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2021年11月27日

被害者視点で展開される韓国の歴史教育 石井 友加里



 子供の授業を見て驚いた 

 被害者視点で展開される 韓国の歴史教育




11-26-1.png石井 友加里 日韓翻訳家 11/27(土) 6:01配信



    11-27-1.jpg
    
        韓国が実効支配する竹島(写真 ロイター アフロ)11-27-1
  

 日本人と韓国人の間に生まれた子供を持つ親で在れば、一度は悩んだ事が有るで在ろうテーマが韓国での歴史教育では無いだろうか。小学校高学年の子供を公立の学校に通わせて居る筆者は、何度か韓国式の歴史教育に違和感を持つ機会が在った。韓国では幼少期から「独島(竹島)は我が領土」と教え込む。


 11-27-2.jpg

 写真は、学校に設置された独島守護サークルに参加する子供した子供が「独島の領土主権を守護する」と云う主旨の先生をして居る様子(写真 YONHAP NEWS アフロ)11-27-2
 

 韓国での歴史教育には、民族の自尊心を育てる意図が強く感じられる。特に、二度に渉る日本に依る侵攻の歴史が詳細迄教えられて居る。又、史実を時代背景や状況から広角的且つ客観的に教育するのでは無く、被害者視点で展開されて居る点が特徴だ。  
 歴史認識は、国民のイデオロギーを形成し現在の国政や外交にも影響を与える。韓国では、日本に依る侵略の歴史を授業の研究課題として扱う事も在り、感性豊かな子供達が虐げられた歴史をより自分事として捉え易い。韓国在住の筆者が身近に感じた違和感に付いて、子供の教育視点から解説しよう。

 

 1. 幼少期から「独島は我が領土」  

 韓国の知識人や市民団体・政治家は、日本は侵略の歴史を歪曲して居ると批判する場面が好く見られる。しかし、第二次世界大戦に敗戦した日本では「戦争の悲劇を二度と起こすまい」と云う決意の基、平和主義が刷り込まれて居る。筆者に取って驚きだったのは、韓国に依る竹島の領有権主張とその方法だ。  
 竹島は、戦後処理が行われたサンフランシスコ平和条約で日本の領土とされたが、韓国では幼稚園児も「独島は我が領土」と主張し国際社会の判断を無視して居る。極めて複雑な問題で在るのに、韓国は警備隊を配置して竹島を占拠し、国民は幼い内から楽曲「独島は我が領土」を習う。お遊戯会の定番でも在るこの曲に合わせて幼児は楽しそうに踊るのである。

 2021年11月12日、SNSやネットを通じて海外に韓国の広報活動を行う誠信女子大教授は、島根県庁の竹島資料室に日本の大学生の解説者を置いた事に言及し「島根県は純粋な大学生に間違った洗脳教育を行い、解説者に動員すると云う愚かな事をして居る」と批判した。「開いた口が塞がら無い」と言えばそれ迄だが、韓国ではこの様な独自の歴史観が正義とされて居る。
 因みに、日本はこれ迄3回、領土問題に関して国際司法裁判所に付託する事を提案して居るが、韓国側に依って拒否され竹島問題の解決の見込みは立って居ない。それとは関係無く韓国著名人の島上陸や光復節のイベント等が行われ、韓国人の自尊心を象徴するシンボル的存在と為って居る。

 2. 韓国の小学校社会科教科書の実態  

 1980年代から、日本の歴史教科書の歪曲に付いて中韓から指摘される様に為った。只、スタンフォード大学が実施した日本・韓国・中国・台湾・米国の高校の歴史教科書の比較研究(2012)に依ると、日本の教科書は他のどの国の教科書よりも、戦争を美化したり愛国心を強調したりする事無く抑制された論調で書かれて居ると云う。  
 一方で、韓国の教科書では日本の支配下での民族の辛い経験と抵抗・独立の歴史を中心に描かれて居り、当時の世界情勢や背景に付いての言及は見当たら無いそうだ。

 周辺国への配慮と二度と戦争を繰り返さ無い決意・平和主義を教える為に慎重に編纂されたのが日本の教科書なら、その真逆を行くのが韓国の教科書と言えるだろう。歴史が被害者視点で綴られて居る事はそれを如実に表して居る。

