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2017年11月25日

今を生きる意味を考えてみた

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映画「バタフライエフェクト」と「僕だけがいない街」に共通しているのは、
時間だとおもう。
もし、●●だったらという場面を何度も体験し、
最良の状況になるまで何度も挑戦している。
結果、周りの人たちは安心安全に生活できたが
当の主人公本人は切ない終わり方だ。この設定は、
原作者でなくても誰しもが一度は思い描くことだと思う。
特に今の現状が最悪の状態なら、尚更そうだろう。
「あの時、あんなことを言わなければ、
あの人と別れることはなかったのに」とか、
「あの人が生きていてくれたなら」とか
「あの時、こちらの道に進んでいたら、
今頃有名になっていたかもしれないのに」とか
仮定の後悔をすることがあるだろう。

自分もいろいろ想像したことがある。
30歳を目の前にして、いきなり会社を辞め、
留学したこと。
そして、そこで今のパートナーと出会ったこと。
もし、会社を辞めずにいたら恐らく
今の生活は無い事は明白であるが、仮定の話なので
どちらが最適だったとかそうでなかったとか言えない。
今は、いろいろ大変な事もあるが、最適だと感じている。

生活が大変な時は、なかなか今が一番いいと実感できないと
思うけど、大変を共有して一生懸命生きているその時を
過去として振り返ったなら、たぶん最適だったと
思うはずだろう。お互い意見の違いがあって
喧嘩をすることもあるかもしれないが、
一緒に生活できているこの状況は良かったとおもう。

しかし、上記の2つの映画は、僕としては悲しすぎる映画だ。
そのもそも最初から関係が無かったことにする結論も
ありかと思うが、これは、悲しすぎるし、
前向きな行為と思えない。

こんな考えを突き詰めてしまうと、
そもそも人間の存在自体無い方がいいと、そうすれば、
地球はこんな悲劇的な終わり方をしなくて済んだ
という結論だってありということになってしまいかねない。
そもそも二人が仲良くなければ
相手は不幸な人生を送らずに済んだという結論になれば、
そもそも二人が仲良くならなければいいという、
そもそも関係すら無い状態にもっていく結末はとても悲しい。
誰かを悲劇や不幸から救うためには、
他の誰かが犠牲になるしかない。しかし、その犠牲で
本来悲しむはずの無い別の誰かが悲しむのだ。
この修復は際限が無い。そして、
そもそもその修復が最良なのか最悪なのか分からない。
だから、私は、今こうして自分が生きているこの状態、
いろんな場面で様々な選択をしてきて、こうして生きて
今ここにいるこの自分が自分の選択が最良と
思わざるを得ないのです。今、自分が運が悪いとか
生活が困窮しているとかで最悪だと
思ってしまうかもしれない。それは
仕方ないかもしれない。しかし、それでも、
もし、仮に自分が自分自身のパラレルワールドを
見ることができるなら、今のこの現状が本当は
最良な状態だと気付くかもしれない。

だから私は、今を一生懸命生きていきたいと思う。

この記事へのコメント
ご訪問&コメントありがとうございました。

出会いのエピソード素敵ですね。

私は後悔のない人生を送りたいとMAXで一所懸命生きてきました。そして、病気になりました。何事もほどほどだと学びました。(笑)
Posted by もも at 2017年11月25日 22:29
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