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2020年03月24日

何故政府の新型コロナ対策は「信用出来ない」と感じられるのか




  何故政府の新型コロナ対策は

 「信用出来無い」と感じられるのか


            〜プレジデントオンライン 3/24(火) 11:16配信〜


       3244.jpg

               法政大学の上西充子教授

 〜新型コロナウイルスの感染拡大で、政府の対応に批判が集まって居る。法政大学の上西充子教授「今回の対応に限らず『桜を見る会』や検察官の勤務延長等、安倍政権は国会で論点ズラシやハグラカシの答弁を繰り返して来た。批判の根底には、不都合な事実を隠す姿勢の積み重ねがある」と云う〜




 





 乱発する「論点ずらし」が招いた不信感

 ・・・上西教授は安倍政権の答弁姿勢を継続して批判して居ますね。

 ハイ。例えば先の国会では2019年11月から「桜を見る会」を巡って野党の追及が本格化しました。しかし安倍首相は何時もの手法で答弁し追及逃れを繰り返しました。質問を正面から受け止めず「論点ずらし」「はぐらかし」の答弁だと言えます。

 田村智子(日本共産党) 総理、詰り、自民党の閣僚や議員の皆さんは、後援会・支援者の招待枠、コレ自民党の中で割り振って居ると云う事じゃ無いんですか。コレ、総理でなきゃ答えられ無い。総理、お答えください。総理で無きゃ答えられ無い、総理で無きゃ答えられ無いですよ。

 安倍晋三(内閣総理大臣) いや、今説明しますから。桜を見る会に付いては、各界に於いて功績・功労の在った方々を各省庁からの意見等を踏まえ幅広く招待をして居ります。招待者に付いては、内閣官房及び内閣府に於いて最終的に取りマトメをして居るものと承知をして居ります。
 私は、主催者としての挨拶や招待者の接遇は行うのでありますが、招待者の取りマトメ等には関与して居ない訳であります。その上で、個々の招待者に付いては、招待されたかどうかを含めて個人に関する情報である為従来から回答を差し控えさせて居るものと承知をして居りますが、詳細に付いてはですね、詳細に付いては政府参考人に答弁させます。
 (2019年11月8日 参議院予算委員会での遣り取り)

 桜を見る会は、首相が主催し国費で毎年開催されて来ました。本来は「各界の功績・功労者」等を招くものですが、首相の後援会や支援者も数多く招待されて居た疑惑が持ち上がりました。野党議員が「招待枠を自民党の中で割り振って居たのでは?」と質問しました。対して安倍首相は「私は、主催者としての挨拶や招待者の接遇を行うのでありまして、招待者の取りマトメ等には関与して居りません」と答弁して居ます。この答弁は正に「論点ずらし」です。

 安倍首相は、招待者の募集・推薦・招待と云う一連のプロセスの最後の、推薦者を内閣府や内閣官房が取りマトメて招待状を送るプロセスに限定して、それに「関与して居ない」と答えて居るだけなんです。その後、野党側が入手した文書によって、安倍事務所が後援会関係者を幅広く募って居たと云う事実が否定出来無く為り、安倍首相も認めるに至ります。
 けれども当初は、安倍事務所が後援会関係者を幅広く募って居た事実を隠し、恰も募集には関与して居ないかの様な印象を持たせる答弁を行って居たんです。

 「ご飯論法」が明らかにした答弁の不誠実さ

 ・・・「ご飯論法」の典型例と云う事ですね。

 そうですね。安倍首相は2020年1月の衆院予算委員会で「私は幅広く募って居ると云う認識でした。募集して居ると云う認識では無かった」と答え話題に為りましたね。コレは「ご飯論法」の失敗例に為りましたね。

 ・・・「ご飯論法」と云う言葉が誕生した経緯を教えてください。

 「働き方改革関連法案」が争点に為った2018年の通常国会で、加藤勝信厚労相が意図的に質問の論点をずらした答弁を続けて居た問題に気付いて欲しくて、それを朝ごはんを巡る遣り取りに例えてツイートしました。1日で1000を超えてリツイートされました。これを見てブロガーの紙屋高雪さんが「ご飯論法」と名付けた事で更に拡散されました。

 「朝ごはんは食べましたか?」と聞かれているのに「ご飯(白米)」を食べたのかを問われて居ると勝手に論点をずらし「ご飯は食べませんでした」と答える。朝食を抜いたのかと思いきや、実際はパンを食べて居た、にも関わらず・・・パンを食べて居たと云うのが明らかにしたく無い不都合な事実に当たります「朝ごはん食べましたか?」と聞かれて「何も食べて居ない」と答えれば虚偽答弁に為ってしまいますからそうは絶対に答えません。けれども、パンを食べた事は隠し続ける訳です。詭弁(きべん)以外の何ものでもありませんが、安倍政権はコノ論法を国会で多用して来ました。

 一見すると語り口は丁寧で誠実な答弁ですが、実際は質問に正面からは答えて居ません。答弁を注意深く見てみると、随所に論点ズラしやハグラカシがあります。政権が野党から追及されると、ご飯論法が現れます。政権側と野党の議論は噛み合わず、質問時間だけが空費される。そんな国会審議が延々と続いて居るのが現状です。

 「図形の証明問題の補助線みたいなもの」

 ・・・2018年の新語・流行語大賞にもノミネートされましたね。

 私自身はご飯論法と云う言葉だけが広まる事に余り意味は無いと思って居ます。言葉だけが広がるのは、レッテル張りと同じですよね。ご飯論法は、図形の証明問題の補助線みたいなものだと思って居ます。補助線を引く事によって見えて来るものがある。私はこの言葉を通じて「パン」を見て欲しい。隠された不都合な事実を確り見て欲しい。ご飯論法はその為のツールです。

