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やすねこアート
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2020年04月27日

私にとって、写真と絵は、 アートとか芸術とか言うものではなく 純粋に自分の行為そのものと化している ようなもので、それが損得に動かされない 純粋行為となる自分の存在たらしめている ようなものなんだとおもう。

N001aab.jpg


以前は、人の評価を気にしていたりもした
時期があったり、お金に結びつけようと
欲を出したりもした。

プロの仕上がりっていうのもあるだろう。
確かに洗練されている。
こんなことを言うと怒られるかなぁ。
しかし、純粋に誰もフィルターを通さずに
吐き出されたものがそのプロの作品にあるかと
問われれば甚だ疑問が残る。

プロにはそのプロの先生がいるわけだし
助言というかたちで味付けをする黒幕も
いるだろう。私も長い間作品をつくっていると
小さな賞を幾つかとったことがあるけど、
必ずと言っていいが、後ろで後押ししてくれる
誰かがいる。例えば、こんな様に
「ううん、君ね、それ、横にしてみたら?」とか、
「この線、邪魔じゃぁない?」とか、
要は、それをしたら賞あげるよっていう影の助言。
それ大きいんだよね。後ろにそういう人が居るかいないかで
全然違う。

「君の作品は、このコンテストでなく、あのコンテストに
出した方がウケる」とか。こっちは
何も知らずに「はあ〜」と、言われるまま、あのコンテストに出し
案の定、賞を取る。そんなことがいたるところである。

自分がいいと思って見せたとしても
それを引き上げてくれる誰がの存在がどうしても
必要になる。一人の行為は単なる
マスターベーション

恥ずかしい自慰行為をせっせと繰り返し
最後には本当に恥ずかしくなって
二度と皆の前でしなくなる。

自分の内面をさらけ出す行為は
本来ならあまり人には見せないわけだし。

だから、作品は、誰にも見せずにひっそりと作成する
のが本来の姿かもしれない。
だから、世の中には、ものすごい作品がきっと
どこかで埋もれていることだと思う。
それでいいのかなぁと思う。
幸運な人は、偶然その人と友達になって
その作品をこっそり見せてもらえるかもしれない。
ホント、幸運なことだね。それが、本来の
楽しみ方かもしれない。

本来は、内々で楽しんでいることを
「これは、金になる」って、商売にしたりする人が
現れたりすると、作家はさらし者或いは道化と化して
その人本来の純粋さがそこから奪われてしまう。
お金ってオッかねぇ


勝手な妄想をするな。

ごもっともですね。
ただ、私は、私自身、そう解釈しています。
勝手にそう思っているので信じる信じないは
あなた次第ですが、
全て、間違っているわけでも無いと思いますが、
いかがでしょうか。

そう思うと、何か、すっとするのです。

誰も見向きもされず、誰に何を言われても
ひたすら、自分の表現したいことを
したいようにやる。ただそれだけ。

それを商用に使おうと、政治的に使おうと
どうぞご自由に、ってな感じですね。
評価したければどうぞ。
何を言われても、自分のしたいことを
坦々とするだけです。

私の作品を見て、密かに何かビビビっと感じたなら
こっそりとお知らせ下さい。
いっしょにビビビを語り合いましょう。


存在しないものと存在するものa.jpg




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