2017年06月09日
満開のミヤマキリシマ(1日目)平治岳〜大船山
2017/6/6〜7に行った九重ミヤマキリシマのレポートです。
概要は>>こちら
2日目は>>こちら
前々から一度は見に行きたい!と思っていた九重のミヤマキリシマ。
そして、気持ちの良さそうな坊がツルでテント泊がしたい!
と言う二つの希望を叶えられる日がやってきました♪
神戸を21時に出発。
交代で運転しながら長者原に7時過ぎ到着。
平日ですが、駐車場はかなり埋まっています。
土日はこの時間にはいっぱいかもしれませんね。
ビジターセンターの裏に湿原の案内板がありました。
せっかくなので湿原の木道を通っていきます。
初日は諏蛾守越経由で久住山を目指すつもりでしたが、2日目は天気が悪そうなので、第一目的のミヤマキリシマを目指して九州自然歩道経由で坊がツルを目指します。
なだらかで歩きやすい登山道。
新緑がいい感じ。
木の標識もいっぱい整備されていました。
1時間ほどで指山自然観察路に合流です。
涸れ沢を渡るところも。
サラサドウダン?
よく似ているけど、ちょっと違うなぁ〜
と調べてみたら、サラサドウダンの変種でツクシドウダンの様です。
ドウダンツツジに逢えると思ってなかったのでテンションUP♪
このあたりからミヤマキリシマぽつぽつと現れ出しました!
雨ガ池へ。
樹林帯の道から一気に視界が広がります。
イワカガミ咲いていました。
関西では5月の花のイメージですが、このあたりは6月のようですね。
眼下に坊ガツルが見えました。
と言うことはここから下るわけですね。
坊がツルが近づくと石畳の道に。
なだらかに山すそを巻いている自然歩道なので「山登り」ではなく遊歩道を散策している気分です。
坊がツルに着きました〜
中岳方面の斜面がミヤマキリシマで赤く染まっています。
平治岳も赤い。
これは期待できそう♪
10時前、坊がツルキャンプ場に着きました。
今日から崩れる予報なのでテントはまばら。
しっかりした建屋のトイレもあります。
綺麗とは言い難いですが、山の中はこんなもんでしょう。
トイレットペーパーはありませんでした。
立派な炊事棟もあります。
流しに調理台まで。
これだけ設備が整っていて無料なんてありがたい。
今夜の我が家、設置完了。
とにかくスペースが広いのでいろんなところに張り放題です。
天気が崩れることを考えたら、炊事棟の横がいいかなと思いましたが、先客がいたので大岩のそばの草地へ。
草がふかふかのカーペットの様です。
石もいっぱいあったので、ペグではなく石で張綱を固定。
基本的に溶岩なので、石が軽いのが気になりましたが・・・
設営が終わったら平治岳(ひいじだけ)を目指します。
坊がツルまでの道より狭くて山らしくなりました。
一人一石運動をやっていたので石をひとつ持って登りました。
火山性の流れやすい土だし、登山道の抉れ方を見ると痛々しい気もします。
坊がツルから1時間弱、大戸越に到着!
大戸越と書いてうどんごし。絶対読めないよ。
斜面一面のミヤマキリシマです♪
ミヤマキリシマ越しの景色もいいですね。
ここの斜面のミヤマキリシマは若干ピークを過ぎた感じで枯れている花も少しありました。
大戸越を見下ろします。
大戸越から見て右手が登り専用の道になっています。
楽しい岩場も。岩場のう回路もありました。
ミヤマキリシマ越に坊がツルと九重連山の主役たち。
振り返ると大船山が見えました。
てっきり「おおふねやま」だと思い込んでいましたが「だいせんざん」だそうです。
平治岳の南峰から。
北峰にかけて一面のミヤマキリシマに思わず歓声があがります。
カメラに収めますが、写真では伝わらないんですよね〜
本当に絶景とはこのことか!って感じです。
このあたりに来るとまだまだ蕾も多い。
斜面が赤いです。
花回廊。
本当に迷路のようにくねくねとした回廊になっています。
12:20平治岳山頂到着!
アゲハが蜜を吸いに来ていました。
由布岳と鶴見岳も見えます。
ひとしきり景色を堪能したら、大船山を目指します。
下りは下り専用路で。
九州電力が整備しているんでしょうか。
白いミヤマキリシマが一株だけありました。
大船山への登りは樹林帯。ミヤマキリシマも自己主張していません。
幅が狭くて木々に引っ掛かりながら・・・
イワカガミが群生してます。
チゴユリやツボスミレ、マイヅルソウ等々お花がいっぱい。
平治岳を振り返ります。
平治岳はミヤマキリシマ一色って感じでしたが、大船山はいろんな花が咲いています。
上部はこちらもミヤマキリシマの花回廊。
北大船山の向こうに大船山が見えます。
14:00北大船山山頂到着!
北大船山から坊がツル。
坊がツルを囲むように右から三俣山、奥に星生山、左が元々今日登るつもりだった久住ですかね〜
左端手前の山頂がピンクなのが立中山ですね。
コルから肩をいからせた大船山の姿。
大船山への登りに入るとドウダンツツジのトンネルです♪
ツクシドウダンに・・・
ベニドウダン。
大船山気に入りました♪
マイヅルソウもいっぱいです。
14:30大船山山頂到着!
