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2020年01月27日

社会派ドラマ乱立で視聴者に疲労感? 湧き上がるトレンディドラマ待望論










 社会派ドラマ乱立で視聴者に疲労感? 湧き上がるトレンディドラマ待望論

              〜オリコン 1/27(月) 8:10配信〜


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      過つて一世を風靡したトレンディドラマ『君の瞳に恋してる!』DVD

 今期ドラマは医療ものが6本。この大混戦に賛否の声が上がって居るが、近年のドラマシーンを振り返ると、刑事ドラマや医療ドラマが年々増加傾向にある。更に、そうしたドラマで難役を演じる若手俳優が実力派と持て囃される風潮も感じられる。こうした流れの中のシリアスな社会派ドラマの乱立は、視聴者の視聴疲れを呼んで居り、過つてのトレンディドラマの様な、民放が得意として居たお気楽に楽しめるライトなドラマへの待望論も出始めて居る様だ。

 1960〜1970年代は社会派ドラマが台頭 良質なドラマの価値基準は年代により変化

 近年のドラマシーンを振り返ると、社会性の有る重いテーマを取り上げ、その映像からストーリー演出迄重厚に作り上げる社会派ドラマが評価を受け、多くの視聴者から好まれる傾向がある。所謂、良質なドラマと云うものだ。それ自体は決して悪い事では無い。

 過去の人気ドラマを極簡単に振り返って行くと、過つては1960〜1970年代に松本清張氏の『点と線』や山崎豊子氏の『白い巨塔』等のベストセラーが映像化され、社会派がブームに為った。
 1980年代はホームドラマや刑事もの大河ドラマ等に人気が集中。1980年代後半にフジテレビの月9ドラマを初めとするトレンディドラマが全盛に。これは1990年代も続くが『家なき子』(日本テレビ系)に代表される野島伸司ドラマが1960〜1970年代の社会性をポストモダン化。
 当時の作品の面白さを分析して当時風に再構築した良い意味での時代遅れっプリが好評を博し一世を風靡した。この影響でトレンディドラマも進化。木村拓哉人気も起こり、視聴率30%を超える大ヒットドラマが次々と生まれた。

 2000年代初頭は『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)や『ケイゾク』(TBS系)『トリック』(テレビ朝日系)等堤幸彦監督・宮藤官九郎脚本等ドラマ界に新しい流れが生まれた。
 だが、視聴率的には1960〜1970年代の初心に返った様な『白い巨塔』(テレビ朝日系)のリメイクや『華麗なる一族』(TBS系)に数字が集まった。テレビ朝日が得意とする刑事・医療ものの人気シリーズが安定した視聴率を獲り始めたのもこの頃だ。2010年代位からは、現実の社会問題や犯罪をシリアスに描く『Woman』『Mother』(日本テレビ系)等に評価が集まる。
 この間も軽いテイストの恋愛ドラマが無かった訳では無い。しかし、ドラマ黄金期の1990年代程の勢いは無く、又趣味趣向の細分化やテレビ離れ等により、国民的と呼べる様なヒットドラマは生まれ無かったのが現状だ。

 社会派ドラマ偏重傾向の裏側に視聴率から逃げる思惑も

 近年続いて居る社会派ドラマ偏重の傾向は、以前から指摘されて居る様に視聴層の変化に先ず要因がある。総務省が発表した2019年版「主なメディアの利用時間と行為者率」のデータによれば、平日のテレビ(リアルタイム)視聴の平均利用時間が減少した一方で、インターネットの平均利用時間は、平日、休日共に増加傾向に。年代別には50代と60代のテレビ(リアルタイム)視聴の平均利用時間が高く、次いで40代30代、20代は60代の3分の1以下と為る。

 ドラマのターゲットと為る、テレビを好く視聴する世代は、所謂1990年代ドラマ黄金期の視聴者層。団塊Jr世代とも被り、年齢分布でも層の厚い世代と云う事が分かる。この世代は多感な時期からドラマを観て育って居り、所謂目の肥えた視聴者層だ。そして此処に制作者の好みと云うファクターが付け加わる。
 多くのプロデューサー・制作部のスタッフにこれ迄話を聞いて来たが、トレンディドラマなどラブストーリーやコメディ系のドラマが(無意識的にだが)低く見られるのに対して、社会派ドラマは社会的にメッセージを投げ掛ける意義・社会に対してドラマが担う役割等が制作する事で評価される傾向にあり、そのポジションが高い。
 これには、テレビや脚本の賞が、社会性を帯びた作品が選ばれる傾向にある事もあり、更には目の肥えた視聴者層の存在がこの状況を盤石にする。

 詰まり「マス向けでは無い、数字は取れ無いものだが作品の評価は高い」と云うエクスキューズが生まれる。辛口な言い方に為るが、数字の重圧と戦うテレビマンの逃げに為って居る側面も無いとは言え無い。そして、そうした同じタイプの作品が重なると本来好きな視聴者でも流石に飽きる。
 一方、キャストの側も、社会派で難役を怪演等メディアや視聴者から持て囃される事が多い社会派ドラマを好む。

