2020年01月06日
安倍氏が嫌うほど浮上する「石破首相」の現実味
安倍氏が嫌う程浮上する「石破首相」の現実味
〜プレジデントオンライン 1/6(月) 15:16配信〜
自民党石破派の政治資金パーティーで、参加者と記念撮影する石破茂元幹事長
2019年5月13日 東京都千代田区 写真 時事通信フォト
〜令和2年が明けた。安倍晋三首相は、2012年暮れに首相官邸に返り咲いてから7年間で最大のピンチにある。その原因は「桜」と「IR」だけでは無い。最大の問題は、石破茂氏を敵視し過ぎた事で、党内を分断してしまって居る事だ〜
問わず語りに4人の「ポスト安倍候補」を挙げたが・・・
安倍晋三首相は昨年末、テレビ東京・テレビ朝日のインタビューに応じ、2020年以降の政局見通しに付いて語った。注目されるのは「ポスト安倍」の行方だった。安倍氏は27日に収録したテレビ東京のインタビューでは二階俊博党幹事長らからラブコールを受けて居る自身の総裁4選に付いて「全く考えて居ない。光栄な事だが、自民党は人材の宝庫です」と完全否定して見せた。
ここ迄は何時ものことだが、この後、問わず語りに4人の「ポスト安倍候補」の名を挙げている。少し長いが簡単に紹介しよう。
「岸田文雄党政調会長は外相として経験を積んだ。オバマ(前米)大統領の広島訪問においては、実現に向けて大変な努力をして頂いた。岸田氏は大変誠実な人だ。相手を尊重する人なので一緒に居ると居心地が好いと感じる人も多い。ジョンソン英首相も会うと何時も『フミオは元気か』と云う。2人でウイスキーをガッツリ飲み合った事があるらしい」
「茂木敏充外相も外相として、日米貿易担当大臣として、立ち回りを演じながら成果を出して呉れた」
「菅義偉官房長官も、日米の様々な懸案で交渉した経験がある」
「加藤勝信厚労相も私の下で官房副長官として様々な外交交渉の現場にも立ち会った」
岸田氏に対するコメントは内容も長さもダントツ
数ある候補の中で4人を安倍氏が選んだのは興味深いが、発言の内容も面白い。例えば岸田氏に対するコメントは内容も長さも愛情に満ちて居る。
26日に収録されたテレビ朝日のインタビューでは「岸田さんは次の党総裁選に出ると明確に言って居る。もうバットをブンブン振って居る。もう直その音が聞こえて来る」と、次の総裁選での岸田氏支援を念頭に置いて居るかの様な発言をした。
一方で、菅氏に対するコメントは、余所余所しさを感じる。安倍氏と菅氏の間には隙間風が吹き始めて居ると云う観測も出始めているが、矢張りそう云う事なのか。
「ポスト安倍」レースから石破氏を外したい安倍氏
それにしても、当然名前が入って居なければ為ら無い人物の名が無い事に違和感を持った人は少なく無いだろう。石破茂元党幹事長と小泉進次郎環境相だ。小泉氏に付いては38歳と云う年齢も考慮し、党内序列を崩して嫉妬の対象と為るのを避けようとした、と云う説明は突く。しかし総裁選に出馬経験もあり、常に健闘して居る石破氏の名が無いのは奇異に映る。
番組司会者も当然その事は気に為った様で「石破氏の名前が無かったですが」と聞いた。すると安倍氏はニコリともせずに「石破氏も大変勉強熱心な方だし、チャレンジ精神に溢れた人だろうと思いますね」とだけ答えた。
「行間」を読むと、石破氏は総裁に為ろうと云う野心は有るが、その資格を認めた訳では無い、と言って居る様に聞こえる。安倍氏の「石破氏嫌い」は有名だが、テレビでの発言には「そこ迄嫌いなのか」と云う感想が漏れる。明らかに安倍氏は、石破氏を「ポスト安倍」レースから追い出そうとして居る。
「石破外し」は自民党に取って自殺行為に為る
しかし、この手法は、自民党に取って自殺行為に為る可能性がある。そのヒントは、昨年末以来、報道各社が五月雨式に行って居る世論調査の中にある。
