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2019年12月27日

女子大生が23年生きて来て初めて真の「性的同意」を知った瞬間 「Yes」という言葉だけ有れば好いの?




  女子大生が23年生きて来て 初めて真の「性的同意」を知った瞬間

 「Yes」と云う言葉だけ有れば好いの?



             12-28-8.jpg

          〜福田 和子 #なんでないの プロジェクト代表〜

 「性的同意」そんな言葉を聞いた事が有るだろうか。性犯罪の裁判で「同意が有ったか否か」と云う「性的同意」が争点に為る事でご存知の方も多いだろう。
 それが泥酔の時にどうなのか、親子関係や上下関係が有った時にどうなのか・・・その裁判判決を受けて「同意があったのか」「チャンと拒否したのか」の裁判所の判断経緯付いて大きな議論を呼んで居る処だ。
 だが「性的同意」とは、性犯罪だけでは無く、人と人との関係性の問題から始まる「誰に取っても必要な人権」の事だ。

 大学在学中にスウェーデンに留学し、そこで日本で受けて来た性教育では学べ無かった「普通に性の事を考える習慣」を知った福田和子さんは、帰国して「#なんでないのプロジェクト」を始めた。そこで多くの実体験を集め、性に付いて考え無ければ為ら無い事を提唱し続けて居る。今回は福田さん自身が「これが性的同意と云う事なんだ!」と心から判ったと云う出来事を教えて貰おう〜









 ホントは嫌でも拒め無い問題

 相手に嫌われるのが怖くて、関係が拗(こじ)れたく無くて、本当は気乗りし無い性行為を受け入れてしまった・・・こんな経験、貴女は無いだろうか?
 「コンドームを着けてと言え無い」「その行為は嫌だと言え無い」「痛いと言え無い」どれも切実で、そう云った悩みを抱える人は少なく無い。性に関わる経験談を集め出して早1年。相手との関係性や職場での立ち位置を思うと「嫌だな・・・」と思い乍らも性行為を何とか受け入れてしまう女性達。彼女達は、一人断れ無かった嫌悪感や後悔・悔しさ・不安に苛(さいな)まれる。そんな声を幾度と無く相談等を通して聞いて来た。

 世界的に見ると、近年「性的同意」と云う言葉が話題に為って居る。「性的同意」とは性行為の際に、互いがその行為を積極的に望んで居る事を確認する事を意味して居る。英語ではSexual Consentと表記される。
 最近では「相互の積極的なYes、性的同意が無ければ全てレイプ」と云う法律を採択する国も増えて来た。2018年7月にスウェーデンでも、明確な同意の無い性行為はレイプとする新法が成立したばかりだ。

 処が日本では未だに、死ぬ気で抵抗しない限り法的にレイプとは認められ無い。だからコソ、日本で「性的同意」が注目されるこの流れは大歓迎だと思って居る。
 しかし、一方で、私はフト思ってしまう部分もある。断れ無かった女性達の話を聞くと、相手の事を思ったり配慮したりして、自分の想いとは裏腹に「Yes」と言ってしまう事が多い。こう云った状況では、例え「Yes」以外がレイプに為った処で、傷着く人は減ら無いと思えて為ら無いのだ。

 こう云った話をすると必ず「Yesと言った方が悪い」と云う意見が出て来る。そう切り捨てるのは簡単だ。しかし、世界で進む性的同意の議論を見て居ると、只「Yes」をゲットすれば「性的同意OK!」ナンて単純な話では無い事が分かって来る。
 そこには、日本では未だ余り語られて居ないアクションを取る側の責任があるのだ。それは簡単に言うと「相手が意思表示し易い環境を作る事」だ。

 スウェーデン流! 性的同意実現の6ステップ

 スウェーデンには『FATTA!』と云う、性的同意を広める為の団体がある。先にも触れたが、スウェーデンでは昨年から、積極的同意が無いものは全てレイプと云う法律が成立したこともあり、現在は性的同意を文化として根付かせる活動が行われて居る。
 FATTA! はその中で、性的同意を実現する為の6つのステップを提示している。LET’S TALK ABOUT CONSENT BABY!キャンペーン 公式サイトより以下抜粋引用

