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2020年02月23日

「天皇の一つ一つの公務の重みと、それ等を行う事の大切さを感じて居る」天皇陛下即位後初の誕生日 会見全文





 「天皇の一つ一つの公務の重みと、それ等を行う事の大切さを感じて居る」
 
 天皇陛下即位後初の誕生日 会見全文


         〜FNN.jp編集部  2020年2月23日  日曜  午前0:00〜

 天皇陛下は23日、60歳・還暦の誕生日を迎え、即位後初めての記者会見で象徴としての思いや祝福への感謝を言葉にされた。 (質問部分は要約)


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 即位のご感想と、象徴の在り方に付いて

 ・・・即位の感想と共に、約10カ月を振り返りお気持ちをお聞かせください。又,平成時を踏襲した儀式の有り方に付いてのお考えも。

 私は,昨年の5月1日に皇位を継承致しました。平成の時代には,皇太子として,上皇陛下のお近くで様々な事を学ばせて頂き,準備をして参りましたが,剣璽等承継の儀・即位後朝見の儀に際しては,これから先,我が身が担う重責に思いを致し,身の引き締まる思いがし,厳粛な気持ちに為りました。
 それから約10か月,一つ一つの公務に真摯に向き合い,心を込めて大切に務めを果たすべく努めて参りました。天皇の一つ一つの公務の重みと,それ等を行う事の大切さを感じて居ります。この間,常に私の傍らに寄り添い相談に乗り,公務に共に取り組みながら支えて呉れて居る皇后雅子に感謝して居ります。

 振り返りますと,上皇上皇后両陛下が,30年以上の長きに渉り,国民に寄り添い国民と苦楽を共にされながら,公務に取り組んで来られたお姿に尊敬の念を新たに致します。そして,天皇皇后としての私達の新たな門出を,温かい目でお見守り下さった事に厚く感謝を申し上げます。
 この10か月の間に,最も印象に残って居る事の一つに,都内や地方での諸行事や諸儀式の際等に,多くの方々から,温かい祝福の声を寄せて頂いた事が挙げられます。 又,即位礼正殿の儀に参列され,饗宴の儀にも御出席頂いた各国を代表する方々から心の込もったお祝いを頂きました。海外の王室の方々共旧交を温める事が出来た事を嬉しく思って居ります。
 そうしたお一人お一人の声に支えられて今日を迎える事が出来て居ると感じて居ります。この場を借りて改めて感謝致します。

 日本国及び日本国民統合の象徴としての私の道は始まって未だ間も無いですが,沢山の方々から頂いた祝福の気持ちを糧に,上皇陛下のこれ迄の歩みに深く思いを致し,又,歴代の天皇の為さり様を心に留め,研鑽(けんさん)を積み,常に国民を思い,国民に寄り添いながら,象徴としての責務を果たすべくなお一層努めて参りたいと思って居ります。
 儀式の在り方に付いての質問ですが,平成へのお代替わりにおける一連の即位儀式の際,現行憲法下における初めての即位と云う事もあり,儀式の在り方に付いて,慎重に検討が為されたと承知して居ります。 今回の一連の諸儀式においては,平成時を踏襲した上で,必要に応じて変更や工夫を取り入れたものと認識して居ります。

 ・・・日本社会が大きく変わろうとして居る令和の時代に,陛下は具体的にどの様な活動によって天皇の役割を果たして行くお考えか,決意をお聞かせください。陛下の憲法に対する思いも併せて教えてください。

 御指摘の様に,近年は特に変化の激しい時代です。例として挙げられたAIが数年前には今の様に話題に為って居無かった事や,今では当たり前に使われ,我々の生活を大きく変えて居るスマートフォンの普及,その一方で,各地で大きな被害をモタらす気候変動による自然災害の脅威が更に深刻に為って居る事等,平成の初期と比べても,人々の生活環境は異なって来て居ると思います。
 この様な変化の激しい時代にあって,社会の変化や時代の移り変わりに応じた形でそれに対応した務めを考え,行動して行く事は大切な事であり,その時代の皇室の役割でも有ると考えて居ります。その為にも,多くの人々と触れ合い,直接話を聞く機会を大切にして行きたいと考えて居ます。

