街を歩いていて、ふと立ち止まる時がある。
電柱や、黄ばんだ外壁、道路の水たまり、
それらによって構成された構図が
たまたま微妙な感じで目の前に現れる。
また、全く意図していない配置が
たまたま面白い構図に見える時もあるし、
意図していない状態に興味がおこる
時もある。
この写真も、おそらく
この状態を意図していないのだと思うが、
それだからこそ、
何とも言えない雰囲気を醸し出しているのだと
思う。
私は、一枚一枚にタイトルは付けない。
たいていは、20数枚ほどの写真集として
捉えているので、写真集のタイトルとして
タイトルを考えることが多い。
まぁ、あんまりタイトルとして大げさに
捉えている事ではなく、街を歩いて
立ち止まる感じのように、スッと浮かんで
くる言葉をタイトルにする。
ここに挙げた写真も前の記事にも載せた
写真と同じ通りで撮影したもので、
一連の作品として写真集にまとめたもののうちの
一枚である。
写真集のタイトル「Untitled」
ありきたり、と言われればそれまでだが、
この写真は、写真集はタイトルそのものを
付けたくなかったが、無ければ無いで
そのことの方に何か違和感があったので、
月並みではあるが、このタイトルにした。
余分な先入観無く見たほうがいいけど。
まぁ、なかなかそんな都合よくもいかないけど。
2018年03月21日
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