●システム構築
現在、私の所属しているグループでは、グループ全社で統一した運用を行うため
統合システムを構築しています。
システム構築は、たとえて言えば住居の建設に似ています。
●システム設計
皆さんは、住居を建てたことがおありでしょうか?
まぁ、自分で建てたことのある方は非常に少ないでしょうが
実際の建築作業は業者に任せるとしても、外装や内装についてご自分で
あーだ、こーだと一から十まで決めた方は結構居られるのではと思います。
コンピュータシステムも同じで、実現しようという運用があると思いますが、
その運用に合わせてコンピューターシステムを作る・・・か
既存のパッケージがあれば、それに運用を合わせる・・・か
すると思います。
今回、我々のグループで行っているのは前者です。
もう、そろそろ開発工程に移ろうかと言うところで、
この段階では、完全な設計がなされている必要があります。
●システム製造
この段階では、建築材料をそろえて大工さんが、トンテンカントンテンカンと組み立てていきますね。
そして、外装が済んだら、今度は設計書に従って内装です。
コンピュータシステムブログラムも同じように、大まかなトータルシステムがあり、
それらを構成するサブシステムがいくつか存在します。
ともすれば、サブシステムを構成するサブサブシステムなども制作するでしょう。
●システムテスト
そして、製作が終われば、システムテストを行います。
大規模システムになると何千というプログラムの集合体です。
それらの一つ一つは、設計書に従ってテスト(単体テストと言います)をしています。
しかし、プログラム通しを組み合わせると思わぬ落とし穴が発生することもあります。
なので、実際に即した使用をして、不具合の存在を確認するのがシステムテスト工程です。
運悪くこの工程で不具合が見つかると、それを修正すべくプログラマーが徹夜するって感じです。(うそです。徹夜はしません。多分)
●カットオーバー
十分なテストを繰り返し、パスしたならば、カットオーバーです。
本格的な運用開始です。
まぁ、住居で言えば、住み始めるってところですね。
さて、ここで、住居建設では、絶対に落とすことの無いであろう、玄関です。
我がグループの統合システムは、何となく・・・肌で感じているんですが
玄関が無い住居かしら? と思えてならんのです。
まあ、玄関が無いことはないんでしょうが、出来上がった家を見ると、
2階の窓からバルコニーが突き出していて、まるで洋館を思わせるが良そうなのに、
玄関が、がらがらがらーってスライドさせる引き戸・・・だったり、
いや、数トンありそうな超合金のドアが付いていて、家に出入りするときはドアを開けるだけで1時間ぐらいかかりそうな・・
そんな感じのシステムシステムになりそうです
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