2017年05月31日
沖縄県最高峰 於茂登岳(2017/5/29)
【ジャンル】日帰りハイキング
【日 程】2017/5/29(月)
【メンバー】5人
【天 候】 曇り
【コースタイム】
登山口−(0:40)−3合目−(0:50)−山頂−(0:40)−三合目(滝)−(0:25)−登山口
【コース概要】
階段やコンクリート舗装等、整備されていますが、少し荒れた感じ。
赤土で滑りやすいので足元に気を付けたい。
左右の草をかき分けて進む箇所もありますので、長そで長ズボン推奨です。
顔や首を保護するタオルなどがあると便利です。
【周辺情報】
以前は砂利の林道も車が入れたようですが、現在進入禁止。
蝶の不法採取の検問をしています。
車は路肩に数台停められます。
【この日のレポート】
隊長の都道府県最高峰めぐりのお供で、沖縄県石垣島へ。
山スキー以外で顔を会わせることは稀ですが・・・
南国の於茂登岳へ。
台湾の台北よりも南なんですね・・・
最高峰と言えども、高い山の無い沖縄県。
本島ではなく、石垣島。
標高525.5mです。
蒸し暑さを覚悟してきましたが、思ったほどではなく。
梅雨の真っ最中でしたが、ほとんど降られることなく、曇り空に風が心地よいくらいでした。
登山口では天然記念物アサヒナキマダラセセリの不法採取の監視が行われていました。
監視員さんの指示で路肩に駐車。
林道を進みます。
とっても南国チックなロケーション。
10分ほど歩けば本当の登山口。
全線通じてコンクリートで舗装されています。
石にマーキングがある場所で、まっすぐに道が続いてそうに見えますが・・・
右側、ほぼ直角に道が曲がっています。
視界が開けた所で振り返ると海が見えました♪
足元に何かいる!
と思ったらトカゲさん。
本土の物とは形が違います。
道はしっかりありますが、藪が・・・
木の幹に3合目。
足元に「滝」の看板がありますが、とりあえず山頂を目指します。
蝶々が飛んでいる!
と思ったらアサギマダラです♪
木々の間から山頂が見えました。
上部は笹で覆われています。
幅は細いですが、しっかり舗装。
でも濡れて滑りやすいです。
前を行く人影。分かりますか?
顔にもビシバシあたります。
麓から見えていた左側の鉄塔。
気象台の施設です。
ダム展望方面は現在通行止め。
左に進むとほどなく鉄塔の下へ。
麓から見えていた右側の鉄塔です。
振り返ると気象台の施設がすぐそこに。
建物の左手へ小道を進めば山頂です。
ガスが頭上ギリギリに迫っていますが・・・
西に川平湾が見えます。
北の平久保方面は残念ながらガスの中。
山頂からの景色は期待してなかっただけに思った以上の眺望です。
眼下に広がるサンゴ礁の海は明るいブルー。
吹き抜ける風が、ムシッとした空気をさわやかに変えてくれます。
一通り景色を堪能したら下山にかかります。
ヌルヌルの赤土にコケ気味の濡れた石。
みんな滑りまくりです。
尻もち注意。
三合目で行きにパスした「滝」へ。
沢登りで出てきそうな小滝です。
この日、出逢ったお花たち。
サキシマツツジと思われる。
本土のツツジよりしっかりしてて少し大きめ。
この蕾、いっぱいありました。
どんな花がさくのかな?
この花とはちょっと違うよね〜
稜線近くで咲いていました。
崑崙花(コンロンカ)
隊長の奥さんに教えていただきました。
ハンカチの木としても売られているそうな。
でも、本当のハンカチの木とは違うらしい。
ナンバンギセル。
車を停めたあたりにいっぱい咲いていました。
監視員の方に教えていただきました。
内地の人は珍しがるが、現地ではどこにでも生えていると。
確かに他の場所でも見かけました。
往復ゆっくり歩いて休憩も入れて3時間弱。
時間的には軽いハイキングですが、足元が悪いのでちゃんとした装備が必要です。
本土では味わえない、南国の山って感じでした。
ハブ対策も兼ねてストックも持っていきましたが、幸いハブには出逢わず。
出逢いたくありませんが・・・
ちなみにストックは機内持ち込み不可なので、飛行機は手荷物で預けましょう。
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そうなんです。
しかも千葉県の最高峰は自衛隊の敷地の中とかで年に1度しかチャンスが無いらしく…
残すは千葉県茨城県栃木県の3つらしいいんですけど、テンションが上がらないと言ってました。
全国で一番低い県最高峰かと思ったら上には上がいるもので・・・千葉県の最高峰はもっと低かった。
花も普段見かけないタイプなので、調べても中々分からない…
トカゲさんの動きもエリマキトカゲちっくで。
山自体は正しく里山。
ただ、この緯度でこの標高。
登る人は少ないでしょうね。
色鮮やかでツツジですらトロピカル。
崑崙花が可愛い。絵に描いた星のようです。
コンロンと打てば、予測変換で出てくるけれど、この先このお花に出会わなければ、崑崙と言う字を使うのは最初で最後かもしれない。
しかし沖縄…遠いなぁ