私は、年に一度、写真集をつくる。
しかも、限定2部のみ。
1部は、親友の誕生日プレゼント。
もう1部は、保管用。
限定制作です。データはありますので、
ご希望であれば、販売もしております。
コメント欄にその旨をお知らせ下さい。
日常、私がこの目で見る全ての風景、景色、
映像、出来事、・・・
目に映る全てのもの、に
私は、仕事をしていても、
何をしていても、見える対象に
何かしらの期待をしながら
見ている。
ものともとの位置関係
配置、構図、
モノの形状、色、状態
全く意図しない状態の中に
私は、自分の中でカタチを
見出し、構図を確認し
自然が意図しない状態の中から
作品としての構図を切り取る。
四角いカッターで
「ザックリ」と
音をたてる正にその感じで
ばっさり切り落とす。
心の中で言う
「これはわたしのものだ」
この角度、この位置、
四角に納まっているモノの構図そのものも
これは私のものなのだ。
密かに「うふふ」と笑う。
独りその作品を鑑賞する。
「いいねぇ」
こうした鑑賞の中から写真集は出来上がる。
切り取った中から更に厳選して
十数枚選び出す。この工程も
「いいねぇ」
そして、このブログにやっと登場する
ってことになるのです。
この写真集「視点」は、作品の撮影は
2007年である。
私は、今は、道具にはこだわらない。
もちろん高価な機材があればそれに越したことはない。
しかし、無ければ、ポケットに入るデジカメでも
十分だ。写ればそれでよい。その時の
空間をザックリ切れれば、それでいい。
街を歩いていて
何気なく見る風景の中に
「うっ」と
何か感じる、そんな
場面に遭遇する。
その時に、直ぐに切り取りたいのだ。
だから、その時に道具があれば
何でもいい。
それが、私のスタイルになっている
のだと思う。私のやり方。
作品って、何か、作り上げていく感じが
あるけど、写真の場合は、何か
遭遇するって感じかな。しかも、
他の誰にも分らない、自分しか見えない
何かに遭遇する感じは、うれしいよ。
だって、同じように見ていても
他の人には見えていないんだもの。
それを、切り取る。
その感覚がたまらなく面白いから
それが、いままで写真を続けている
理由かもしれない。
当然、この風景も
私のモノだ。
2018年03月25日
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