =mod(cell("row",2) = 1とか設定し、
行が奇数の時だけ着色
とか列で同じような感じで・・・
ぐらいしか思いつきませーん(笑)
●どんな風に使うの?
Cell ("xxxxx", [参照]) がこの関数の構文です・・・
一個目のパラメータと、その意味は・・・
- col
参照で示された範囲の左上のセルの列番号が返されます。 数字です。 - row
参照で示された範囲の左上のセルの行番号が返されます。 これも数字です。 - address
参照で示された範囲の左上のセルのアドレスが返されます。 文字列です。 - type
参照で示された範囲の左上のセルに入力されている値の型を示す番号が返されます。 数字です。 - contents
参照で示された範囲の左上のセルに入力されている値が返されます。
入力されているのが式だったら、その式が評価された値が返されることになります。 - width
参照で示された範囲の左上のセルの幅が返されます。 幅はセル幅を変更しようとしたときに表示される幅で、整数化(小数点以下は四捨五入)されます。
他にも、
color, filename, format, parentheses, prefix, protect がありますが、私は使ったことがありませんし、今後も使う気が全くしません。 なのでお話しできないです
どなたか教えてくださる方がいたら、コメント欄にお願いします。
●注意すべき点は?
Cell 関数の第二引数は参照となっていますが、省略可能です。
でも、省略した場合は、想像とは異なる結果が返ってくることもありますので、意識して省略する以外は、きっちり記述したほうが確実ですね。
●関連する関数
row 関数 行番号を取得する・・・Cell("row"[,参照])と同じ感じです。
column 関数 列番号を取得する・・・Cell("col"[,参照])と同じ感じです。
address 関数 セルのアドレスを取得する・・・Cell("address"[,参照])と同じ感じです。
type 関数 データの型を取得する・・・Cell("row"[,参照])と同じ感じです。でも、返り値は違います
なんとなく、消化不良で終わっちゃう感じですよね・・・続編、考えてみようかな?
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