フジテレビ系列のFNNが昨年12月14〜15日の両日に行った世論調査結果を例に見てみたい。この調査では「次の首相」として相応しい政治家は誰かを聞いて居て「安倍晋三」「石破茂」「小泉進次郎」「河野太郎」「枝野幸男」「菅義偉」「岸田文雄」「野田聖子」「茂木敏充」「加藤勝信」と与野党10人の選択肢を提示して居る。その結果、1位は石破氏で18.5%・安倍氏は2位で18.2%・3位が小泉氏の14.5%の順だった。
前回9月の調査では、安倍氏が1位で石破氏は2位だった。安倍氏に取っては面白い筈は無い。無視したい石破氏が自分を抜いてトップに立ったのだ。他社の調査でも同様の傾向が出ている。
自民党から離れそうな支持層を石破氏が繋ぎ止めて居る
2人の順位が逆転した理由に付いて考えたい。石破氏は今、安倍政権下で干されていて居る為、石破氏そのものの評価が上がったとは思え無い。従来、自民党を支持して居て、今は「桜を見る会」や「IR汚職」で安倍氏を支持し辛いと考えて居る層が石破氏に流れたと考えるのが自然だろう。
「桜」や「IR」のお陰で石破氏は漁夫の利を得て居る事に為るが、自民党から離れそうな支持層を石破氏が繋ぎ止めて居ると考えれば、自民党に取っては救世主でもある。
とすれば、安倍氏が石破氏を「無視」し「排除」しようとするのは、党のウイングを狭める事に為る。政権党として正しい選択肢とは云え無い。次の総裁選で、石破氏を封じ込めながら岸田氏に禅譲し、安定的な政権を続けられるのなら、それでも好いだろう。しかし、安倍氏が「後継候補」に名を上げた4人の支持は全く広がって居ない。
「ポスト安倍4人」を併せても石破氏に適わ無い
先のFNN調査で岸田氏の名を挙げたのは2.7%・茂木氏は0.6%・菅氏は3.0%・加藤氏に至っては僅か0.2%に留まって居る。4人併せて6.5%。石破氏1人の約3分の1に留まっている。石破氏は「嫌い」なだけで退けるには余りにも大きな存在なのだ。
岸田氏ら「4人のポスト安倍」候補で石破氏に勝て無いと判断すれば、安倍氏自身が4選を目指す手段に切り替えると云う事もあるだろう。それで4選を勝ち取ったとしても、党内には深刻な亀裂が残る。「桜」と「IR」はその問題自体で失った信頼を回復する事が大変なのは言うまでも無いが、1年9カ月後の2021年秋の党総裁選の構図に迄大きな影響を及ぼす。
プレジデントオンライン編集部 以上
【関連報道1】冒頭発言13分間の内、一度も「桜」は出て来ない
「桜国会」と言われた臨時国会は12月9日閉幕した。夕方に安倍晋三首相の記者会見が行われたが、その内容は国民をガッカリさせるものだった。このママでは来年に為っても支持率が回復する事は無さそうだ。
安倍氏の会見は9日午後6時から首相官邸で行われた。国会が閉幕する際には首相が会見を行うのが慣例に為って居る。今回もその慣例に従って行われた。
会見に辺り安倍氏は、何時も長い冒頭発言を行う。今回も、今国会で承認された日米貿易協定、成立した改正会社法等の利点を強調。今後取り組む経済対策、教育、全世代型社会保障等に付いて滔々と説明。その上でこう結んだ。
「年が明ければ令和2年(中略)令和の時代を迎えて日本も新しい時代への躍動感に漲って居ます。この絶好のタイミングにあって、力強く進めて行く、その先には憲法改正があります。常にチャレンジャーの気持ちを忘れること無く、国内外の山積する課題に全力で取り組んで行く決意であります」その間、13分間「桜」と云う言葉は出て来ない。
「桜を見る会」に付いて聞いたのは1社だけだった
安倍氏の長い口上の後、質疑が始まる。幹事社の日経新聞が憲法改正に付いて質問。もう1社、幹事社のテレビ東京が「桜を見る会」に付いて、
@ 破棄されたと云う招待者名簿のデータを探し出す様に指示を出す考えは無いのか
A ジャパンライフの山口隆祥元会長とは面識が無いのか と聞いた。此処で初めて「桜」が登場する。