 前項と同様の理由もあり、そこからの評価を狙うマネージメントも少なく無い。本来30代を過ぎてからで好い様な重厚な役柄ばかりを10代20代から重ねる若手俳優も多く為って居る。この状況がスタンダードに為ると危険だ。
 王道やクズ役が有ってコソのコントラストとして、重い役の深みが感じられるのが本来の役者。「芸は人なり」薄っペラく見える恐れもある。そんな意味では寧ろ、ライトなドラマで爪跡を残して居る若手達の方が飛躍の可能性を秘めて居るとも言える。

 視聴率からは見え難い「ライトな恋愛ドラマ人気」

 此処で先程の総務省のデータに戻ろう。インターネットの利用時間は年々増えて居り、20代が最多。30代40代がヤヤ減ってホボ同数で50代から減少傾向にある。しかし、そのネットでテレビ番組を観る人は驚く程多い。例えば、フジテレビの動画サイト『FOD』仕掛け人である野村和生氏は、ネットのインタビューで「月9ドラマが若年層の女性にヒット。この現象は過去の月9作品も然りで『FOD』では女性がキュンキュンするコンテンツに集まる傾向があります」と話して居る。
 詰まり、何時の時代もコテコテのベタでライトな王道恋愛ドラマは、若い世代を中心に多くの人の胸に刺さる。Netflixでも昨年、日本で2番目に観られたコンテンツは『テラスハウス』だった。テレビ視聴率に現れ無い数字がこう云った場所に潜んで居り、需要の受け皿は実はある。

 その時代の流行と恋愛要素の強いトレンディドラマは、確かに賞味期限が短い。真剣にその時の流行や恋愛を描いても、その時代を過ぎてしまえば笑いの要素にも為ってしまう。しかし、そんな刹那的な処にコソ、トレンディドラマの良さがあるのではないだろうか。
 社会派ドラマは普遍を映し出し、名作として残るものを目指す。だが全てが後世に残る訳では無い。一方で、その時代の打ち上げ花火であるトレンディドラマには、社会派ドラマには無い社会の俗世的な一面を映し出す役割があり、その時に輝く事の重要性もある。

 トレンドには浮き沈みのリズムがあるが、社会派ばかりと為った今のシーンにコソ、気軽に楽しめるテレビドラマらしいドラマへのニーズが犇々(ひしひし)と高まって居る事が感じられる。テレビは時代を切り取るもの。シーンには打ち上げ花火も大事だ。数字ノミに気を取られて及び腰に為るのでは無く、今の時代のトレンディドラマを立ち上げる局があっても好いのでは無いだろうか。


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          文 衣輪晋一 メディア研究家    以上









 【管理人のひとこと】

 好く、最近のTVは面白く無く、ニュース番組やワイドショー的TV報道番組以外には余り観なく為った・・・と云う話を、若い人達からも年配の人達から共に聞く。最も若い人達が昼間のニュースショー的番組を観る時間も無く、録画して観る程の魅力は無いだろう。しかし、夜の20時から23時の間のお茶の間時間・・・今はその時間も無いに等しいが・・・所謂、ゴールデンタイムに相当する番組で観たいと思うものは、個人的には「ポツンと一軒家」程度である。
 此処には、今に極まる社会現象が悉く表現される番組で、日本に住む人の生活と時間の流れが色濃く映し出される。昔は、山の奥の奥にも人が「生きる為に」入り込み、開拓し開墾し家族の生活を支える基盤を確りと築いて行った歴史がある。それが今は・・・少子高齢化・人口減少の極致に有るのが「ポツンと一軒家」の存在だろう。
 或る意味、極端にシナリオの少ない行き当たりバッタリのドキュメントであり、何が起こるか判ら無いドキドキ感を視聴者に与える好く出来た番組だ・・・日本は、昔は貧しいながら「〇〇〇〇〇・・・」だと感銘を共有出来る。この〇〇〇〇には、視聴者の今までの経験によって人生観が夫々異為るだろうが、何がしかの記憶に強く残る。
 しかし、この様な番組のヒットで、他局に同じ様な番組を量産されてしまっては直ぐに飽きられてしまう。今は、同じ様な過去にヒットしたバラエティーの焼き直しで時間を潰して居る。その様な番組を視聴するのは実に時間の無駄だ。

 それと、余りにも警察の物語が多過ぎた嫌いもあった。正義は警察にあり、極悪非道な容疑者を苦労の末に捕らえる・・・しかし、実際の警察機構・検察も含め・・・他の社会・職場と同じ、競争関係・派閥・好き嫌い・内部犯罪・不正・・・が混在して居るのは当然で、余りにも一方的な立場ノミを強調する番組作りだった。最近は、警察内部の構造を批判し皮肉る様なストーリーも多いが、マルで警察関係からスポンサー料を貰ってるかの様な番組作りは考え物だった。
 推理・探偵に文学作品・恋愛もの・過去の大作・・・社会派ドキュメント・・・矢張り、視聴者が自由にジャンルを選択出来ることが望ましいので、ヒットしたものの後追い番組だけは避けて頂きたい。NHK・タモリの、地方紹介の番組が地味に面白いのは、彼の豊富な知識と専門家の知識が織混ざり、知らず知らずに新鮮な知識を与えられてしまう・・・そんな番組も実に楽しい。








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