アーティストは、職業と言うより、
その人の生き方とか、 行為とか、
本質的なものの捉え方、考え方が
アート的である人のことをいうのではないかと思います。
作品が売れて生活出来るとか
有名になるということとは直接つながりは無いように思います。
他の職業に就かずに作品を売って生活出来る幸運な人もいますが、
現実的には多くの人が何らかの他の仕事をしながら
制作を続けていると思います。
しかし、その人が捉えるアートになりうる要素は、
どんなことろにでも転がっているものです。
全く関係のない仕事をしていても
フッと思いもよらないアイデアが浮かんでくるものです。
仕事の合間に見る風景に感動したり、
何気ないものが面白く見えたり。
私の中に飛び込んでくるものは全てアートになりうる要素をもっています。
その全てを受け止めたいですが、
時にドッと流れ込んでくるので受け止められない。
深夜の誰もいない街の道路にふと立ち止まり空を見上げる。
深夜の訪問巡回。就寝介助、終わると次の場所への移動。
静まり返った街での空気。
コンビニの明かり。
時折通る車の音。
静かに夜が更けていく。
全てがアートの要素だ。
何気ない街の風景。
私が好きな風景に思わずシャッターを押す。
スマホの写真で十分。
思い立った時に直ぐにシャッターが押せる環境がいいですね。
介護の仕事の合間に写真を撮っていました。
何をしていても気になる風景を見ると撮りたくなりますね。
張り詰めた緊張感の中で、瞬間でも癒される何かに出会う。
アートは、癒しなのですね、私にとって。
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