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2021年09月17日

人をほめたくないのは、ずっとあなたがほめられたかったから。

「人をほめると自分が負けた気がする」

「人がほめられるのを見ると
 自分は無力だと言われている気がする」



という理由から、決して他者をほめない人がいる。

そういう人は誰かをほめる代わりに、
あら探しをしたり、欠点を指摘したりする。


人間関係の名著『人を動かす』では、
人に好かれる6原則の1つとして
「心からほめる」
「重要感を与える-誠意をこめて-」
と紹介されている。


人をけなすよりほめた方が、
おだやかな人間関係を作りやすい。

人をほめない人も、
きっとそれを頭ではわかっている。

なのに、なぜ「ほめること」が
「自分の負け」や「無力感」につながるんだろう。

なぜ世の中には、ほめる言葉よりも
人をけなす言葉があふれているんだろう。


それは

自分自身がずっと親にほめられたかったから
自分がもらえなかった称賛をもらえるその人がうらやましいから


ではないだろうか。


ー目次ー
  1. あなただけほめられるなんてズルい!
  2. 競争に勝てば親に安心してもらえる
  3. 私はずっと、親にほめられたかったんだ

1.あなただけほめられるなんてズルい!

子どもの頃、何をしても親にほめてもらえなかった。
それどころか否定された、認めてもらえなかった。


「親にほめられたかった」

叶わない願いをずっと心においておくのはつらすぎる。

その心の負担をへらすため、
親にほめられたかった自分を心の底に封印した。


誰かがほめられているのを見ると、
その心の封印がほどけかかる。


「親にほめられたかった」
あきらめたはずの願いが顔を出して、こう叫ぶ。

私だってほめられたかったのに、あなただけほめられてズルい!


「人がほめられるのを見ると
 自分は無力だと言われている気がする」
その気持ちの正体は、

『封印したはずの「ほめられたかった自分」に刺さる痛み』

じゃないだろうか。

2.競争に勝てば親に安心してもらえる

僕らは生まれたときから競争にさらされて育つ。

0歳から
 近所の●ちゃんより歩き始めるのが遅い
 言葉をしゃべるのが遅い

保育園や学校にいけば
 クラスの●ちゃんより成績が悪い
 かけっこが遅い 

よくも悪くも、勝敗や優劣を意識させられる。


そこへ、
親の強い不安と競争心が加わったらどうなるだろう。

 他の子より発達が遅い
 他の子より成績が悪い
 そんな我が子の親である自分はダメだ

 だからあなたは勝ちなさい
 人より優れていなさい
 ”私が”安心するために



親のそんな思いを浴び続けたら、
子どもはどうなるだろう。

「人より優れていないと親に安心してもらえない」
と思うんじゃないだろうか。

たとえ一部分でも、
「人の優れた点を認める=自分の負け」
になってしまわないだろうか。


「人をほめると自分が負けた気がする」
その気持ちの正体は、

『「親を不安にさせたら育ててもらえない」という恐怖感』

じゃないだろうか。

3.私はずっと、親にほめられたかったんだ

「人をけなす」
「人の悪いところばかり指摘する」

それはきっと、
ほめてもらえなかった自分をなぐさめるため。


「人をほめたくない」
「人がほめられている場面が苦手」

それはきっと、
ほめられたかった自分が叫ぶ痛み。

ほめられたくて、ほめられなくて、
泣いている自分がいる。


競争は自分を成長させる力になり、
劣等感という苦しみを生み出す力にもなる。

誰かがほめられる場面は、
「私はずっと、親にほめられたかったんだ」
気づかせてくれる。




あわせてよみたい
 子どもの泣き声が苦手なのは、”私も泣きたい”をずっと我慢してきたから。

 謝らない人が自己正当化するのは、”正しい勝者でいなければ恐ろしい目に遭う”という思いが強いから。



posted by 理琉(ワタル) at 19:23 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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