2011年05月14日
荻窪音楽祭
音楽はすきですか?
はい、すきです。
その音楽の中には、
テンポをくれるアイドル
だらりをくれるスチャダラ
感動をくれるオザケン
とさまざまなジャンルがありますが、
最近はピアノなどクラシックが好きな私です。
いつもはCDで聞いているけれど、
たまには生音が聞いてみたい。
そう思って、
メロディに乗るように自然に、
荻窪音楽祭に行ってきました。
私が向かったのは荻窪教会で行われていた、スプリングコンサートの第1部です。
クラリネットの生音など、
小学校、中学校以来ではないかと思います。
迷い、迷いながら教会に到着。
しんと静まり返る教会には、
自分の鼓動がゆっくりと鳴り響きました。
そしてわたしがいちばん好きな時間、
それぞれの楽器が音を試しに出すとき、
はあっと嬉しいため息でいっぱいになりました。
「弦楽四重奏曲第1番 へ長調 op.18-1」 L.vanベートーヴェン
弦楽器は少し悲しい声のように聞こえるので
ちょっと苦手でしたが、
目をつむって想像するのはあたたかい景色ばかり。
ベートーヴェンが弦楽四重奏の世界に入ったのは、
30歳ぐらいだったそうです。
それは今の自分と同じぐらいってことですね。
「・・・」
考えると胸が、というか、首が絞められる想いです。
曲を聞きながら、
これまでの日々を草原になぞらえて走る自分をイメージしました。
たったと駆けながら、とにかく夢中だったのはなんだったか。
シャレです。
ベートーヴェンの頭の中に広がっていた景色はどうなものだったのでしょうか。
第2楽章では「ロメオとジュリエットの墓場の場面を考えていた」という話があります。
彼の想いは誰にもわかりません。
彼と同じ時代に生き、彼のいちばん側にいた恋人さえ、
きっと彼を疑うこともあったでしょう。
しかし、残された楽譜は、
きちんとした調べのもとに、こうして伝わっていきます。
ベートーヴェンと同じように、失恋を思い浮かべる人。
恋の始まりを想う人。
子や家族を思う人。
昨日や明日を想う人。
同じ楽譜、同じ楽器、同じ時間、同じ曲でも
これだけの広がりがあるのだと思うと、
何度聞いても面白い。
まったく同じ音など存在しないんですよ。
でも、楽譜は残されている。
メッセージのように。
これは、もう、恋ですね。
文章流れまくりですが、
想いの術です。
はい、すきです。
その音楽の中には、
テンポをくれるアイドル
だらりをくれるスチャダラ
感動をくれるオザケン
とさまざまなジャンルがありますが、
最近はピアノなどクラシックが好きな私です。
いつもはCDで聞いているけれど、
たまには生音が聞いてみたい。
そう思って、
メロディに乗るように自然に、
荻窪音楽祭に行ってきました。
私が向かったのは荻窪教会で行われていた、スプリングコンサートの第1部です。
クラリネットの生音など、
小学校、中学校以来ではないかと思います。
迷い、迷いながら教会に到着。
しんと静まり返る教会には、
自分の鼓動がゆっくりと鳴り響きました。
そしてわたしがいちばん好きな時間、
それぞれの楽器が音を試しに出すとき、
はあっと嬉しいため息でいっぱいになりました。
「弦楽四重奏曲第1番 へ長調 op.18-1」 L.vanベートーヴェン
弦楽器は少し悲しい声のように聞こえるので
ちょっと苦手でしたが、
目をつむって想像するのはあたたかい景色ばかり。
ベートーヴェンが弦楽四重奏の世界に入ったのは、
30歳ぐらいだったそうです。
それは今の自分と同じぐらいってことですね。
「・・・」
考えると胸が、というか、首が絞められる想いです。
曲を聞きながら、
これまでの日々を草原になぞらえて走る自分をイメージしました。
たったと駆けながら、とにかく夢中だったのはなんだったか。
シャレです。
ベートーヴェンの頭の中に広がっていた景色はどうなものだったのでしょうか。
第2楽章では「ロメオとジュリエットの墓場の場面を考えていた」という話があります。
彼の想いは誰にもわかりません。
彼と同じ時代に生き、彼のいちばん側にいた恋人さえ、
きっと彼を疑うこともあったでしょう。
しかし、残された楽譜は、
きちんとした調べのもとに、こうして伝わっていきます。
ベートーヴェンと同じように、失恋を思い浮かべる人。
恋の始まりを想う人。
子や家族を思う人。
昨日や明日を想う人。
同じ楽譜、同じ楽器、同じ時間、同じ曲でも
これだけの広がりがあるのだと思うと、
何度聞いても面白い。
まったく同じ音など存在しないんですよ。
でも、楽譜は残されている。
メッセージのように。
これは、もう、恋ですね。
文章流れまくりですが、
想いの術です。
【musicの最新記事】
この記事へのコメント