 同時に,先に述べました通り,常に国民を思い国民に寄り添い,象徴として有るべき姿を模索しながら務めを果たし,今後の活動の方向性に付いても考えて行きたいと思って居ります。憲法に付いての質問ですが,日本国憲法は,日本国及び日本国民統合の象徴として天皇に付いて定めて居ます。憲法を遵守し,象徴としての務めを誠実に果たして参りたいと考えております。

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 皇后・雅子さま、愛子さま、そして上皇上皇后さまに付いて

 ・・・皇后さまのご活動やご体調をどの様に受け止め,今後,どう云った役割を期待されて居ますか。愛子さまのご活動や将来に付いて,天皇として,父親としてどの様にお考えに為って居ますか。又上皇ご夫妻のお過ごしをどの様にご覧に為って居ますか。

 雅子は,種々の工夫を凝らしつつ一生懸命に努力を積み重ね,幸いにして令和元年は,即位に係る全ての儀式・行事に出席する事が出来ました。この事を私も雅子もとても嬉しく思って居ります。
 本人も強い責任感を持って一つ一つの行事に臨んで居りましたが,それに加えて,先程も述べました通り,即位以来,多くの方々から温かいお祝いを頂いた事が活動の大きな支えに為って居ると思われます。雅子自身も多くの方々から寄せて頂いた温かいお気持ちを嬉しく,又有り難く思って居ると申しておりました。

 他方,雅子は未だ快復途上にあり,昨年12月の誕生日の際に医師団が見解として述べて居る通り,体調には波があり,大きい行事の後や行事が続いた場合には,疲れが暫らく残る傾向があります。近くで見て居ると,とても好く頑張って居ると思いますが,決して無理をする事無く,これからも出来る事を一つ一つ着実に積み重ねて行って欲しいと思います。
 又,即位以来,忙しい日々を送る中でも,私や愛子にも色々と細かく心を配り,活動を支えて呉れて居り,公私に渉り良き相談相手と為って呉れて居ます。私も今後共,出来る限り雅子の力に為り,支えて行きたいと思って織ます。国民の皆様には,これ迄雅子に温かく心を寄せて頂いて居る事に,改めて心より感謝の気持ちを述べると共に,引き続き雅子の快復を温かく見守って頂ければ有り難く思います。

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 愛子は,この3月に学習院女子高等科を卒業致します。学習院女子高等科においては充実した高校生活を送る事が出来た様で,それも偏に先生方や多くのお友達のお陰であると感謝して織ます。今後の進学先に付いては,学校側から,愛子が希望して居た,学習院大学文学部日本語日本文学科への合格通知を頂きました。
 進路に付いては,本人から私達にも相談がありましたが,本人の意向を尊重しながら,出来る範囲での助言をして来た積りです。希望の進学先に進める事を,愛子は元より,私も雅子もとても喜んで居ります。
 高校を卒業し,大学へ進学すると,今迄以上に,様々な経験を積み重ねながら視野を広げて行く時期に為ると思います。これからも感謝と思い遣りの気持ちを大切にしながら,色々な方から沢山の事を学び,自身での思索を深めて行って欲しいと思って居ます。
 それと共に,充実した学生生活を送って欲しいと思って居ます。その中で,自分の遣りたい事を見付け,成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら将来への希望を描いて行って貰えればと思って居ります。

 上皇上皇后両陛下には,長年に渉り,常に国民の幸せを願われ国民に寄り添い,苦楽を共にされながら,全身全霊で務めを果たして来られました。上皇上皇后両陛下のこれ迄の歩みに思いを致す度に,深い感謝と敬意の念を覚えて居ります。
 そして,御退位に当たり,私達に対し,種々お心遣いを頂いて来た事を有り難く思って居ります。同時に,これから高輪への御移居の御準備や,御移居に伴う新しい環境への順応等の御負担を案じて居ります。御退位後,上皇陛下には生物学研究所へのお出まし,上皇后陛下には,音楽鑑賞や美術鑑賞等へのお出まし等,これ迄十分に時間がお取りに為れ無かった御活動にもお時間をお割きに為れる様に為ればと思って居ます。末永くお健やかにお過ごし頂けます様,心よりお祈り申し上げます。