直前にガスが押し寄せてきて南側の景色が望めず・・・
湿気を帯びた風に吹かれていると体が冷えて来たので下山します。
せっかくなので、密かな名所?立中山(たっちゅうさん)へ向かいます。
大船山から見たときは草原状に見えましたが、樹林帯の中の道。
視界が効かず、地形が分かりにくい。
踏み跡が輻輳してたりするけど、だいたい同じ方向みたいなので適当に進む。
歩けど歩けど下っている。
おかしいなと思いましたが、戻る気にはなれず。
やがて左手の下の方に坊がツルが・・・
いつの間にか坊がツルに下る本線に戻ってしまっていた様子。
16:00過ぎ、坊がツル到着。
立中山への道はどこだったのかなぁ〜
立中山経由なら帰りに法華院温泉に寄って帰ろう!
と言っていましたが・・・
テントに荷物を置いて着替えだけ持って法華院温泉へ。
車が走っています。
そうなのよね。
法華院温泉は車で行けちゃうのよね。
一般の車両は入れませんが・・・
坊がツル、やっぱり広々として気持ちいい所だなぁ〜
平治岳はまだガスに隠れず、姿を見せています。
テン場から10分弱で法華院温泉到着。
護岸もされていて、里の雰囲気ですね。
法華院温泉うんちく。
立ち寄り湯は500円/人です。
里の雰囲気ですが、立地は山の中なので、石鹸・シャンプーは使えません。
宿泊客も使うのでそこそこ人がいましたが、混雑と言うほどでもなく。
とってもいいお湯でした。
テント泊で温泉に浸かれるなんて贅沢ですねぇ〜
ビールの自販機もあります。
車が入るだけあって良心的な値段。
湯上りのビールがまた美味い!
温泉を出たらポツポツ雨が。
小雨の間にテントへ。
テントに入って一服したらしっかり降り始めました。
いいタイミングで行動できたら得した気分♪
つまみを食べながら、ちびちび飲んでたら寝落ちしていました。。。
<2日目へ続く>
登山ランキング
概要は>>こちら
2日目は>>こちら
前々から一度は見に行きたい!と思っていた九重のミヤマキリシマ。
そして、気持ちの良さそうな坊がツルでテント泊がしたい!
と言う二つの希望を叶えられる日がやってきました♪
神戸を21時に出発。
交代で運転しながら長者原に7時過ぎ到着。
平日ですが、駐車場はかなり埋まっています。
土日はこの時間にはいっぱいかもしれませんね。
ビジターセンターの裏に湿原の案内板がありました。
せっかくなので湿原の木道を通っていきます。
初日は諏蛾守越経由で久住山を目指すつもりでしたが、2日目は天気が悪そうなので、第一目的のミヤマキリシマを目指して九州自然歩道経由で坊がツルを目指します。
なだらかで歩きやすい登山道。
新緑がいい感じ。
木の標識もいっぱい整備されていました。
1時間ほどで指山自然観察路に合流です。
涸れ沢を渡るところも。
サラサドウダン?
よく似ているけど、ちょっと違うなぁ〜
と調べてみたら、サラサドウダンの変種でツクシドウダンの様です。
ドウダンツツジに逢えると思ってなかったのでテンションUP♪
このあたりからミヤマキリシマぽつぽつと現れ出しました!
雨ガ池へ。
樹林帯の道から一気に視界が広がります。
イワカガミ咲いていました。
関西では5月の花のイメージですが、このあたりは6月のようですね。
眼下に坊ガツルが見えました。
と言うことはここから下るわけですね。
坊がツルが近づくと石畳の道に。
なだらかに山すそを巻いている自然歩道なので「山登り」ではなく遊歩道を散策している気分です。
坊がツルに着きました〜
中岳方面の斜面がミヤマキリシマで赤く染まっています。
平治岳も赤い。
これは期待できそう♪
10時前、坊がツルキャンプ場に着きました。
今日から崩れる予報なのでテントはまばら。
しっかりした建屋のトイレもあります。
綺麗とは言い難いですが、山の中はこんなもんでしょう。
トイレットペーパーはありませんでした。
立派な炊事棟もあります。
流しに調理台まで。
これだけ設備が整っていて無料なんてありがたい。
今夜の我が家、設置完了。
とにかくスペースが広いのでいろんなところに張り放題です。
天気が崩れることを考えたら、炊事棟の横がいいかなと思いましたが、先客がいたので大岩のそばの草地へ。
草がふかふかのカーペットの様です。
石もいっぱいあったので、ペグではなく石で張綱を固定。
基本的に溶岩なので、石が軽いのが気になりましたが・・・
設営が終わったら平治岳(ひいじだけ)を目指します。
坊がツルまでの道より狭くて山らしくなりました。
一人一石運動をやっていたので石をひとつ持って登りました。
火山性の流れやすい土だし、登山道の抉れ方を見ると痛々しい気もします。
坊がツルから1時間弱、大戸越に到着!
