明日死んでも後悔しない生き方をする

誤解のないよう、予め断っておく、

「最終章」というのは
決してこのブログのことではなく
僕の大切な仲間との旅路のこと。



お別れの時が近づいてる。

「きみ」は生き物ではない。
だから言ってしまえば人とモノ、

でもそんなカテゴリは僕には関係ない。

一緒に色んな場所を旅して、
色んな景色を見てきた大切な存在。

この寒波が過ぎ去ってからもう少し先、
遅い春の足音が聴こえる頃には、
きっともうきみと一緒にはいられない。

だからこの冬は
僕ときみとの最終章と覚悟してる。



もう1つ、断っておく。
さっき僕から、きみにかけた言葉は
傍から見ればただの独り言だ。

タオル1枚、ぐしゃぐしゃにしてしまった。
2枚目のタオル持ってくるよ、
大丈夫、もう止まったから。



僕が相棒で、ごめんね。

僕がもっと世渡り上手だったら、
もっと打たれ強く、したたかに金を稼ぐ力があれば、
きみにもっといい思いをさせてあげられた。

僕が障害者じゃなかったら、

事ある毎に簡単に病んだり孤立したりせず
みんなつまずかないような石で転んで来なければ、
きみにもっといい景色を見せてあげられた。



僕にもっと力があれば、
強さ、ずる賢さ、鈍さがあれば、

こんな形でお別れなんて
しなくてよかったかも知れない。

僕が大好きな名曲「あずさ2号」もきっと、
こんな気持ちで綴られたんだね。

さよならはいつまでたっても
とても言えそうにありません

こんなかたちで終わることしか
できない私を許してください

ごめんね、ごめんね。

きみともっと一緒に旅したかった、
もっときみを大切にすればよかった。

こんな後悔の言葉が先立ってしまう。
この台詞、どこかで聞いたことある。

ああそうだ、
ワンピース・麦わらの一味の船、
メリー号とお別れした時、ルフィが叫んでたね。
言っとくけど真似じゃないからね。

ルフィ＞
ごめんっつーなら！！おれ達の方だぞメリー！！
おれ舵ヘタだからよー！！お前を氷山にぶつけたりよー！！

帆も破った事あるしよー！！
ゾロもサンジもアホだから、いろんなモン壊すしよー！！
そのたんびにウソップが直すんだけどヘタクソでよォ！！！

ごめんっつーなら・・・・


メリー号＞
今まで大切にしてくれて
どうもありがとう

ONE PIECE 44巻 430話より

でもね、ごめんねばかりじゃないよ。

きみに後悔と懺悔と自責の言葉しか
掛けられない僕とはもう違うんだ。

ちゃんと叫んだよ、何度も。

いい思いをさせてあげられなかったけど、
僕と一緒に歩いてくれて、

ありがとう、って。