 @ 先ずは自分自身が、自由意志に基づく行為を望んで居るか自覚する事・・・同時に、性暴力や強制的行為が如何に人を傷着けるかを知る事も大切。
 A 相手が確実にその行為を望んで居るかを確認する事・・・相手の言葉・動作・声のトーンで推し量れる。Yes以外は全てNo!
 B 相手が自分の思いを伝える事が出来る安全な環境作りをキチンとする事・・・相手が自分より弱い立場にある時は特に気を付ける。又、人は考えが変わる事もあるので、後からでもその思いを伝えられる環境作りも責任のひとつ。
 C お互いが何を望んで居るかを基本に関係を築く事・・・恋人・友人・家族等、特に近い関係性だからコソ「相手の為に何かしなきゃ!」と云う思いで嫌でも我慢してしまう事がある。「彼氏・彼女だから◯◯して呉れる筈」と云った「期待」では無く「互いが何を望むか」で関係を築く事。
 D 自分達が本当にその行為を望んで居るか理解する事・・・傷着く様な事にYesと言ってしまう事の無い、互いのバウンダリー(境界線)を尊重し、自分達が望む事を分かり実行出来る関係性を築く事。自分自身を省みる事も大切。
 E 以上5項目をセックスの際に確認。お互いが心から望んで居る事を明確にする事・・・難しいけれど、これが一番大事。相手の思いを聞き、自分自身の立ち位置に責任を持つ。又「◯◯だから」と云った期待を捨て、自身の望みもキチンと判り互いが本当に望む行為をする事。それで初めて、尊敬・理解・思いやりのあるセックスが出来る。


 如何だろうか? 相手からの期待? 自分の気持ち? バウンダリー? 日本では一寸聞き慣れ無い言葉が並んで居たかも知れないが、海外ではこう云った動きが始まって居る事を知って置く事も重要だ。








 「Noが悲しくても、その感情処理は僕の責任」

 「もし嫌なら、嫌と言ってね。確かに、キミに断られるのは悲しいけれど、その気持ちをキチンと処理するのは僕の責任だから。キミには関係無いし、負の感情をブツける事も無いよ。大人だからそう云った感情のマネジメント位は好い加減出来て居るから。それよりも我慢や嘘を言われる方が嫌だ」

 日本在住のヨーロッパ出身の男性からお誘いを受けた際、私の顔は何と無く曇って居たのかも知れ無い・・・返答に困る私に彼はこう言葉を掛けたのだ。その時は、気乗りせず関係を持つ事は無くお断りした。でも、23年生きて来た中で、最も安心して本音を伝えられた瞬間だったと私は今でも思っている。
 彼の言葉には「これぞ本物のオトナ!」と感動したし、人としての信頼は急上昇した。そんな彼とは今でも友人として交流が続いて居る。私はこの時、これが「真の同意か!」と感動したのだが、その一方で、性に限らず、自分は今までどれ程心からの同意を提示し難い環境に居たのだろうと愕然(がくぜん)とした。「相手に不快な思いをさせてはいけ無い」「人を傷つけてはいけ無い」「人に嫌われてはいけ無い」・・・

 その思いは何時しか「自分も傷つきたく無い」と云う思いの遥か上を行き、更に「友達ならこうあるべき」「彼女ならこうあるべき」と云う相手からの無言の期待にも絡め捕られて居た。そして、傷着く割に自分のYes・Noナンて、伝える処か見え無く感じられ無く為って居た。と云うより、相手からのサジェスチョンにNoと感じる事に罪悪感すら感じて居た。
 彼の言葉を聞いた時に「そんなの要ら無かったんだ!」と目から鱗の思いがした。無意識の内に抑圧されて居た自分のYes・Noが、息を吹き返した瞬間だったと思う。

 性教育に見る「性的同意」の世界基準

 此処まで「本音を引き出せる環境」を作る大切さを語って来たが、こう云った視点を重視して居るのはスウェーデンだけでは無い。例えば、ユネスコ・国際連合教育科学文化機関やWHO・世界保健機関等、5つの国連機関が共同で出版した、全世界に向けた性教育の国際基準 International Technical Guidance on Sexuality Educationには、