大戸越と書いてうどんごし。絶対読めないよ。
斜面一面のミヤマキリシマです♪
ミヤマキリシマ越しの景色もいいですね。
ここの斜面のミヤマキリシマは若干ピークを過ぎた感じで枯れている花も少しありました。
大戸越を見下ろします。
大戸越から見て右手が登り専用の道になっています。
楽しい岩場も。岩場のう回路もありました。
ミヤマキリシマ越に坊がツルと九重連山の主役たち。
振り返ると大船山が見えました。
てっきり「おおふねやま」だと思い込んでいましたが「だいせんざん」だそうです。
平治岳の南峰から。
北峰にかけて一面のミヤマキリシマに思わず歓声があがります。
カメラに収めますが、写真では伝わらないんですよね〜
本当に絶景とはこのことか!って感じです。
このあたりに来るとまだまだ蕾も多い。
斜面が赤いです。
花回廊。
本当に迷路のようにくねくねとした回廊になっています。
12:20平治岳山頂到着!
アゲハが蜜を吸いに来ていました。
由布岳と鶴見岳も見えます。
ひとしきり景色を堪能したら、大船山を目指します。
下りは下り専用路で。
九州電力が整備しているんでしょうか。
白いミヤマキリシマが一株だけありました。
大船山への登りは樹林帯。ミヤマキリシマも自己主張していません。
幅が狭くて木々に引っ掛かりながら・・・
イワカガミが群生してます。
チゴユリやツボスミレ、マイヅルソウ等々お花がいっぱい。
平治岳を振り返ります。
平治岳はミヤマキリシマ一色って感じでしたが、大船山はいろんな花が咲いています。
上部はこちらもミヤマキリシマの花回廊。
北大船山の向こうに大船山が見えます。
14:00北大船山山頂到着!
北大船山から坊がツル。
坊がツルを囲むように右から三俣山、奥に星生山、左が元々今日登るつもりだった久住ですかね〜
左端手前の山頂がピンクなのが立中山ですね。
コルから肩をいからせた大船山の姿。
大船山への登りに入るとドウダンツツジのトンネルです♪
ツクシドウダンに・・・
ベニドウダン。
大船山気に入りました♪
マイヅルソウもいっぱいです。
14:30大船山山頂到着!
直前にガスが押し寄せてきて南側の景色が望めず・・・
湿気を帯びた風に吹かれていると体が冷えて来たので下山します。
せっかくなので、密かな名所?立中山(たっちゅうさん)へ向かいます。
大船山から見たときは草原状に見えましたが、樹林帯の中の道。
視界が効かず、地形が分かりにくい。
踏み跡が輻輳してたりするけど、だいたい同じ方向みたいなので適当に進む。
歩けど歩けど下っている。
おかしいなと思いましたが、戻る気にはなれず。
やがて左手の下の方に坊がツルが・・・
いつの間にか坊がツルに下る本線に戻ってしまっていた様子。
16:00過ぎ、坊がツル到着。
立中山への道はどこだったのかなぁ〜
立中山経由なら帰りに法華院温泉に寄って帰ろう!
と言っていましたが・・・
テントに荷物を置いて着替えだけ持って法華院温泉へ。
車が走っています。
そうなのよね。
法華院温泉は車で行けちゃうのよね。
一般の車両は入れませんが・・・
坊がツル、やっぱり広々として気持ちいい所だなぁ〜
平治岳はまだガスに隠れず、姿を見せています。
テン場から10分弱で法華院温泉到着。
護岸もされていて、里の雰囲気ですね。
法華院温泉うんちく。
立ち寄り湯は500円/人です。
里の雰囲気ですが、立地は山の中なので、石鹸・シャンプーは使えません。
宿泊客も使うのでそこそこ人がいましたが、混雑と言うほどでもなく。
とってもいいお湯でした。
テント泊で温泉に浸かれるなんて贅沢ですねぇ〜
ビールの自販機もあります。
車が入るだけあって良心的な値段。
湯上りのビールがまた美味い!
温泉を出たらポツポツ雨が。
小雨の間にテントへ。
テントに入って一服したらしっかり降り始めました。
いいタイミングで行動できたら得した気分♪
つまみを食べながら、ちびちび飲んでたら寝落ちしていました。。。
<2日目へ続く>
登山ランキング
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深山霧島ですので霧島から名付けられていますね。
火山だからこそのツツジです。
坊がツルもテント泊にお勧めですよ〜
なんか言いなれないなぁ〜
ログインはできないままなのね。
「坊がツル」確かに引っ掛かりますね。
でもホントいいところですよ。
車は途中で仮眠もしましたので・・・
実質8時間くらいかな?
法華院温泉で一緒になった人が「飛行機使ったら近い」って言ってましたよ。
来年は無理かも…
でも、素敵な山ですね。
行きたいなー♡
行ってみたいです。来年の今頃。
φ(._.)メモメモ忘れないように。
たぶん忘れる…
それにしても車で10時間とは・・・今の私ではとても無理っす。
色んな所にお出かけして人生を楽しんでますね〜。