安倍氏は「桜を見る会に付いて、国民の皆さまから様々なご批判がある事は十分に承知して居る」とした上で、名簿発見に向けて改めて指示を出す考えは無い事、山口氏とは個人的な関係は無い事を説明。従来の発言とホボ同じ内容だった。
会見は次にブルームバーグが日中関係に付いて、NHKが衆院解散に付いて、ニコニコ動画が若者の選挙離れに付いて、そして読売新聞が自衛隊の中東派遣に付いて質問。30分余りで会見は終わった。結局「桜を見る会」に付いての質問は1回だけ。質疑併せて3分程度。会見全体の10分の1程度に留まった。
国民の関心を無視した期待外れの会見だった
憲法や衆院解散、自衛隊の中東派遣も大切な政治課題である事は論を待たない。しかし今、国民の関心事は「桜を見る会」だ。期待外れの会見だったと言わざるを得ない。
11月15日、安倍氏が記者団の囲み取材に応じた時、記者団が「改めて会見を開かれるお考えはないでしょうか」と質問。安倍氏は「もし質問されるんだったら、今、質問された方が好いと思います。今、質問してください」と返答した事があった。
この時は、記者会見に応じ様としない安倍氏の消極的な姿勢に批判が集まった。しかし、折角会見したのに1社しか質問しない、と云う事には報道陣の追及姿勢にも批判が高まる事だろう。
「桜」を聞きそうな社を意図的に指名し無かった可能性
但し、この記者会見には「カラクリ」がある。会見場には「桜を見る会」の質問をしようと待ち構えて居た記者は沢山居た。しかし、事務方は「桜を見る会」以外の質問をしそうな社(若しくは記者)を優先的に選んだ可能性があるのだ。
この問題を積極的に追及して居るのは、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞等政権に批判的な論調の新聞。更に情報番組も含めて連日取り上げて居るTBS、テレビ朝日など民放テレビも積極的だ。先程紹介した質問した社を改めて確認して貰いたい。「桜を見る会」の質問を出来るだけ避けたい安倍氏の思いを、司会進行の事務方が忖度(そんたく)したと言われても仕方が無い。
「憲法」「解散」にマスコミの関心を逸らす操縦術
安倍氏は会見で憲法改正に付いて「決して容易い道では無いが、必ずや私の手で成し遂げて行きたい」と発言。衆院解散の可能性に付いては「国民の信を問うべき時が来たと考えれば、解散総選挙を断行する事に躊躇(ちゅうちょ)は無い」と答えた。ドチラも従来よりも踏み込んだ発言だ。
改憲に強い決意を示し、その流れ次第では年明けの解散に踏み切る考えを表明した、と見る向きもあるだろうが、実際はそうでは無い。安倍氏は、憲法改正や衆院解散と云う政治課題に付いて強めの発言をする事で、報道陣の目をソチラに向けさせ「桜を見る会」の報道を押さえ込もうとしたのだろう。政治記者は「憲法」「解散」と云う言葉には過敏に反応する。その「癖」を知り抜いた高等テクニックだ。
実際、翌10日の朝刊では「桜」よりも「憲法」が大きく扱われた社があった。質問者の「選別」も含め、安倍氏による巧みなマスコミ操作が際立った記者会見だったと言える。記者会見は逃げ切り、国会は閉幕した。安倍氏はこれで「桜」政局の大きなヤマを越えたと考えて居る事だろう。しかし、それは甘いと云う事は指摘して置きたい。
「納得して居る」は15%「納得して居ない」は72%
報道機関の世論調査で安倍内閣の支持率が暴落して居る事は11月25日付の「支持率5割切りに安倍政権が焦りを深めるワケ」で紹介したが、その傾向は今も変わら無い。12月7〜8日にJNNが行った調査では「桜を見る会」での安倍氏の説明に付いて「納得している」は15%「納得していない」は72%に上って居る。
安倍氏は9日の会見で憲法改正に付いて語る際、「最近の世論調査では、憲法改正に付いて議論を行うべきだと云う回答が多数を占めて居る」と語り、国民の期待を背に受けて改憲を進めて行く決意を語っている。しかし憲法に付いて議論をして欲しいと思うよりも、遥かに多くの国民が「桜を見る会」の究明を求めて居る。その事を直視し無ければ来年に為っても支持は回復し無い事だろう。
