2017年05月11日
ヨスバニ・アラルコン キューバ代表チームの星 ラス・トゥナスから唯一の選抜
ヨスバニ・アラルコンはふたたびキューバ代表チームの星となる
PERIODICO26、2017年5月11日、Dubler R. Vázquez Colomé記者
ラス・トゥナスの野球は、喜ばしいニュースと、精彩のないニュースのあいだで、もがいている。いまから数時間まえ、米国との対抗戦とカンナム・リーグにキューバ代表として参加する候補選手のなかに、唯一のラス・トゥナスの選手としてヨスバニ・アラルコンが選ばれた。
アラルコンは4人の捕手グループを率いる。アラルコン以外の3人は非常に若い選手たちであり、今回ロヘル・マチャド監督はアラルコンに間違いなく正捕手の役割を与えるに違いない。
アラルコンは昨年のカンナム・リーグで、キューバ代表チームの中心的スターとして受け入れられ、キューバチームの攻撃陣を牽引し、最優秀捕手として認められた。カナダと米国にまたがるこの独立リーグへの最初の出場においてアラルコンは、打率.317、本塁打はチーム唯一の2本を放ち、打点15、長打率.451、OPS.777はチーム最高を記録した。
これらすべての成績によりアラルコンは来期国内リーグに向けてのラス・トゥナスの中心選手となった。現在アラルコンは参加していないが、40人の選手たちがパブロ・シビル監督の指揮のもと、フリオ・アントニオ・メジャ球場ですでにトレーニングをはじめている。
よいニュースから、喜ばしくないニュースへと話は移る。
(以下、23歳以下リーグ、15歳以下リーグの話題、略)
Alarcón y el equipo Sub-15, las buenas nuevas del béisbol tunero
http://www.periodico26.cu/index.php/es/deporte-es/item/2970-alarcon-y-el-equipo-sub-15-las-buenas-nuevas-del-beisbol-tunero
2017年05月10日
シエゴ・デ・アビラ 第57期リーグ出場候補メンバー発表 グリニャンら55人
INVASOR、2017年5月10日、Mario Martín Martin記者
シエゴ・デ・アビラの県野球コミッションは今週水曜日(5月10日)、来期リーグに出場する候補選手を発表した。数日中にトレーニングを開始する。
シエゴ・デ・アビラでのメンバーのトレーニング中、ヨルビス・ボロート遊撃手とロヘル・マチャド監督は、カナダ・リーグでキューバ代表として出場する。
今回発表された出場候補メンバーは、内野手12人、外野手12人、投手陣24人、という構成になっている。
トレーニングはオスマニ・アルティレス・カルデロンが指揮し、ヨスバニ・イダルゴ・カルバジョーサ、グアルベルト・ケサダ・ペドローソが補佐する。のちに別のコーチ陣が加わる。
来期リーグ出場候補メンバーは以下の通り。
捕手7人
Osvaldo Vázquez Torres, Lázaro Martín Álvarez, Yasmany González Beltrán, Alfredo Fadraga Pérez, Richard Contreras, William Suárez Nieves y Daciel Moya Reyna.
内野手12人
Eliécer Griñán Martínez, Humberto Morales González, Jorge Macia Becerra, Raul González Isidoría, Yohander Romero Torres, José Ramón Alfonso Griñán, Daikel Leyva Escobar, Michel Artega Yera, Osmani Linares Hernández, Rubén Valdez Expósito, Lázaro Linares Esquijarrosa y Josué García Rodríguez.
外野手12人
Yoelvis Fis Morales, Abdel Civil González, Alexander Jiménez Calvo, Roy Echemendía Moreno, Dainier Hernández Hernández, Yuddiel González Torres, Karel Silva Reyna, Yaimel Bravo Molina, Gustavo Brito Ruiz, Héctor Adriel Labrada Prado, Héctor Quintana Viciedo y Yadir Raúl Rangel Linares.
投手陣24人
Vladimir García Escalante, Dachel Duquesne Cantero, Liomil González Ercilla, Osmar Carrero Valdez, Yander Guevara Morales, Ariosky Hernández Vázquez, José Diego Martínez Álvarez, Héctor Nápoles Soler, Yairon Martínez Lorenzo, Yunser Corrales Corrales, Sergio Hernández Santana, Ariel Ricardo Rodríguez, Arisley Castillo La Rosa, Leodanis Santiesteban González, Denis Castillo Monedero, Osvaldo Cárdenas Agüero, Kevin Soto Acea, Yohan Wilson Alfaro, Roibel Figuera Martínez, Rodolfo Sorís Yera, Dony Luis Ortiz Sánchez, Euyeni Batista Aguilar, Osdani Rodríguez Rod y Billy Arias Cisneros.
