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2020年08月18日

【親の不仲と離婚】より許せないのは離婚?それとも親の喧嘩を見せられること?

僕の親は離婚していない。

だけど、

  • 親の仲が悪いこと
  • 親が離婚したこと

これらが子どもにどう影響するかは、
ずっと考えていた。



この問題を考える上で。

話せる範囲、公開して大丈夫な範囲で、
親が離婚した友人に話を聞いてきた。


心が痛む中で、語ってくれた友人に、
この場を借りて感謝の意を示したい。


ー目次ー
  1. 親の不仲と離婚、より許せない方を選ぶとしたら
  2. 決して褒め言葉じゃない”●●ちゃんは大人びてるね”
  3. どうしてこんなに、親に気を遣わなきゃいけないの?

1.親の不仲と離婚、より許せない方を選ぶとしたら

  • 親の仲が悪いこと
  • 親が離婚したこと

もしも、より許せない方を選ぶとしたら、
どちらだろうか?

僕は友人に聞いた。
すると、

「離婚したこと自体は、いろんな感情はあれど、
絶対に許せないとまではいかない。

仲が悪いのに
自分を育てるために耐えていたのはすごいと思う。」




ただし、こうも言っていた。

「離婚そのものよりも、
親の仲が悪くて子どもが気を遣うのが辛かった。
親の喧嘩を見せられるのは勘弁してほしかった。」




子どものためと言いながら離婚せず、
仲が悪いまま過ごしたら、その子はどうなるか。

自分がいるせいで親の仲が悪いんだと、
自尊心が折られ、罪悪感を抱える。

常にピリピリした空気の中、
素直に親に甘えることができなくなる。


そして、

親に気を遣いすぎた結果、子どもらしさが失われ
不自然に大人びた、おとなしい子どもになる。


2.決して褒め言葉じゃない”●●ちゃんは大人びてるね”

親族で集まった時。

親戚のおじちゃんおばちゃんから、
こんなことを言われた経験はないだろうか。

「●●ちゃんは大人びてるね」
「●●ちゃんはおとなしいね」




たぶん、親戚のおじちゃんおばちゃんは、
褒め言葉として言ってくれてる。

そこに悪意はないこともわかってる。



だけど、

「●●ちゃんは大人びてるね」

これは決して、褒め言葉なんかじゃない。

仲の悪い親に、兄弟姉妹に気を遣い、
自分の素直な気持ちを抑えすぎた結果。

無邪気な子どもらしさが失われた状態だから。



自由に感情を表現し、
自由に感動し、自由に笑い、怒り、泣く。

それすらも許されない環境で、
生き残るために必死で模索した最終手段。

なのかも知れない。

3.どうしてこんなに、親に気を遣わなきゃいけないの?

親の仲が悪い中で
子どものために離婚せず耐える


これは決して美談じゃない。

子どもから感情表現を奪い、
辛さ、悲しみ、寂しさ、憤りを募らせる。



どうして自分は子どもなのに
親に対してこんなに気を遣わなきゃいけないの?

どうして大人の勝手な事情で
子どもがこんなに我慢しなきゃいけないの?

どうして親に甘えることすらできないの?




仲が悪い両親をずっと見て育ってきた友人は、
こんなことも言っていた。

「親の不仲を反面教師にしているし、
仲の良い家族にずっと憧れてもいる。

もし自分が、仲の良い家族のもとに生まれていたら、
どんな人生になっていたんだろう?」




子どもの心を壊すのは、いったい何?

離婚?
親の不仲?
不仲なのに耐えて一緒に過ごすこと?

誰も悪くないってことぐらい、わかってる。

誰も悪くないとしても、じゃあどこに向ければいい?
この、やり場のない悲しみを、怒りを、寂しさを。




そこに悪者はいるの?
誰が幸せになったの?
子どもの居場所は、いったいどこにあるの?

犠牲になったのは、いったい誰なの?



ーーなぜ、子どもの居場所がなくなる?理解することから始めようーー

posted by 理琉(ワタル) at 19:58 | TrackBack(0) | 家族

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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