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 ・・・公的活動を担う事が出来る皇族は,高齢化や結婚によって減少して居ます。陛下は皇室の現状を,どの様に認識されて居ますか。望ましい皇位継承の有り方をどの様にお考えですか。皇嗣の秋篠宮さまとは,皇室の課題や将来に付いて,どの様に話し合われて居ますか。

 現在,男性皇族の数が減り高齢化が進んで居る事,女性皇族は結婚により皇籍を離脱する事,と云った事情により,公的活動を担う事が出来る皇族は以前に比べ減少して来て居ります。そしてその事は皇室の将来とも関係する問題です。只,制度に関わる事項に付いては,私から言及する事は控えたいと思います。秋篠宮とは,折に触れ,色々な話を致しますが,内容に付いて言及する事は控えたいと思います。

 還暦を迎えられるに当たって

 ・・・陛下はこれ迄の60年の人生を振り返り,特に印象に残って居る出来事と率直なお気持ちをお聞かせください。又,この1年で印象に残った出来事や,今年開催される東京オリンピック・パラリンピックに期待される事を併せてお聞かせください。

 即位の年齢に付いては,歴代天皇の中では,より高齢で即位された天皇も居られますが,還暦を迎えるのに当たっては,もう還暦では無く,未だ還暦と云う思いで居ります。
 これ迄の60年を振り返ってみますと,幼少時の記憶として,昭和39年の東京オリンピックや昭和45年の大阪万国博覧会があります。私に取って,東京オリンピックは初めての世界との出会いであり,大阪万博は世界との初めての触れ合いの場であったと感じて居ります。

 東京オリンピックでは,私は,当時,皇太子・皇太子妃であった上皇上皇后両陛下と御一緒に,マラソン競技と馬術競技,そして閉会式に出席しました。断片的な記憶ではありますが,マラソン競技で,一生懸命に走って居た円谷選手が競技場内で英国のヒートリー選手に追い抜かれ銅メダルを獲得した事,そして,閉会式において,各国選手団が国毎では無く,混ざり合って仲良く行進する姿を目の当たりにする事が出来た事は,変わらず持ち続けて居る,世界の平和を切に願う気持ちの元と為って居るのかも知れないと思って居ります。

 大阪万博では日本のパビリオンは元より,外国のパビリオンも多数回り,世界にはコンなにも多くの国があり,一つ一つの国が様々な特色を持って居るのだと云う事を目の当たりにしました。
 青年に達してからの大切な記憶として,先ず思い起こす事は,オックスフォード大学への留学です。一人の留学生として,日本に居る時より自由に行動出来,その中で,様々な人との交流を重ね,イギリス社会を内側から見詰めると共に,外から,より客観的に日本を見る視点を養う事が出来た事,そして,研究生活を通じ,「水」問題への関心の一つの端緒と為った研究論文に取り組む事が出来た事等,現在の公務に取り組む姿勢にも大きな影響を与えて居る数々の貴重な経験をさせて頂きました。この様な機会を与えて下さった上皇上皇后両陛下に,改めて感謝申し上げたいと思います。

 平成に為り,皇太子と為って平成5年に結婚し,雅子と二人で支え合いながら色々な事を経験する事が出来た事,そして,愛子も生まれた事は本当に嬉しい事でした。親として,愛子の成長を見守って来る事が出来た事も喜びでした。

 被災者・被災地に そして新型コロナウイルスにも言及

 その一方で,平成7年の阪神・淡路大震災や平成23年の東日本大震災を始めとする数々の災害による被害の大きさが,忘れる事の出来ない記憶として脳裏に焼き付いて居ります。同時に,大勢の被災者の方々が,大きな被害を受けながらも助け合いながら,又,海外も含め,周囲の多くの人々による支援に支えられながら,多くの苦難を乗り越えて来られた姿が深く心に残って居ます。

 自然災害が起きる事が避けられ無いとすれば,その被害が小さく為る様,出来る限り日頃から防災・減災の意識を持って取組を心掛ける事が重要な事ではないかと思います。
 昨年も残念ながら,台風19号を始めとする台風・大雨等の自然災害により,多くの方が亡く為られ,又,家屋の損傷等も含め,大きな被害が生じた事は心の痛む事でした。昨年12月には,特に人的被害の大きかった宮城県・福島県を雅子と共に訪問しましたが,寒さが厳しい中,不自由な避難生活を送ら無ければ為ら無い方々の事を思うと,今なお胸が痛みますし,避難生活をされる方々を支えたり,災害復旧に当たったりして居る関係者の皆さんも大変な苦労をされて居ると思います。

