ご覧いただきましてありがとうございます。しかし、これは自分自身の為に書いている記録です。
何らかのキッカケでここに辿り着いた事でしょう。
ひょっとして何か調べ物でたどり着いたのでしょうか?それとも純粋に私の作品に興味があって立ち寄ったのでしょうか。後者であれば嬉しいですね。
調べ物でたどり着いた方には申し訳ありませんが、あまり役には立たないでしょう。ここは私自身の為に開いたサイトです。今現在想い考え悩み等を書き残して自分自身記憶の整理の為に書き残しているサイトなのです。そんな私の思考行為を足跡に興味がございましたらお気軽読み進んで下さい。もしかしたら、何かに共感するかも知れませんね。
自分にとっての創作活動って何だろう、と考えることがあります。結局、
私にとって、芸術🟰癒し行為、なのです。これが私の芸術の定義ですね。
自分の思考も何らかの形で残しておかないと自身ですら忘れてしまいます。こうして書き留めておくと振り返って読み返すと思考の経過が確認できます。とても便利です。
「日常の場面でも、ちょっと立ち止まって一歩引いて見ると、ちょっとした違和感を感じませんか?それは、貴方が今までそんな様な事をした事がなかったからです。貴方はきっとそう感じるはずです。その違和感はどこから来るのか。しかし、全ての場面でそれが起こるわけではありません。」
前回は、ここまで話して終わってました。今回は、この続きです。
前回で載せた写真は、昨年の作品からの掲載です。写真はいつも歩く散歩コースで撮影しました。何処かは言いません。特にそれは重要では無いからです。この場面は、おそらくほとんどの人が知らずに通り過ぎてしまうところです。私は歩く時よくみます。構図や光の当たり具合とか個人的に気になるものがあると見てしまいます。じっと見る行為は風景との対話のようです。風を肌で感じ、風の音を聴き、日の光、空の色、地面の感触を感じます。立ち止まってジッと見ます。また歩き立ち止まってジッと見るのです。ところどころでその繰り返しをしています。見慣れた景色がなんか不思議に見えて来るのです。ジッと見る非日常的行為。無防備に飛び込んで来る風景は私の心の深いところに触れ、ハッとします。そしてウン?何だろこの感じは?そんなことをしながら散歩をしています。何気なく普通に生きている中でスーッと気持ちが落ち着く時があります。心を癒すのはふとした事のちょっとした瞬間にあります。ホッとした瞬間と言ったらよいでしょうか。
写真を撮る、パソコン内で写真を整理する、その中から何枚かを選び写真集を作成する。この一連の行為が私の癒しの行為となります。
「あっそうですか」つぶやきが聞こえてきます。何も特別な事などしていません。淡々と作業している様にも見えるでしょう。何も特別な道具は有りませんし、使ってもいません。気軽にできる事を楽しんでいるただそれだけです。
さて、
皆さんは、何を考え写真を撮るのでしょうか。頭でめまぐるしく情報処理をするでしょ。でも、そこからポッと光るものが浮かび上がる感覚を味わったことは有りますか。
初めてカメラを手にして撮影する多くの場合、数年位、闇雲に我武者羅に写真を撮ってそれこそ発表できるところはどこでも出す様な活動をしている間、貪る様に専門書や評論、エッセイ等思考の参考になるものを片っ端から読み漁る時期を通り過ぎますが、通常これが始めてから10年くらいの間にする活動でしょうか。私も通過しました。それはそれなりに楽しかったし出会いもありました。しかし、それを過ぎるとそれぞれの道を歩み始めます。多くは王道ですね。安全パイです。賞を取れば活躍はできるでしょうが、多くの場合は埋没します。しかし私は脇道に外れました。道路脇の道は凸凹ですが、面白くもあり、いろいろな発見もあります。
ここまで読み進んでいる方はおそらくわかっている事と思います。
日常の場面が、日常の風景に、私の言葉で言うと、気になる風景、になる瞬間って一体自分自身の中で何が起こっているのか考えたことはありますか。まず、そうなる自分に気持ちがなるには、メンタルの変化が大きいです。心の余裕が無ければ思考が働きません。たとえ忙しくても夕日の光は全ての人に当たります。つまり、見て感動するチャンスは平等に与えられているのです。しかし、忙しさのあまり気持ちが動かないのです。しかし、どんなに忙しくても、見た瞬間にスーッと心に入りサーっと浄化する感覚を味わうと気持ちがホッとして疲れた自分を癒してくれます。癒しの作用が無いと場面としての構図が気になる風景として浮かび上がってこないはずです。
今日も生きています。
私のやり方で。
2022年11月14日
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