2020年05月01日
【スカウト詐欺】渋谷スクランブル交差点で、路上スカウトを受けた話。
「路上でスカウトされたのがきっかけで」
そんな花道を歩む人がいる一方、
夢みる人を食い物にするスカウト詐欺も存在する。
もしスカウトに遭遇したら舞い上がるだけでなく、
少しの疑いの目と、冷静な観察が自分の身を守る。
というわけで今日は、
渋谷スクランブル交差点で路上スカウトを受けた時の話。
ー目次ー
音楽活動で東京に行っていた時。
オフの日に渋谷109で服を買いたいと、
渋谷駅前のスクランブル交差点を歩いていた。
すると、身長150センチくらいの若い女性に声をかけられた。
「●●事務所のスカウトです、
モデルやタレント活動に興味ありませんか?」
いわゆる”路上スカウト”。
その場で名刺を受け取った。
→「『Zepp Tokyo出演オーディション』は、アーティストの夢を食い物にする罠だった。」
この事件ですっかり冷めていた僕は、
スカウトに心が躍るどころか、斜に構えていた。
「怪しい。でも、どう騙そうとしてくるか見てみたい。」
いま考えると危ない好奇心が先立ち、
スカウトの女性についていくことにした。
その女性の案内で、道玄坂を5分くらい登る。
通りに面したビルの一棟が事務所の入口。
エレベーターで2階に上がると待合室、
その奥にオフィスへのドア。
僕より先に”スカウト”された若者たちが何人か待っていた。
「皆さんが揃うまで、少しお待ちください」
そうしてさらに何名か増えた後、オフィスに通された。
会社概要や所属後の仕事内容のプレゼンを受け、その日は終了。
あれ…?
てっきりこの場で
「今すぐ所属してください」
「所属費用とレッスン費用●●万円です」
みたいに迫られるのかと思った…。
そんな肩透かしをくらったまま、
事務所の資料を渡され、和やかに解散した。
札幌に帰り、スカウトのことを忘れかけたある日。
その事務所からA3の大きな封筒が届いた。
中には『宣材写真の撮影費用について』という書類が。
…出た。やっぱりこういう商売か。
斜に構え、疑いの目で見ていた通りになった。
スカウト→事務所へ案内→その場で決定を迫る
そんな王道とは少し違う、変化球だった。
ここで無視すればいいのに、僕は好奇心に負けた。
「質問したら、どう答えてくるんだろう。」
資料に記載のメールアドレス宛てに、
9万円の内訳や、具体的にどう撮影するのか質問を送った。
わりとしっかりした回答は返ってきたものの、
振込みを急がせたい魂胆を隠しきれてなかった。
僕はFAXを送らず、振込みの期日に何もせず。
2〜3度、その事務所から電話がかかってくるもスルー。
その後、再び連絡が来ることはなかった。
Zepp東京事件を経験しなかったら、
「スカウトされた」と舞い上がっていたかも知れない。
路上や事務所スカウトから有名になった芸能人はいても、
スカウトをお金儲けの道具にする者もいる。
それを心に留めておいたことが自分の身を守った。
スカウトから登り詰める人は一握り。
大多数は自分でオーディションを受け、
自分を磨き、勝ち抜いて大きくなっていく。
だから、挑戦するなら
ちゃんとオーディションを開催しているところに
自分から飛び込むことが大切。
<オーディション情報>
どんな世界にも騙す人はいるけど、
悲しいことに”若者の夢”は高値で取引されてる。
そんな”夢喰い”に気をつけながら、
自分を磨き、夢を描こう。
そんな花道を歩む人がいる一方、
夢みる人を食い物にするスカウト詐欺も存在する。
もしスカウトに遭遇したら舞い上がるだけでなく、
少しの疑いの目と、冷静な観察が自分の身を守る。
というわけで今日は、
渋谷スクランブル交差点で路上スカウトを受けた時の話。
ー目次ー
- モデルやタレント活動に興味ありませんか?
- 事務所でのプレゼン後、何も迫られず解散
- 宣材写真の撮影費用9万円を請求される
- 振込みを急がせたい事務所の魂胆を見抜く
- ”夢喰い”に気をつけながら、夢を描こう
1.モデルやタレント活動に興味ありませんか?