 現在,新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されて居ますが,罹患(りかん)した方々と御家族にお見舞いを申し上げます。それと共に,罹患(りかん)した方々の治療や感染の拡大の防止に尽力されて居る方々の御労苦に深く思いを致します。感染の拡大が出来るだけ早期に収まる事を願って居ります。
 近年の子供達を巡る虐待の問題の増加や貧困の問題にも心が痛みます。次世代を担う子供達が健やかに育って行く事を願って止みません。

 又,海外に目を向けますと,紛争が続いて居る国や地域が依然として在り,多くの人々が苦しい生活を余儀無くされ,或は,難民として国外に逃れざるを得無い状況にも胸が痛みます。その意味でも,アフガニスタンの人々の為に,長年に渉り地域の発展に多大な貢献をされて居た医師の中村哲さんが亡く為られた事は大変に残念な事でした。

 嬉しい出来事としては,昨年,日本で初めて開催されたラグビーワールドカップにおいて,日本代表チームが次々と世界の強豪に勝って,初のベスト8に進出した事や,その時使われた「ワンチーム」と云う言葉の概念が多くの人々の共感を得て,社会に浸透した事,又,学術の分野では,リチウムイオン電池の生みの親である吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞された事等は印象に残る嬉しいニュースでした。

 今年開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に期待する事ですが,先ず第一に,この世界的なスポーツの祭典が,関係する方々の尽力により,ツツが無く成功裡(り)に終えられる事を願って居ます。その上で,この大会が,日本人選手を含む全ての参加者に取り,思い出に残る素晴らしいものと為る事を期待致します。そして,今回のオリンピック・パラリンピック大会を通して,特に若い人達に,世界の人々への理解を深め,平和の尊さを感じて欲しいと願って居ます。

 大会の開催期間中やその前後に,海外からの選手や観光客が大勢来日するのを契機に,日本の人々,取り分け若い人達が彼等との交流を通じ,世界の多様性に対する理解を深め,国際的な視野を広げる機会に為る事を願うと共に,逆に海外の方にトッテモ,日本の事を識(し)る良い機会と為れば幸いです。
 又,パラリンピック競技大会を通じ,障害者スポーツへの理解が更に進み,障害を持つ方々に取っても励みに為ると共に,障害を持つ方々を巡る社会の今後の在り方の可能性に付いても,社会全体で更に目を向け,理解と協力の輪を広げる良い機会に為る事を期待して居ります。

 ・・・長年取り組んでいらっしゃる水の問題,延いては環境問題に関しまして,今後どの様なご活動をお考えでらっしゃるか,お聞かせ願えますでしょうか。

 昨年は台風19号を始めとする台風・大雨による災害が数多く発生しました。日本だけでは無く世界中で頻発して居る水災害は,その遠因に気候変動があると分析されて居り,今後被害が激化して行く事が懸念されます。
 日本は,台風や豪雨,津波と云った自然災害の影響を受け易い国土である事から,これからの務めの中で,国民生活の安定と発展を願い,又、防災・減災の重要性を考えて行く上で,「水」問題への取組で得られる知見も大切に活かして行きたいと思います。

 国外に目を向けても,昨年来のオーストラリアにおける大規模な森林火災等,気候変動や「水」問題に関連した災害が頻発して居ます。「水」 に関する取組は,安全な飲料水の供給・確保や衛生等の生活環境の問題の他,干ばつ・砂漠化・水質汚染等,多岐に渉る地球規模の環境問題にも深く関わって来ます。
 遂先日,南極の気温が18度を超えたと云うニュースを耳にしましたが,地球温暖化の関係では,南極やグリーンランドの氷床が溶けたり,海水が膨張する事等による海面上昇は,海抜が低い所に住む人々に深刻な影響を与えて居ます。又,山岳地帯に住む人々に取って,氷河湖の決壊が洪水を誘発し,下流地域の村を押し流す等の問題を引き起こす事もあります。この様な気候や水に関わる様々な状況を心配して居ります。
 「水」問題に付いては,「水」を切り口に,豊かさと貧困,防災等,国民生活の安定と発展と共に,世界の様々な課題に付いても考えを巡らせる事が出来ると思います。即位以来,慌ただしく日が過ぎましたが,事情の許す範囲で少しずつ「水」問題に付いての取組も今後とも続けて行く事が出来ればと思って居ります。