 ■ 竹島ポスターに登場した安重根のビックリ顔  

 筆者の手元に在る小学5年生の社会科教科書を例にしても、矢張り日本による統治時代に行われた抵抗運動の様子や、独立思想等に焦点が当てられて居る。豊臣秀吉の朝鮮出兵に際しては、朝鮮の英雄・李舜臣(イ・スンシン)将軍をテーマに数ページに渉って記載されて居る。
 ドンな人物で在ったのか、又どの様にして日本軍に勝利したかと云う話が、戦法や武器等絵と共に解説されて居る。 「李舜臣将軍に付いての考えを友達と交わそう」と云う課題も提示されて居た。

 敢えて深く掘り下げる事はしないが、児童の間では日本の蛮行を非難し、抗日の偉大な英雄を称える会話が繰り広げられるだろう。 朝鮮総督府の前身で在る韓国統監府の初代統監・伊藤博文に関しても同様だ。民族運動が過激化する中で暗殺を成功させた独立運動家の安重根(アン・ジョングン)が英雄視されて居る。 教科書には「安重根義士が正しい事をしたのに死刑にされた理由は何でしょう?」と問い掛けが在った。

 韓国のサイバー外交使節団・VANK(バンク)は、独島の日に向けたキャンペーンポスターに、安重根を初めとした活動家達の写真を加工したポスターを作成した。活動家達が驚いた表情でスマートフォンを眺めるポスターで「竹島?日本?」と文字が入って居る。
 広告制作者に依ると、過去の活動家の様に、国を守る意味合いを込めて独島は韓国の領土だと具体的に提示したそうだ。安重根と竹島問題は全く因果関係が無いが、韓国のナショナリズムで一括りにすれば腑に落ちる訳だ。

 ■ 慰安婦問題の解決を妨げたと言われるアノ団体  

 元従軍慰安婦問題に関する記述にはこの様に在った。「日本は、1993年に日本軍に依る慰安婦の事実を一部認め、謝罪したが、コレを撤回する言動が続いて居る」
 コレは韓国の一般人や言論からも度々指摘される意見で在るが疑問が残る。補足説明が無いからである。幾ら小学生向けの教科書でも、何を以て日本が謝罪を撤回する言動が行われたのかを記載すべきだろう。子供が歴史に付いて何も分から無いまま受け入れ「日本を謝ら無い国」と認識する危険性を秘めて居る。  

 1993年と云えば、日本政府が河野洋平官房長官に依る談話で元従軍慰安婦被害者に対して謝罪した年である。その2年後には「女性の為のアジア平和国民基金」が設立されて居る。韓国を始め、台湾・インドネシア・フィリピン等の日本軍に依る元慰安婦被害者に対し謝罪と基金が渡される事に為った。
 しかし、韓国側の対応は日本の期待とは相反した。基金に反対した市民団体に依って償い金を受け取った慰安婦は批判されたのだ。

 この時の慰安婦支援団体の挺対協(後の「正義連」正義記憶連帯)は、2015年に結ばれた「慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決」で在る日韓合意にも反対して居る。文政権も、2018年にこの慰安婦合意を反故にした。
 日本が約10憶ウォン(約1億円)を拠出し、慰安婦1人に付き1億ウォン(約1,000万円)を支給しようとした「和解・癒し財団」は解散され、拠出金は返却されて居ない。 処が、後に慰安婦支援団体の汚職が明るみに出た事で流れが変わって来た。

 ソウルの日本大使館の前で、長らく日本政府に抗議する水曜集会を独占的に実施して来た正義連の代表は、慰安婦達を守る立場で在りながら、寄付金や補助金を横領した罪で元慰安婦から告発された。以上の事情から、元慰安婦問題に関して日本政府が出来る限界は既に超え、韓国国内の問題と捉える事が出来る。
 実際、韓国国内には「正義連が慰安婦問題の解決への道を妨げて来た」と云う批判も在り、一部の市民団体が団体の解体を主張するデモ活動を行って居る。最も、事情や背景を省略する傾向の在る韓国の歴史教育では「慰安婦問題が解決し無いのは日本がキチンと謝罪を行って居ないから」が通説と為って居る。