以上
【関連報道2】支持率5割切りに安倍政権が焦りを深めるワケ
「安倍首相を信頼出来ない」が急増中
首相復帰後「初の危機」に直面して居る
11月21日に「憲政史上最長」の在任期間に到達した安倍晋三首相。処が、これと並行する様に政権の大暴落が進んで居る。一連の「桜を見る会」問題が発覚以降、報道各社が行う内閣支持率が急落して居るのだ。約7年に及ぶ長期政権を支えて来た安定的な支持が崩れ始めた今、安倍氏は、2012年暮れに首相復帰後、初の危機に直面して居る。
内閣支持率は48.7%は「数値よりも内容が悪い」
共同通信社が23〜24日の両日に行った世論調査によると、内閣支持率は48.7%。10月の前回調査と比べて5.4ポイント下がった。「桜を見る会」問題に火が付いて以来、各社が行っている世論調査は、概ね同じ傾向が続く。内閣支持率は5〜7ポイント程度下落して5割前後に為って居る。
「5割」と云う数値は必ずしも低いとは云えない。共同通信社の調査でも安倍内閣の支持が4割を割り込んだ事もある。その時と比べれば十分高い。しかし、世論調査ウオッチャーたちによると、今の内閣支持率は「数値よりも内容が悪い」と云う。
これ迄は2〜3カ月すると持ち直して居たが・・・
過つて安倍内閣の支持が落ちたのは、特定秘密保護法や集団的自衛権の行使を一部容認した安全保障関連法等を成立させた時だった。反対が根強い中で強引な国会運営をした影響もあったが、或る程度支持率が下がるのを覚悟して、信念に基づいて政策を押し通した結果だった。覚悟して居たから措置し易い。だから2〜3カ月すると支持は持ち直していた。
10月下旬、菅原一秀経済産業相と河井克行法相を巡る「政治とカネ」の問題が起きた時も、安倍氏は或る程度支持が下落する事を予測し、2人をアッサリと更迭。前後して、国民から批判が集まって居た大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入も見送る決断をした。その後の世論調査では、内閣支持率は下がらず、寧ろ評判の悪い英語民間検定の導入を見送った事で評価を高めた程だ。こう云った危機管理が長期政権を築いて来た知恵でもあった。
しかし今回の支持低下は安倍氏に取って想定外だった。安倍氏も安倍事務所も首相官邸も「桜を見る会」に付いての危機感は乏しかった。この問題は10月13日「赤旗」日曜版で問題点が指摘されて居る。しかし11月8日に参院予算委員会で共産党の田村智子氏が追及する迄十分な対策を練って居なかった。
不支持理由の圧倒的1位は「首相が信用出来ない」
共同通信のデータを元にもう少し深く分析してみたい。安倍内閣を「支持しない」と答えた人にその理由を聞いた設問がある。その中で圧倒的な1位は「首相が信用できない」で36.0%。前回は27.8%だから、8.2ポイントも上がった事に為る。更に「首相に相応しいと思え無い」も前回の11.4%から15.3%に上がっている。
前回は「経済政策に期待が持て無い」が1位だった。要するに安倍政権を評価しない人は、前月までは政策に対する批判が多かったのだが、今は安倍氏自身に拒否反応が主と為って居る。理由は「桜を見る会」への対応だ。
この問題に付いて安倍氏の発言を「信頼出来る」と云う回答は21.4%・「信頼出来ない」は69.2%。「桜を見る会」を巡って安倍氏に不信が高まった事が内閣支持の低下の主要因に為って居た事がハッキリ分かる。
多くの人が「そんな筈は無い」と思う説明ばかり
「桜を見る会」の問題は判り易い。税金を使って来客を持て成す会に安倍氏の後援者を大量に招いて居たと云う話は、安倍氏が政権を私物化して居ると云う印象を誰もが持つ。
