アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2022年02月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
ヨリちゃんさんの画像
ヨリちゃん
プロフィール

広告

posted by fanblog

2018年05月10日

中東 その5 


 中東 その5

 
 あとがき

 「中東ガザ地区の入植地撤退は大きな混乱も無く終了した」このニュースの意味が理解出来た日本人は果たしてどれ位いるだろうか。十人に一人位? いやいや。しかしそれが日本人の一般的な中東観だろう。
 実際、筆者もそれ程詳しい訳では無い、何しろ中東情勢は余りにも複雑なのである。それを専門にしている人でも無い限り、幾ら勉強しても日々刻々猫の目の様に変わり、ヒックリ返り続けるかの地の変化には到底追い付いて行けない。少々言い訳臭くもあるが、それが実情と云うものだ。

 今回は、冒頭に挙げた出来事を中心として、中東の現状をある程度まとまった記述に整理してみる事を企画した。それは自身の備忘録としてでもあり、ここを読んで下さる方々への「中東ガイド」と云った趣になる事も期待したものである。
 さてそれで、どうだったろうか。第一章「そもそもの始まり」の冒頭に挙げた疑問、即ち「ガザ地区とは、入植地とは一体何か? それを撤退する事にどの様な意義があるのか?」に対する思考の土台位は形成出来たかどうか。

 念の為上記を少し補足して置くと、ガザ地区とは、第三次中東戦争時にイスラエルがエジプトから奪ったシナイ半島の一端にある地域であり、言わばイスラエルの占領地なのである。占領地の統治については、国際法で、占領側の入植(占領相手の住民を追い出し自分が住まう事)行為は禁じられて居る。しかしイスラエルは、違法的な入植行為を繰り返す事で、占領地を何時の間にか自国領土に塗り替えてしまおうと画策して居たのだった。
 それを裏で操っていたのが実は現首相シャロンだったのである。尚、この不法入植が国際世論の非難を浴びる切っ掛けと為った、インティファーダ(民衆蜂起)に付いては、最低限でもその始まりから過程の概要位は押さえて置く必要はあると思う。

 2005.9 Tanemo記

 当サイト内の著作物は、全て著作権法の定める所に従い適正にご利用下さい。尚、私的使用以外及び適正な方法による引用以外の用途に使用する場合は、必ず以下の宛先にご連絡下さい。[メール] Copyright(c)2001,Shigeru_Tanemori

 以上 参照 おわり


 勝手に参照させて頂きました、有難うございます。現在の問題の出発点は、決して第二次大戦以後に始まったのでは無く、起源前後からの遠大な歴史と共に生まれた悲劇だったのだ。それは、所属する宗教であり民族や国の違いであり、対立と融和を続けた人類の営みの歴史でもあったのだ。
 著者の問われる「未知ゆえの蛮行」こそが、我々が決して犯しては為らない教訓だったのだと、改めて自問する。末尾に為りますが貴重な文章に敬意を捧げます。



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7642437
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。