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 ・・・上皇上皇后両陛下は,社会の片隅に暮らす人々に対して光を当てて来られましたが,新たな国及び国民の象徴と為られた陛下は,在日外国人や障害者、性的マイノリティーの人々に対してどの様に寄り添い,光を当てて行きたいと云う風にお考えでしょうか。

 上皇上皇后両陛下が,今お話の在った様な方々に対しても,心を寄せて来られた事を私も好く存じて居りますし,その様な上皇上皇后両陛下の為さり様をお側(そば)で拝見しながら,私も,本当にこの世界には色々な方が居られ,そう云った多様性に対して,私達は寛容の心を持って受け入れて行かなければいけ無いと常に思って来ました。私も引き続きその様な方々に対する理解も深めて行きたいと思って居ります。

 ・・・両陛下はこれ迄も被災地を訪問し,励ましの言葉を掛けて来られました。被災地,被災者,更に,復興への思いをお聞かせください。

 東日本大震災が各地に甚大な被害を及ぼした事は,今思い出しても胸が痛みます。これ迄も震災直後のお見舞いや復興状況の視察として,雅子と共に被災地を訪問致しましたが,被災地では未だ様々な問題が残って居る様に伺って居ります。
 特に,家族等,親しい方が亡く為られた方,そして生活環境が一変した方や,家族や友達,それから地域の方々がバラバラに為ってしまった方々等,そう云った方々の事を考えると,未だ震災からの傷が完全に癒えては居ないと云う思いが致しますし,又子供達の心のサポートと言いますか,心のケアの問題も大切であり,それは未だ残って居ると思います。
 私も雅子も今後共引き続き被災地の方々お一人お一人の声に耳を傾け,被災者に寄り添い,被災地に長く心を寄せて行きたいと思って居ります。その上で,引き続き,機会を見て被災地を訪問する事が出来ればと思って居ります。

 ・・・今年は広島,長崎に米国の原爆が投下されて75年を迎えます。被爆者は老いてもなお核兵器廃絶を強く訴え続けて居ます。この取組を陛下はどの様に受け止めて居られますか。広島,長崎の被爆地を御訪問されるお考えはありますか。

 被爆者の方々も高齢化が進んで居りますし,本当に皆さん大変な思いをされたと云う事,今御存命の方々も本当に大変な思いをされて居ると云う事は私も好く承知して居ります。その上で,矢張り世界の平和と云うものを心から望む立場として,今後共,広島,そして長崎に付いても心を寄せて行きたいと思って居りますし,又,広島,長崎を訪れる機会が有ればと思って居ります。


                     以上


 【管理人のひとこと】

 天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。国民の一人として、即位され毎日お忙しい日々を過ごされていると存じますが、くれぐれもご自愛頂き末永くご健康に過ごされる事を願って居ります。皇后陛下に至っても、ご健康も万弱では無い上のご公務に大変気掛かりですが、天皇陛下と共に労わり合う姿を見られるのも私達の心休まる処でもあります。
 ご長女の愛子さまのご成長が私達を本当に驚かせます。ご祖婦母の香淳皇后に似たユッタリとされた風貌に日本の女性・母を見る思いです。私達は、愛子さまがそのまま次の天皇へと為られるのが最も自然だと存じますが、旧来の仕来りで難しい様です。が、その様な難儀な話は置いておいて、大学へ進学され好きな道を歩まれる自由な空気を精一杯謳歌され、貴重な青春時代を過ごされる様願って居ります。
 天皇ご一家が末永くご健康で楽しい日々を過ごされる事が、私達国民の願う処でありますので、日本と世界の平和を祈る姿を何時までも国民の前にお示しください・・・上皇さまの異例なご退位発言が在ってコソ、この様な平和な時代を迎えられたと存じます。上皇さまの大変な決心と行動に心より賛辞と御礼を申し上げたく存じます。













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