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2019年06月20日

どんな感情も受け入れて。

求人、履歴書、面接対策、

就労移行支援事業所でそんな1日を過ごした時、
障害者枠での就労へのネガティブが気持ちが湧いたことを
僕の担当の相談員さんに打ち明けてみた。

→「求人への未整理な気持ちの正体。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/209/0



ものすごい悪い言い方をしてしまいますが、
就活って、履歴書って、面接って、極論すれば

「気に入ってもらって」「入れていただく」
ために媚を売るような行為に見えてしまったんです。

企業側は「入れてやる」「使ってやる」という姿勢、
受ける僕らは「どうか採用してください」と下手に出て。

心にもない志望動機を無理やり作り上げたり、
面接なんて騙し合いの茶番じゃないですか。

「ウチに雇用されないと生活できないんだろ?」
という上下関係が初めから出来上がってる気がして。



みんな一所懸命に取り組んでました。
もちろん僕もその時は真剣に取り組みました。

ただ、模擬的な履歴書と職務経歴書を書いてて、
僕と周りとの温度差を感じて居たたまれなくなりました。

ここは「就労」を目指す場所なのに、
それに対してこんなネガティブな気持ちを持ってる僕は

ここで学んだり作業したりする資格があるんだろうかって、
罪悪感にも似た居づらさに、もやもやしてしまったんです。



ここまで聞いてくれた相談員さんはこう言った。

「その気持ちによく気付きましたね、それこそ大きな前進です。」

就労を目指すことへのネガティブな気持ちを吐き出した僕は
恐らくあの時「どんな感情でも受け入れる」ことを忘れた。

この場所にいる本来の目的にそぐわない気持ちを
どうして抱いてしまったんだ、僕は何を考えてるんだと、
自分にダメ出しをしていた。

自分がどういう場所にいるか以前に
自分が素直に感じた感情を否定していた。



「一般就労に関してそのような気持ちを抱いたという
ご自身に気付けたことは、自分をしっかり見つめられてる証拠です。

そこまで自分をしっかり見れているなら、
まずはしっかりその気持ちを受け入れて、

その上でこれからどうすれば希望の道に進めるかを
ゆっくり考えていけばいいんです。」

相談員さんがこう続けてくれた時、
僕は自分で自分を裁き、縛っていたことに気付き、
自分を許すことができた。

あ、そういう捉え方を見落としていたな、と。

【自分の中に起こるあらゆる感情を否定しない】

これだけで生きやすくなる人は
かなり多いんじゃないかと思います。


『で、ほんとはどうしたいの?』
第一幕 ”ほんとの自分をとりもどせ!” より



就労移行支援事業所に辿り着いた経緯も、
ここで何を得て、何を目指すのかもバラバラ。

だから、就労を目指す前提の場所だとしても
湧いてきた自分の気持ちを受け入れて、大切にする。

大きな気付きを得られた瞬間だったのと、
相談員さんの凄さ、器の大きさ、考え方の柔軟さに
改めてこの施設の素晴らしさを実感した。


posted by 理琉(ワタル) at 17:48 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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