音楽活動で東京に行っていた時。
オフの日に渋谷109で服を買いたいと、
渋谷駅前のスクランブル交差点を歩いていた。
すると、身長150センチくらいの若い女性に声をかけられた。
「●●事務所のスカウトです、
モデルやタレント活動に興味ありませんか?」
いわゆる”路上スカウト”。
その場で名刺を受け取った。
→「『Zepp Tokyo出演オーディション』は、アーティストの夢を食い物にする罠だった。」
この事件ですっかり冷めていた僕は、
スカウトに心が躍るどころか、斜に構えていた。
「怪しい。でも、どう騙そうとしてくるか見てみたい。」
いま考えると危ない好奇心が先立ち、
スカウトの女性についていくことにした。
2.事務所でのプレゼン後、何も迫られず解散
その女性の案内で、道玄坂を5分くらい登る。
通りに面したビルの一棟が事務所の入口。
エレベーターで2階に上がると待合室、
その奥にオフィスへのドア。
僕より先に”スカウト”された若者たちが何人か待っていた。
「皆さんが揃うまで、少しお待ちください」
そうしてさらに何名か増えた後、オフィスに通された。
会社概要や所属後の仕事内容のプレゼンを受け、その日は終了。
あれ…?
てっきりこの場で
「今すぐ所属してください」
「所属費用とレッスン費用●●万円です」
みたいに迫られるのかと思った…。
そんな肩透かしをくらったまま、
事務所の資料を渡され、和やかに解散した。
3.宣材写真の撮影費用9万円を請求される
札幌に帰り、スカウトのことを忘れかけたある日。
その事務所からA3の大きな封筒が届いた。
中には『宣材写真の撮影費用について』という書類が。
- PRのためにあなたの宣材写真とプロフィールを作成します
- 費用として9万円を、●月●日までに下記口座へお振込みください
- 振込みの意思確認のため、△月△日(※開封の翌日)までにFAXしてください
…出た。やっぱりこういう商売か。
斜に構え、疑いの目で見ていた通りになった。
スカウト→事務所へ案内→その場で決定を迫る
そんな王道とは少し違う、変化球だった。
4.振込みを急がせたい事務所の魂胆を見抜く
ここで無視すればいいのに、僕は好奇心に負けた。
「質問したら、どう答えてくるんだろう。」
資料に記載のメールアドレス宛てに、
9万円の内訳や、具体的にどう撮影するのか質問を送った。
- 内訳は撮影●円、PR作成●円、雑費●円です
- 撮影は当社スタジオで専属カメラマンが行います
- 指定の日時までに振込みがなければ催促します
- FAXをお持ちでない場合は当社指定の△△から送ってください
わりとしっかりした回答は返ってきたものの、
振込みを急がせたい魂胆を隠しきれてなかった。
僕はFAXを送らず、振込みの期日に何もせず。
2〜3度、その事務所から電話がかかってくるもスルー。
その後、再び連絡が来ることはなかった。
5.”夢喰い”に気をつけながら、夢を描こう
Zepp東京事件を経験しなかったら、
「スカウトされた」と舞い上がっていたかも知れない。
路上や事務所スカウトから有名になった芸能人はいても、
スカウトをお金儲けの道具にする者もいる。
それを心に留めておいたことが自分の身を守った。
スカウトから登り詰める人は一握り。
大多数は自分でオーディションを受け、
自分を磨き、勝ち抜いて大きくなっていく。
だから、挑戦するなら
ちゃんとオーディションを開催しているところに
自分から飛び込むことが大切。
<オーディション情報>
- 俳優、女優、マルチタレント系
→【YStar Produce 新人発掘プロジェクト】 - モデル、俳優、声優系
→【テアトルアカデミー】新人タレント研究生募集! - エキストラ、仮歌系
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どんな世界にも騙す人はいるけど、
悲しいことに”若者の夢”は高値で取引されてる。
そんな”夢喰い”に気をつけながら、
自分を磨き、夢を描こう。
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