  恋愛関係に有るパートナーとの交渉において阻害要因と為るもの(性役割や、ジェンダーに基づく期待等を含む)を知る事
  同意する能力・同意を伝える能力に影響し得るもの(アルコールや薬物、ジェンダーに基づく暴力、貧困、力・権力差)を知り、性的同意を阻害する要因を避ける重要性を認識する事

 
 と云った項目が明記されて居る。又、重要なスキルとして、性的な同意・拒否の伝え方だけで無く、真の性的同意を阻むものを知った上で、本当に同意が実現されて居るのかを見分けるスキルも挙げられて居る。
 現在はマダマダ、最後の「Yes」「No」の一言だけが切り取られてしまう事が多いし「Yes」さえ言わせれば好い、と逃げ道を塞ぐ手法で性的行為に迫る人達も実際に居る。しかし実際は、その様にして得た言葉では、同意があったとは云え無い。性的同意は、期待にも性役割にも、プレッシャーにも縛られ無い環境があってコソ、初めて実現するものなのだ。

 具体的に私達はどうすれば好いのか?

 とは云え、具体的な話に為ると「で、どうすれば好いの?」と云う人は多い。そう云う人は是非、パートナーに「貴方が幸せだナと思う事しかしたく無いし、嫌な時は我慢されるより嫌と言って呉れた方が嬉しい」と、アノ彼が言った言葉をこの際伝えてみて欲しいと思う。
 もしも、好意を持って居てアプローチしたい人よりも地位等の立場が自分の方が上だったら「この事を断ったからって、貴女の立場が危うく為る事は絶対に無い」と言葉添え、それを態度で示して欲しいと思う。又、もしも断られたら「残念ではあるけど、本音を言って呉れて有難う」と冷静に受け止めて欲しいと思う。そんな綺麗ゴト・・・と思うかも知れないが、お互いに本音に「気付き」「伝え」「実現する」経験を積む事が信頼の始まりだと思う。

 他にも、具体的な思いの伝え方を相手と決めて置くのも好いかも知れない。例えば言葉が難しい場合には、2回相手をタップしたら「力加減を抑えて」3度のタップで「やめる」と云った合図も決めて置くのもひとつの方法だ。互いに取って違和感が無い性的同意を伝える方法を見付けて欲しいと思う。

 ここ迄読んで、何だか面倒臭そうとか、ムードを壊してしまいそう、と思った人も居るかも知れない。でも、性的同意は決して面倒な厄介者では無い。お互いが幸せな時間を過ごす為に必須なものだ。モッとポジティブに受け止めて欲しいし、周りを見渡すと、私の肌感覚的だが、それを普通に出来る人の方が圧倒的にモテて居る。是非、今日からアナタも、相手が本音を言えるオトナの余裕を醸して見て欲しい。

 性的同意に関して、モッと知りたい!と云う人には、世界的に人気を博した性的同意を紅茶で理解するイギリス発の動画や、日本でも性的同意を文化に!と頑張る団体「Genesis」がYoutubeに挙げる「キモチ高め合う同意」等も参考に為る。この記事が、貴女をよりハッピーな毎日への一歩に為る事を願って。


                    以上








 【管理人のひとこと】

 安倍氏の友人の山口氏が起こした「準強姦事件」以来「相手は同意した」「泥酔状態で拒否出来なかった」・・・等、ハッキリしない裁判で、加害者側が反省処か「事件を表沙汰にして被害を被った」と即控訴する・・・と息巻いてるそうだ。その額が被害者が起こした損・賠一千数百万に対し何と・・・五倍以上の損害賠償を求める・・・何とコノ場で男らしい強気な態度を見せた処で、友人が喜ぶのだろうか。互いに不幸な友人関係だったネ、で済まされてしまう。
 「大人同士の関係で、同意が有ったと理解して居た。しかし、泥酔状態でハッキリした意思表示が不可能だつた・・・とするのなら致し方無い。してしまったのは真実だから謝罪し賠償します」と言って頭を下げたら済んだ話だ。
 問題は「安倍氏の友人だから・・・」と忖度した警察関係者や検察の遣り方を徹底的に糾弾しなくては為ら無いだろう。友人である何処かの学園の理事長が似た様な事件を起こしたら彼は早速動くのだろうか・・・それだけは無くて良かったね。







ウォーターサーバー『日本の山水』
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35DCS4+FEW0KY+49LQ+5YZ77







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