 ・・・答弁を引き出せ無いのは「聞き方」に課題が有るのでは無いでしょうか。  

 野党議員の聞き方・質問力も問われますが、決してそれだけではありません。野党議員の中には、緩い質問を繰り返す人も居無い訳では無いですが、確り勉強をして緻密に質問を練り上げ、論で詰めようとする人もいます。質問する側の問題と言うよりは、答弁する安倍首相や閣僚の姿勢の問題だと思います。野党の追及が甘いと云う見方は、正に政権の思うツボでしょう。
 「働き方改革」や入管法の改正・統計不正の問題でも答弁姿勢は同じです。政権に取って不都合な事実が隠されたママ、議論は深まらずに時間だけが過ぎて行く。国会が正常に機能して居るとは言えません。



 





 ご飯論法は「不都合な事実を隠す」為の手段

 ・・・国会では、新型コロナウイルスに関連する議論が中心に為って居ます。

 桜を見る会や検察官の勤務延長等、今年の国会でもご飯論法が沢山登場して居ます。ご飯論法が出て来たら、政権に取って不都合な事実が隠されて居ると言って好い。私は、ご飯論法が出て来る度に論点をスリ替えて、常に国民を騙(だま)し続けて居ると考えて居ます。
 その過程で生まれて行った不信感の積み重ねが、新型コロナウイルスの政府の対応への批判の根底に有るのでは無いでしょうか。新型コロナウイルスの感染が広がって居る、その不安の中で暮らすのは大変です。でも、政府の言う事を鵜呑みにしない姿勢は常に持って置くべきだと思います。
 そんな緊張関係が在って初めて政府は真面に政策を遣るんだと思います。私達が安心し切ってお任せにしちゃって居ると根拠が無いママ好き勝手に遣ってしまいますから。国会は疑惑追及だけで無く、新型コロナウイルスの生活への影響等国民に身近な疑問を政権にブツケル場でもあります。閣僚の答弁が信用に足るものなのか確り見て行く必要があります。

 新型コロナ対応で「政権が何処を向いて仕事をして居るかが分かる」

 ・・・新型コロナウイルスを巡る国会審議は、ドンな点に注目して居ますか。

 私の専門は労働問題なのですが、大規模な自然災害と同じで、弱い立場に有る人により大きなシワ寄せが行く事に為ります。飲食店やホテル等、既に多くの業界でコロナショックの煽りを受けて居ます。企業は苦しく為れば、非正規で働いて居る人を真っ先に切るでしょう。「もう来なくて好い」と言われてしまえば、持ち応える体力も無く生活に行き詰まってしまいます。そう云った方の生活を支える政策がどう為るか注視をして居ます。
 正社員であれば、時短勤務や一時休業で雇用を維持しようと企業も努力するでしょう。事業活動の縮小を余儀無くされた企業に対しては、休業手当として支払ったお金が助成される制度もある。けれども、非正規は行き成り切られるリスクが大きい。そう為るとダメージは大きいですよね。そう云う方の生活を確り守るのか切り捨てるのか、ソモソモ苦境を見無い事にしてしまうのか。政権が何処を向いて仕事をして居るかが分かる。

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 国会を見よう、と訴える本当の理由  

 ・・・新著『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ)では国会の「正常化」が必要だと訴えて居ますね。

 端的に言えば、聞かれた事にチャンと誠実に答える国会です。現状では、論点ズラシやハグラカシが横行して、正面から質問に答えようとしません。そんな遣り取りを平然と続けて居るのが今の国会です。論理的な遣り取りが成立する状況にし無ければいけません。
 国会パブリックビューイングやご飯論法と云う言葉は、国会を可視化させる為の手段です。多くの人がリアルな国会を見る様に為って「お前ら好い加減にせい!」と声が上がれば、状況は改善されると考えて居ます。野球やサッカー等のスポーツ中継は、選手の紹介や戦術の特徴が紹介されます。さっきのプレーはどうだったか、スローモーションで解説も有りますよね。同時解説は出来ませんが、国会もそう為ればもっと身近なものに為ると思います。

 「おまかせ」や「お客さん」のママではダメ

 ・・・先ずは国会を見てみよう、と云う事ですね。

 国会を可視化する事で国会の正常化を目指したいと考えて居ます。編集された映像では無く、有りのママの国会審議を見て欲しいと思います。審議の過程にコソ注目してください。野党議員が何をどの様に追及して居るのか、各党の法案への向き合い方も見えて来ます。
 勿論答弁する安倍首相や閣僚の姿勢も見えて来ます。政治が私達の暮らしに直接関わる問題である事が見えて来れば「おまかせ」や「お客さん」のママではダメだと実感して貰えると思います。先ずは、国会を見ることから始めましょう。


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 上西 充子(うえにし・みつこ) 法政大学 キャリアデザイン学部教授 1965年奈良県生まれ。東京大学教育学部卒業後 同経済学部に学士編入して卒業 同大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得満期退学 日本労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)の研究員を経て法政大学キャリアデザイン学部教授 同大学院キャリアデザイン学研究科教授 専門は労働問題 2018年6月より「国会パブリックビューイング」の代表として国会の可視化に向けて取り組んで居る 2018年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれた「ご飯論法」の受賞者のひとり 2019年、日隅一雄・情報流通促進賞の奨励賞を受賞

    法政大学 キャリアデザイン学部教授 上西 充子  構成 菅原雄太   以上







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           IT専門転職エージェント@PRO人

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