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2018年05月10日

中東・・・余り私達には縁の無いと思われている処・・・を敢えて


 地方に住む私には、毎日乗る車のガソリン代が大いに気にかかります。最近は140円/リッターを超す勢いで値上がりしています。原油と円の国際相場で左右されるのでしょうが、安い時は100円を切ったり逆に180円を超えたりします。この不安定な原因は一体何なのでしょう?
 中東は紛争の多い危険地帯だとの思いが私達の頭に植え付けられています。一体、中東とはどの様な所で今後私達にどの様に関わって来るのか・・・と、特集を組みました。

 他の方のレポートを無断に使用して居ますので予めお断りします。勝手に引用して申し訳ありません・・・皆さんと共に学んで行きたいと思います。ご了承頂ければ幸いです・・・これからアラビアを中心とした歴史のロマンがはじまります・・・



 中東の歴史を知る 2015/02/09  12:48 から引用しています
 
 
 複雑怪奇な中東情勢で、遠いアラビアの問題が今身近な問題へ
 
 私達はこの中東問題を他人事として見過ごす訳には行かぬ様で、距離的には遠いが我々のエネルギーの大半がそこから日夜運ばれて居る現実や、真に残念ながら今までにも日本人の犠牲者が生まれたり、今回は政府の不作為の不手際で出さ無くて済んだ二人の尊い犠牲者を生んでしまった。(安倍による二人の日本人殺害放棄)
 これは全て、指導者の"中東を学ばず知らずに"ウダウダと米英に追従した愚かさが原因で、今でもその愚かさに本人が気付か無いテイタラクだ。

 私を含め、殆どの人達は(研究する専門家を除いては)中東の歴史をそれ程知らないし大した興味も持た無かったと思う。何故何時もテロだとか自爆だとかが行われるのだろう、と物騒な地域だと毛嫌いする人も居るだろう。特に、我が国の歴史も満足に学ば無かった私には縁遠いものだった。
 それには、先ずは知る事であり学ぶ以外に手は無い。チグリス・ユーフラテス河畔文明の地である中東は、実に遠大な歴史を抱える人類の営みを知る格好な図書館かも知れない。先ずは先人の教えを乞おうではないか。


 参照 中東の歴史 作:Tanemo 

 日本は古(いにしえ)より、幾つもの戦乱が果てし無く続いて来た国だ。只、その大半は権力を巡っての争いであり、民族戦争或は宗教戦争と呼べるものは殆ど皆無だったと云って好い。
 日本が要約世界にはその様な類の争いが存在する事に気付いたのは、恐らく明治以降からである。しかし、概ね単一民族が暮らす四方を海に囲まれた小国で、八百万の神を適当に信奉して来た我等が故に、その争いの本質が真に理解出来る筈は無かった。
 それから百数十年を経た現在でも、その状況は基本的に変わって居ないと考えられる。リーダー達の頭の中も同様だ。そうして、「9・11」の後、古い頭のリーダーに率いられた我々は、無知の故に遂に取り返しの付かぬ方向へ進み出してしまった。
 具体的には@米国への極めて安易な追従Aイラクへの無神経・無方策な介入Bイスラム圏或はアラブ諸国全てを敵に回す如き暴言の数々C中韓との溝を深める幾多の傲慢な行為D国内的には憲法第9条無効化への動き、等々。その行き着く先は恐るべき暗黒世界以外何ものでも無い。

 知ら無いで遣る事、知って居て遣ら無い事。両者は根本的に異なるものだ。我々はこれまで何も知ら無かった事故に、却って世界の中立点に立つ事も可能だった。そうして、人類として最初に核兵器の惨禍を体験した事、そこからの復興を成し遂げた事、過去にアジア諸国への非人道的侵略・虐殺を行なってしまった事、それ等から得た大切な教訓を中立点から全世界に発信する事も可能だった筈なのである。
 しかし、それは今からでも決して遅くは無い。その為に今の我々に必須なのは、先ず本当の事を知る事。その上で遣っては行けない事を正しく認識する事である。

 これから僕は、今、中東で起きている事の「何故」を解く為の、少し長い歴史の旅をしようと思う。勿論全ての「何故」に立ち向かう事は微力の僕に不可であり、その為今回は冒頭に挙げた、ガザ地区の入植地撤退に焦点を絞る事とし、そこに生じる「何故」から三千年の時を遡ってみる積りである。


 第1章 そもそもの始まり
 
 ガザ地区とは、入植地とは一体何か?それを撤退する事にどの様な意義があるのか?  