 ■ 歴史教育の狭間で苦しむ日韓両国の血を引く子供達  

 3. 傷つく日韓両国の血を引く子供達  

 韓国の歴史教育の被害を受ける子供も居る。日韓両国のアイデンティティを持つ子供達だ。民族の自尊心と抗日イデオロギーを教える韓国の教科書を読むと、自然と韓国視点の歴史を学ぶ事に為り、事実を広い視点で考察する機会が失われる。  
 その結果、韓国の小学生が日本人に嫌悪を抱くのは当然の事で、残酷な子供は身近に日本出身者や日本にルーツを持つ同級生に矛先を向ける。筆者の子供も、何度か学校で言掛かりを着けられ困った事が在った。友人の日韓ハーフの子供は、歴史の授業で号泣した事も在ったそうだ。コンな事も在った。

 筆者の子供が「読書論述」(※読書と感想文の書き方を習う課外授業)教室に参加した時に、課題図書を見て血の気が引いた記憶が在る。児童向けの図書として居たが、日本の統治下で日本人に迫害された朝鮮人の話で、生々しい描写が多く子供に相応しい内容とは思え無かった。  
 歴史は教えるべきでは在るが、何も知ら無い子供にその図書を読ませる意図は何だろうか。嫌悪感から受講を辞めさせたが、その様な教育が現在進行形で在る事が非常に残念だった。  

 4. 韓国人の間で日本ブームが再来  

 その様な愛国主義的な韓国の歴史教育と、韓国の市民生活は無関係で在る。それはそうで在る。70年以上前の歴史と、今を生きる人々に関係は無い。韓国の子供達は日本のアニメやゲームを日常的に楽しみ、若者は寿司屋やカウンター式の懐石店の前で行列するのが最近のトレンドだ。

 学校の授業の際に冗談紛れで日本の悪口を言いながら、日本のアニメキャラクターや任天堂スイッチに夢中で在る。最近日本ブームが再来し、2019年の反日不買運動で売り上げが半減したユニクロが黒字に転じて居る。
デザイナーコラボアイテム「+J」の発売日には若者が店舗前に行列を作って居た。又、コロナ禍で日本旅行が出来無く為った韓国では、日本風の旅館が密かに日本好きの間で流行って居る。
 他にもドラマの撮影セットだった京畿道東豆川市には、日本の京都を彷彿させる雰囲気が若者を中心に人気を博して居る。

 ■ 韓国式ナショナリズムの限界

 一方で、共に民主党の次期大統領候補は反日的な意見を展開して居る。
 
 「侵略国家、日本が分断されるべきだった」
 「日本を超える」
 「日本は常に信用出来る完全な友好国か」


 等の発言を繰り返して居る。筆者は、抗日姿勢の政治家や知識人の主張と、一般市民の肌感覚には広い乖離を感じずに居られ無い。2022年3月に選出される大統領に依っては、歴史問題を材料に今よりも日韓関係が悪化するかも知れ無い。
 その代償は日本や韓国の富裕層では無く、韓国の一般市民が払う事に為るだろう。歴史教育に依って韓国式ナショナリズムが形成されて居ても、反日に辟易した国民が使い古された手段で再び盛り上がるだろうか。先を予測する事は難しいが、筆者は時代錯誤の様な気がして為ら無い。


  ライター 石井 友加里

 石井 友加里のプロフィール ライター兼韓日・日韓翻訳家 神田外語大学卒 比較文化専攻 韓国人と結婚後 韓国企業の東京支社に勤務する 2011年からは韓国在住 多文化共生等幅広いテーマで執筆活動を行って居る


 〜管理人のひとこと〜

 日本の、悪夢の安倍長期政権の経済停滞に依って、既に個人所得では韓国に抜かれ、発展途上国・貧困国と為った我が国が、最早韓国を下に観る事は失礼に当たる。今迄の政府は、根本的なデフレ対策を行えず国民を疲弊させ困窮へと追い込んで平然として居る。
 コノ日韓関係の問題を続けて取り上げてしまったが、何の意図も無く単に興味に任せたものだ。世相が悪化し青少年の突飛な犯罪が増えた気がする。「この国に住んで何の夢も希望も無い・・・」そんな日常に若者は何の未練も抱け無いのだろう。そして、国民の日常と乖離した政府の遣る事は、誰からも何の同調も得られ無い政策を続けるだけ。
 私達国民は大いに反省せずには居られ無い。何故20年以上もこの様な政治を続けたのかを。何故、自公政権を支持し続けたのかを。それに依ってこの様な悪夢に満ちた現状を招いてしまった。もう遅いかも知れないが、最後に残された機会は少しは残ってる筈で在る。多くの国民の目が覚めれば・・・












 



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