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<非常識な成功法則> 神田昌典





序章を読んでいるだけで「うんうん」とうなづきたくなるようなことが多く書かれていて、いろいろな部分で「なるほど」と感じられた一冊です。

内容としては「目標を紙に書け」といったことが書かれています。
そういった成功法則に関する本を読んだことのない人には新鮮ですが読んだことのある人にとっては退屈かもしれません。

内容そのものは良いものなのでまだ成功法則に関する本を読んだことのない人にオススメの一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


成功法則は成功法則を商売にして成功した人によって語られる

本当に成功した人でも成功した理由がよくわからない場合が多い
そのために「感謝しよう」「人に与えよう」といったような差しさわりのない成功法則が溢れる

多くの成功法則は成功者が自分自身に言い聞かせるもの

成功者が一番恐れるのは自分が傲慢になること。それゆえに自らを律するために「謙虚でなければならない」といったような成功法則がうまれてくる

成功者が語る成功法則は成功者がより成長するための法則が多い
成功していない人が成功するための成功法則ではない



優先順位は「お金」>「心」



目標は紙に書く

目標を書くときは現在進行形にする(例:私は○○になる、私は○○できる)

その書いた目標を繰り返し見る。それを習慣にする

目標を見ながらする質問
1.目標に一歩でも近づくためにはこの習慣に何をすれば良いか
2.目標を実現するためには何が必要になるか



目標の形式をチェックする
1.具体的である(年収アップ)
2.計測できる(1,000万円)
3.同意している(この年収は確かに必要だと目標に同意できる)
4.現実的である(達成可能な数字であること)
5.期日が明確である(いついつまでに)



目標を毎晩10個書く。毎日同じものでも違うものでもかまわない
さらにそれらの目標から優先順位を絞り込み、その最初の1個について少しでも近づくために何しなければならないかを考える
どんな小さな行動でも良いから行動できることを書く



やりたくないことをすべて書き出す

やりたくないことをすべて書き出してからやりたいことを書き出す

しかし、やりたくなくてもやらなければならないこともある

やりたくないことの中で、さらに一番やりたくないことは何か?



自分を凡人だというセルフイメージを持っていたら成功者にはなれない

自分で勝手に肩書きを作り、朝晩見てセルフイメージを高める

例:
× 野菜を売るのが仕事
○ 季節の食物の提供を通して、家族の絆と健康を促進するスーパー・プロモーター&マーケッター



勉強と情報収集のために
1.本を読む
2.人と出会う
3.テープを聴く



成功するための最短距離は否定的な会話をするグループから距離を置くこと



成功者と会うためには私に会わなければ損をするというような提案をする



マーケティングとは優良見込み客をセールスマンの目の前に連れてくること



思考だけではダメ。行動すること



お金をコントロールするための3つの原則
1.お金に対する罪悪感を持たないこと 
⇒お金そのものを好きになる
⇒お金を稼ぐことは取引先の仕事を増やす素晴らしい行為

2.自分の年収は自分で決めること   
⇒目標とする年収を紙に書き、潜在意識を活用する

3.お金が入ってくる流れを作ること  
⇒お金はたくさんあるところに集まる習性がある
⇒お金を余った分だけ使うと考える(使いすぎると逃げる)


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