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2020年04月10日

”親に愛されたかった”、悲しみに泣き明かす夜の行く先。

「親に愛されたかった」
「あたたかい家族がほしかった」
「どうして自分には与えられなかったんだろう」


僕の2018〜2019年、
こんなことを考えては毎晩のように泣いていた。



一人暮らしなどで、物理的に距離を取れば、
それ以上は新規で心を壊されなくなる。

ただ、本当に苦しいのはむしろ離れてから。

なぜなら、
心の中に居座り、増幅した親の残像が
自分の内部から声をあげ続ける
から。



彼らは、

僕らがこれまで生きてきた中で形成された価値観を、
植え付けられたマイナスな感情を変えようとする時に、

それを全力で阻止してくる。

「俺の言う通りに生きないお前なんて許さん」
「私はこんなに我慢して育てたんだから親に感謝しなさい」
「誰のおかげでここまで大きくなれたと思ってる」


もう目の前にいないはずなのに、
面と向かって言われるより強烈に、内部から自分を縛る。



親と離れる決断ができた自分
実際に行動し、離れられた自分

それだけで充分すごいのに、
すごいと考えられるようになるまで何か月、何年もかかる。

足りないものばかりを数え、悲しみに震え、寂しさに泣く。

どうして愛してくれなかったの?
どうして受け入れてくれなかったの?
どうして手をつなぎ、抱っこしてくれなかったの?


って。



2年間、こんな夜を過ごし、
ようやく少し落ち着いた僕が言えるとすれば。

もし、あなたが今、親と距離を取り、
自分の中に居座る親の言葉に苦しんでいるなら。

それはダメなんかじゃない、心ゆくまで続けていい。

毎晩、泣いて、わめいて、恨み節を言い倒していい。

枕を投げ、布団を殴り、涙でタオルをびしょびしょにしていい。




それが、あなたの本音。心の叫び。
ぜんぶ出し切ったら、ある日、ふと気づく。

「なんだ、自分には本音を言う力あるんだ。」
って。

家の中で「ありのまま」なのは、好き放題する親だけで、
自分はありのままじゃなかった。

気に入られるために演じ、我慢してきた。

「もう、そんなことする必要ないんだ。」
「ありのままでいられない中、生き残ってきた強さが自分にはあるんだ。」

って。



苦しみの夜の行く先はどこなのか。

和解
妥協
大げんか
疎遠
絶縁
あきらめ

誰にもわからない。



結果どうなるかよりも大切なのは、
感情をすべて吐き出すこと。

自分の中に、抑えつけていた感情がこんなにあったと知ること。
素直に感情を出していいと知ること。


そしたら、
苦しみに飲み込まれていた自分がいつの間にか、
苦しみを受け入れ、引き連れて生きられると気づく。

僕ですら気づけたんだから。
果てしない闇の向こうに oh,oh 手を伸ばそう
癒える事ない傷みなら いっそ引き連れて


Mr.Children
『Tomorrow never knows』
何年かかってもいい。

毎晩でも、泣き明かしたら、見える景色が少し変わるから。
posted by 理琉(ワタル) at 19:06 | TrackBack(0) | 家族

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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