有名になるのは
単にその作家の才能というわけではない。
才能は誰にでもある。
評価されるかされないかは
タイミングの問題でもある。
時代とか場所に。
つまり、商品と同じ様なものだ。
本気で売る人が現れたら売れるし
有名にもなる。
ただ私を利用して得をすると思わなければ
評価しないと思うのです。
有名になることや売れっ子作家になるのは
誰かに利用されていることを承知の上で活動しなければ
直ぐに消されてしまう。
利用価値のあるように常に振舞っていなければならない。
そこには、
自分の力だけではどうにもならない力が
そこに働いていることを理解しなくてはならない。
ただ、ここで単に利用しているとか
得をしているとか出てくるが
アートというのは道具というか
手段というか
媒体というか
世の中を良くしていく方法であったり
みんなと仲良くなったりするために使うものであると、
個人的は思っている。
つまり、良い方向へ導いてくれるツールである
と信じている。
利用するとか得をするとか
直接的で荒い言い方をして誤解を招いたかもしれないが、
個人的には何かの欲でアートをしているわけではないのです。
つくる人、鑑賞する人が良い状態で満足できれば
それが一番良い。
人と人の良い関係とその連鎖。
(完)
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