「桜を見る会」の前日、都内の高級ホテルで開かれた「前夜祭」に付いて安倍氏は、総額を示す明細書は無かったと説明して居るが、多くの人は「そんな筈は無い」と思う筈だ。この事は、既に「支持者を堂々と『税金』で接待する安倍氏の驕り」(11月13日)や「丁寧に説明するほど疑惑増す『安倍首相の逆説』」(11月18日)で解説して居る。
この問題は安倍氏個人に向けられている。「森友学園」の疑惑では安倍氏の妻・昭恵氏の関与が疑われた。「加計学園」では、安倍氏の友人である加計学園の加計孝太郎理事長の存在が注目された。又、最近では安倍氏が任命した閣僚が相次いで辞任した。その都度、安倍氏も批判されたが安倍氏は脇役だった。
しかし「桜を見る会」は、文句無く安倍氏が主役。彼自身に批判の目が向けられて居る。だから問題は大きく対応が難しいのだ。
「安倍政権には岩盤支持層が3割ある」は健在
安倍氏は何処まで追い詰められてしまうのだろうか。最近、野党からは疑惑が更に深まる前に安倍氏が衆院解散してしまうのではないかと云う観測が出て居る。又永田町内では安倍氏が政権を投げ出し、辞任するのではないかとの見方さえある。
しかし、そこに至る可能性は、現段階では低いとみた方が好い。共同通信社のデータにもう一度戻ろう。「桜を見る会」に安倍氏の支援者が多数招待された事を問題だと思うかどうかと云う設問に対し「問題だと思う」は59.9%「問題だと思わ無い」が35.0%だった。
ここで注目するべきなのは「問題だと思わ無い」が35%も有る事だ。今、テレビ、新聞が挙って「桜を見る会」を取り上げて批判する中「問題だと思わ無い」と答える人は、どんな事が起きても安倍氏を支持しようと考える岩盤支持層だ。
これ迄安倍政権が窮地に為っても、内閣支持率が30%台で下げ止まる事から「安倍政権には岩盤支持層が3割ある」と解説されて来た。世論調査を見る限り、未だこの「岩盤」は健在である事を示している。野党側はこの問題で一気に倒閣まで持ち込もうと息巻いては居るが、「桜一辺倒」では難しい事も世論調査は雄弁に語っている。
裏を返せば、安倍氏の国会等での説明に明確な矛盾が生じ「岩盤層」も崩れ始めた時、今度コソ安倍政権は終末を迎える事に為るだろう。
以上
【管理人のひとこと】
安倍晋三氏は何処かで勘違いして居る。現在の自民党のピンチを招いた原因は、その全ての種は己自身が撒いたものだと云う事だ。
内閣改造後二人の閣僚を辞任させたのもIR議員の汚職容疑も、夫々全てが自分が承認し任命した責任が有り、無論、モリカケから始まり「桜」に至る騒動も、元と言えば明恵夫人・安倍後援会の目に余る派手な行動が目を付けられたものだと云う事。詰まり全ての主犯は彼自身であり、言わば未拘束状態の「被告」の身である。その主犯が「次の総理」を語る資格も立場も無い・・・と云う事を忘れメディアが取材する・・・誠に可笑しな現象が当然の様に行われて居るのが我が国の状況だ・・・本来の民主政治の根本である三権分立が確立されて居れば、当然司法から徹底的に追及され捜査対象と為るべき人が、安穏と政治を語る姿を私達は平然と見ている。
色々な追求から逃れる為、早々に国会を閉じ中国へと逃げたが「チベットやウイグル・香港で人権を侵害し続ける習近平氏に諂(へつら)い、国賓として迎えたいと跪(ひざまづ)く」・・・在っては為ら無い事を仕出かして居る。無論中国との国交は大切だが、この時期に「国賓として迎え、国民が心から歓迎できる」と考えるだけで反吐が出そうだ。
国際感覚もそうだが、国内感覚も含め全てのピントが外れ、ブレーンが忠告しないのも末期的傾向なのだろう。そんな人間から「候補に挙げられ無い」大きな名誉を得たのだと、石破氏は堂々と安倍批判を繰り返し次の総裁選へと臨んで頂きたい。
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