目指せ!!アッパーマス層

叔父の急逝による葬儀で
東北に行ってたのがやっと戻ってこれました。

雪はまだだったのがせめてもの幸い＾＾；
何せ車なものですから雪だとスタッドレスやらチェーンやら関東では
あまり使わない装備を買わなくてはならないので・・・

日本は地方で葬儀の方法も違うものですね。
自分の知っている流れだと
お通夜の翌日に告別式で最後に火葬、という流れなのですが
今回の叔父の葬儀は
初日に納棺式、翌日に火葬の後にお通夜、3日目に告別式
という流れでした。

葬儀の予定を見たときにビックリしたものです。
去年の叔母の葬儀の際は今回の叔父と同じ県でしたが
自分の知っている流れだったので
同じ県の中でも地域で文化が微妙に異なるというのが発見でしたね。



そんな事に触発され、という訳ではないのですが
3日に渡り葬儀だったので夜などは時間を持て余してしまい
コンビニで本を買ってしまいました。
それがこれです。

知ってはいけない「日本」のルーツ

読書の秋ですし
日本の文化というものをもう少し知れれば、と思い読んでみたのですが・・・
あんまり参考になりませんでした(;^ω^A

いや史料に基づいていたり
中々面白い視点で書いていらっしゃるのですけどね〜。
なんともね〜。この著者の思想が鬱陶しい＾＾；


色々史料に基づき書いてはくれているのですが
結局日本の古来からの文化は全て外国からの張り合わせ、
というところに持っていく形なんですよね。

神道や各地の祭りも全ては海外から来てそれをアレンジしているだけ、
ハッキリしない鳥居のルーツですら今の所不明だが
インド辺りにそのルーツがあるとの説が強い、とか
要は日本発祥の物では無いから日本には文化など無い！という感じです。

元々神道にしても大和朝廷が日本を統一する際に支配しやすい様
各地の部族が持つ土着の神々を神道の中に取り込んでいった経緯がある訳です。
大陸からの影響があって各地の神々が出来ていったのでしょうし
全てのルーツを国内全てに求めるのはまずあり得ないと思うのですよねぇ。
むしろそれが今の生活の中に息づいている事が文化というものではなかろうか、と。

この著者の中では発祥が何処か？が文化の中で重要であって
それらを育て生活に溶け込んでいる事はさほど重要では無いようなんですね。

・・・世界四大文明以外の国々は文化が無くなってしまいますな〜＾＾；

たしかにそんな事は知ってはいけない、なんでしょうね〜。
必死で文化を作ろうとしているお隣の国などに読ませたら怒られそうですし。

ま、読み物としては中々面白かったです


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