 恐らくそう云った「何故」の答えを解く為には、およそ三千年の時を遡ら無ければなるまい。今起こっている事を理解する為には、そこに至った過程を辿る事しか他に手段は無く、それが個人的な事柄であれば、精々人の一生程度の時間を遡れば事足りるが、社会的や国家的の事情を真に知る為には、矢張り数百年・数千年のスパンで物事を捉える目が必要と為る。
 それではこれから古い歴史の旅に出てみよう。およそ紀元前10世紀頃からの話になる。この時代に付いて疑問を解き明かすキーワードは「パレスチナ」「イスラエル」「ユダヤ人」

 パレスチナと聞けば、PLOとか、パレスチナゲリラ、或はアラファト議長と云った処が連想されるのではないか。それはそれで正解であるが、パレスチナと云うのは実は地名である。その場所はと云う前に一旦中東の地理に付いてお浚いをして置いた方が良いだろう。

 地図で見ると、 ユーラシア大陸とアフリカ大陸が繋がる地点にスエズ運河がある。その東側のシナイ半島を含め、アフリカ大陸側に広がるのがエジプト、更に西にはリビア、アルジェリアと続く。エジプトから紅海を東に望むとアラビア半島があり、その大半の領地を占めて居るのがサウジアラビア。
 半島の突端には、アラブ首長国連邦・オマーン・イエメンの各国。サウジの北側に接しては、クエート・イラクがあり、その東はイラン・アフガニスタン・パキスタンと続く。イラクの北側、黒海沿岸までがトルコ。それ等に囲まれて地中海の東岸に接する比較的狭い地域に4つの国があり、夫々、シリア・ヨルダン・レバノン、そしてイスラエル。こう云った所が概ね中東と呼ばれる地域である。

 その中でパレスチナ地方とは、イスラエルとヨルダンとの国境にある死海、そこへ流れ込むヨルダン川、それ等と地中海東岸を挟んだ一帯の地域の事。上でお浚いした地理によれば、”比較的狭い地域に4つの国が”と述べた、その更に中心あたりの場所。
 主要な都市としてエルサレムがある。尚、パレスチナと言う名称は、紀元後に古代ローマ帝国が蔑視的に名付けたものであり(これに付いては後述する)、それ以前のこの地方は「カナン」と呼ばれて居た。

 紀元前12世紀頃、その地に於いて、エジプトから渡って来たユダヤ人と地中海方面から渡った来たペリシテ人との間に対立が始まって居た。その争いは最終的に、ダビデ王に率いられたユダヤ人側が勝利を収め、此処にイスラエル王国が建国された。(紀元前約10世紀頃)
詰まり、パレスチナの地に、ユダヤ人が自らの国のイスラエルを築いた。これが「そもそもの始まり」であり、あらゆる問題も又全てそこから始まったと云って過言では無い。

 ダビデ王とその子ソロモン王の時代には多いに繁栄したイスラエルでだったが、その後は、北イスラエル王国とユダ王国とに分離。互いに小競り合いなど続ける内、前者は紀元前7世紀頃、後者は同じく6世紀頃に夫々滅亡を迎えてしまう。
 歴史上有名な「バビロン捕囚」とは、ユダ王国の滅亡に際し、新バビロニアに依って捕らえられた捕虜の事である。そうして、これが「第2のそもそも」なのである。結論を先に云うと、「ここに祖国を失ったユダヤの民は、何時の日にか再びその地に帰る事を誓いながら世界各地へ散って行った」と。
 更にもう一つ結論を述べれば、現在云う所の「パレスチナ問題」は、この「第2のそもそも」を源として現代に噴出した紛争なのであって、詰まり「二千数百年の時を経て、遂にユダヤの民はその誓いの実現に漕ぎ着けた。しかしそれは元々パレスチナに暮らす住人の怒りと悲しみを代償に手に入れた栄光だったのである」

 サテ、それでは、第3のキーワード「ユダヤ人」に付いて

 実は「ユダヤ人」とは何かと云う定義は、意外に難しい。歴史で云う処のユダヤ人と現在のそれを同じに考えると非常に話がややこしく為る。取り敢えず、歴史上の観点からだけ述べると、前述「そもそもの始まり」に登場して居るのが歴史的ユダヤ人だと云って好い。ただ彼等は一般的にユダヤ人の定義とされる「ユダヤ教を信仰する民族」でも無い。何故ならこの時期、彼等の信仰して居た宗教は、未だユダヤ教とは云え無い「ヤハヴェ信仰」と呼ばれるものだったからだ。
 それでは、ユダヤ教とは一体何か?実は、ここから先は又新たなそして非常に重要な要素を含む展開に為るから、一旦この章は閉じて置く事にしよう。

 その2に続く

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