2018年03月21日
結局のところ・・・
この写真、右下に日付が付いているので
いつ撮影したのかわかるが、
この日付を付けるか付けないかは
その賛否が大きく分かれる要素です。
先生によっては厳しく否定されるが、
私は、これも含め、作品だとおもう。
このタイプの写真は、好きだ。
今、この場所には、しっかり広告看板があり、
おそらく今後はこの状態の場面を見ることは
無いだろう。
私は、街のこうしたちょっとした隙間にある
微妙な空間が好きなんだ。ちょっとした発見、
気になる風景。
1989年あたりから写真を作品として
撮りはじめ、現在に至っている。
いろいろな人に影響を受けながら
自分なりにあれこれ試してみたりしたが、
そういう過程を経ても、なお
変わらないスタイルがある。
日常見る街の風景。あたりまえの様に
見える風景であっても、実は
何か気になるものが見えてくるのである。
他の人にとっては、何でもない様に見える
風景の中に、面白い瞬間が訪れる。
シャッターを押す。
その行為に至るまでの心の動きは
何とも言えず、ワクワク感がある。
純粋にシャッターを押す、と言うが
本当にそうなのか。純粋は、ここでは無知と
同じくらいの無防備さ。
ここの部分は、「接点」を扱った別の記事が
あるので、その箇所を読んでね。
なぜ、ここを撮ったのか。
「気になった」からです。
じゃぁ何故気になった?
多分、以前、これに似た作品を
見たことがあるからだ、きっと。
2018年現在に至るまで、
本質的に変わらない視点があるんだ。
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