2019年01月07日
フードバンク。
自治体の生活支援施設との繋がりで
初めてフードバンクを利用しました。
1個2個だろうと思っていたところ、
まさかの紙袋いっぱい。
賞味期限は近いですが、まさか
こんなにもらえるとは思わず助かりました。
差し当たりは凌げそう。
僕の親と祖父母は、小さい頃は躾に厳しく、
常々「食べ物を粗末にするんじゃないよ」と
言われて育ちました。
そんな成育歴に加え、僕は貧乏一人暮らしが長く、
食べるに困った経験が多めです。
なので僕は、食べ物を粗末にする行為に対して
強い嫌悪感と悲しみを抱くんです。
今回、職員さんの優しさに触れ、
店頭に並ぶ商品と何が違うのかわからない食糧をもらい、
とても嬉しかったし、心が救われました。
ただ、自分がもらうより遥かに大量の食糧が
廃棄されていると想像したら、
やっぱり悲しいし、怒りを感じました。
この国は食べ物を粗末にしすぎだと。
昨年、会社員を辞めて
WEBライター活動に挑戦したのと並行し、
コンビニの展示イベントスタッフと、
食品工場の製造ライン作業のアルバイトを
短期でやっていました。
その中で、例えば
・賞味期限が数日以内
・盛りつけが基準と少し違う
・ここの形が少し違う
これらは全部廃棄です。味は一緒です。
もっと言えば、数秒前まで同じ箱に入ってました。
こんなシーンを見るたび、
この国はどれだけ食べ物を捨て続けるんだろうと
本当に悲しくなりました。
わかります。食品を売るのは責任重大です。
消費者の健康に何かあったら大問題になるし、
良質な商品を提供して信頼を得て取引をして、
対価を得るのが商売です。
そのために厳しい基準や決まりごとがあるし、
対価を得るための商品の質にこだわるのも当然です。
そこを否定するつもりはありません。
食品に関わる現場で働いてる従業員も、
ただの作業の一部と見てる人もいれば、
廃棄される食糧に心を痛めてる人もいるでしょう。
日本語の「Mottainai」をいくら連呼したところで、
ロスをゼロにすることは難しいし、
目指すとしてもあくまで理論値、
それもわかります。
わかりますが、やはり納得いかない…。
僕は今回、たまたま縁あってフードバンクと繋がり、
食糧をありがたく分けてもらえました。
だけど世の中には
こういう仕組みの存在や繋がり方を知らなかったり、
様々な事情が重なったりして食べるのに困ってる人は
たくさんいらっしゃると思います。
本来、食べられるはずなのに廃棄されるのは
個人的に悲しいのはもちろんだけど、
程度の差はあれ食べるに困ったことがある人間として、
食に苦しむ人が減ればいいのにな、と思ってます。
あくまで食の現場の末端しか見たことのない僕は、
抗えない大人の事情と巨大なお金の流れの前では、
「偽善、理想論、机上の空論」
「現実をわかっていない」
と言われてしまうかも知れません。
そんな僕でも、フードバンクに助けられた人間の
一意見としてこれだけは言いたいです。
フードバンクのような仕組みがもっと広がって、
必要としてる人に少しでも多く行き渡れば、
空腹から生まれる怒りが減ります。
空腹から生まれる怒りが減れば、
それが原因で生まれる争いが減ります。
空腹から生まれる争いが減れば、
巻き込まれる可能性が減ります。
空腹から生まれる争いに巻き込まれる可能性が減れば、
生きる難易度が下がります。
生きる難易度が下がれば
きっと世界は少し優しめになります。
廃棄される食糧が1mgでも減ることを願います。
初めてフードバンクを利用しました。
1個2個だろうと思っていたところ、
まさかの紙袋いっぱい。
賞味期限は近いですが、まさか
こんなにもらえるとは思わず助かりました。
差し当たりは凌げそう。
僕の親と祖父母は、小さい頃は躾に厳しく、
常々「食べ物を粗末にするんじゃないよ」と
言われて育ちました。
そんな成育歴に加え、僕は貧乏一人暮らしが長く、
食べるに困った経験が多めです。
なので僕は、食べ物を粗末にする行為に対して
強い嫌悪感と悲しみを抱くんです。
今回、職員さんの優しさに触れ、
店頭に並ぶ商品と何が違うのかわからない食糧をもらい、
とても嬉しかったし、心が救われました。
ただ、自分がもらうより遥かに大量の食糧が
廃棄されていると想像したら、
やっぱり悲しいし、怒りを感じました。
この国は食べ物を粗末にしすぎだと。
昨年、会社員を辞めて
WEBライター活動に挑戦したのと並行し、
コンビニの展示イベントスタッフと、
食品工場の製造ライン作業のアルバイトを
短期でやっていました。
その中で、例えば
・賞味期限が数日以内
・盛りつけが基準と少し違う
・ここの形が少し違う
これらは全部廃棄です。味は一緒です。
もっと言えば、数秒前まで同じ箱に入ってました。
こんなシーンを見るたび、
この国はどれだけ食べ物を捨て続けるんだろうと
本当に悲しくなりました。
わかります。食品を売るのは責任重大です。
消費者の健康に何かあったら大問題になるし、
良質な商品を提供して信頼を得て取引をして、
対価を得るのが商売です。
そのために厳しい基準や決まりごとがあるし、
対価を得るための商品の質にこだわるのも当然です。
そこを否定するつもりはありません。
食品に関わる現場で働いてる従業員も、
ただの作業の一部と見てる人もいれば、
廃棄される食糧に心を痛めてる人もいるでしょう。
日本語の「Mottainai」をいくら連呼したところで、
ロスをゼロにすることは難しいし、
目指すとしてもあくまで理論値、
それもわかります。
わかりますが、やはり納得いかない…。
僕は今回、たまたま縁あってフードバンクと繋がり、
食糧をありがたく分けてもらえました。
だけど世の中には
こういう仕組みの存在や繋がり方を知らなかったり、
様々な事情が重なったりして食べるのに困ってる人は
たくさんいらっしゃると思います。
本来、食べられるはずなのに廃棄されるのは
個人的に悲しいのはもちろんだけど、
程度の差はあれ食べるに困ったことがある人間として、
食に苦しむ人が減ればいいのにな、と思ってます。
あくまで食の現場の末端しか見たことのない僕は、
抗えない大人の事情と巨大なお金の流れの前では、
「偽善、理想論、机上の空論」
「現実をわかっていない」
と言われてしまうかも知れません。
そんな僕でも、フードバンクに助けられた人間の
一意見としてこれだけは言いたいです。
フードバンクのような仕組みがもっと広がって、
必要としてる人に少しでも多く行き渡れば、
空腹から生まれる怒りが減ります。
空腹から生まれる怒りが減れば、
それが原因で生まれる争いが減ります。
空腹から生まれる争いが減れば、
巻き込まれる可能性が減ります。
空腹から生まれる争いに巻き込まれる可能性が減れば、
生きる難易度が下がります。
生きる難易度が下がれば
きっと世界は少し優しめになります。
廃棄される食糧が1mgでも減ることを願います。
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