Serie Nacional de Béisbol: anuncian preselección de Ciego de Ávila
http://www.invasor.cu/deporte/13385-serie-nacional-de-beisbol-anuncian-preseleccion-de-ciego-de-avila
2017年05月09日
キューバ代表候補選手にメサ、セスペデスら37人 ロエル・サントスは今月中にロッテと契約へ
レオミル・ゴンサーレスは代表候補投手18人のひとりに選ばれた
Juventud Rebelde、2017年5月9日、Julieta García Ríos記者
- 今回のカンナム・リーグと米国との対抗戦への代表選抜チームには、2019年または2020年のタイトルホルダーたちが含まれている - 。このようにロヘル・マチャドは代表監督に指名されたあとに表現した。
代表候補選手37人の発表後にマチャドは、経験豊かな選手と若い選手を融合でき今回の選抜には非常に満足している、と語った。「願うべくは、満足いく結果に達するようチャレンジし、われわれの野球を発展させることだ。」、と述べた。
WBCには出場しなかったが国内シリーズですぐれた活躍をして評価された選手もいれば、23歳以下リーグで成長してきている若い選手もいる、とつけくわえた。
代表候補選手のうち捕手は次の4人:Yosvany Alarcón (LTU), Ariel Martínez (MTZ), Franklin Aballe (HOL) y Olber Peña (PRI).
内野手は9人: Guillermo Avilés (GRA), Yordanis Samón (MTZ), Juan Carlos Torriente (IND), Humberto Bravo (CMG), Raúl González (CAV), Dainer Gálvez (IJV), Yeniet Pérez (VCL), Jefferson Delgado (MTZ) y Yulián Milián Matos (GRA).
外野手6人: Víctor Víctor Mesa (MTZ), Yoelkis Céspedes (GRA), Norel González (VCL), Yoelkis Guibert (SCU), Denis Laza (MAY) y Eliecer Griñán (CAV).
投手は18人: Yoanni Yera (MTZ), Ulfrido García (SCU), Alaín Sánchez (VCL), Vladimir Baños (PRI), José Ramón Rodríguez (CMG), Frank Luis Medina (PRI), Luis M. Castro (MAY), Yosbel José Zulueta (VCL), Dariel Góngora (CMG), Yousimar Cousín (CMG), Leomil González (CAV), Dayron Durán (LHA), Luis E. Castillo Muñoz (GTM), Yariel Rodríguez (CMG), Yasmany Hernández Rojas (VCL), César García Rondón (GRA), Dachel Duquesne Cantero (CAV) y Geonel Gutiérrez (ART).
これら全37人は最終的に27~28人までに絞られ、カンナム・リーグで21試合、米国との対抗戦で5試合をおこなう。
フレディ・アシエル・アルバレスと、ブラディミール・ガルシア両投手が選ばれなかったのはなぜか、という質問に対し、キューバ野球コミッショナーのヨスバニ・アラゴンは次のように答えた。
フレディ・アシエルの場合は、腕の違和感により第四回WBCにも独自の判断で出場しなかったが、これがいまだ続いている。ブラディミールは、体重超過の状態にあり、減量するよう指示が出ているが、それを達成できていない。
ホークスにまた2人加入
ピナール・デル・リオの投手リバン・モイネロと、サンティアゴの若き一塁手オスカル・ルイス・コラースが今週火曜日(5月9日)、日本プロ野球リーグの福岡ソフトバンク・ホークスとの契約に調印した。コラースは現在23歳以下の国内リーグで活躍している。
INDERの国際関係部門責任者のマルタ・リディア・ルイスは、グランマのロエル・サントスの日本リーグの千葉ロッテ・マリーンズへの加入に向けての契約手続きは進んでいる、と強調した。「今月末までには、契約手続きは終了するはずだ」、と説明した。
Equilibrada nómina rumbo al Can-Am
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2017-05-09/equilibrada-nomina-rumbo-al-can-am/
モイネロとコラース 早々に一軍へ ソフトバンク現地スカウトが語る
調印中の両選手、リバン・モイネロ(中央)とオスカル・ルイス・コラース(右)
JIT、2017年5月9日、Tony Díaz Susavila記者
左腕投手リバン・モイネロと、右腕投手のオスカル・ルイス・コラースがきょう(5月9日)、日本プロ野球リーグの福岡ソフトバンク・ホークスと契約を交わした。
ラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ルケ・サロンで、両選手は、自身をすぐれた選手にするであろう手続きに同意した。
「日本野球では多くのことを要求され、始終トレーニングしており、そのことによって彼らはすぐれている」、と直近のWBCにも出場し二人の内より国際経験豊かなピナールのリバン・モイネロは本紙に対し述べた。
「自分の将来に役立つのは間違いないし、学んで、最大限に自分を成長させるためにソフトバンクにいく」、と18歳のコラースは話した。
ソフトバンクを代表して調印に参加した萩原健太氏は、両選手ともこれまで示してきた規律、能力、競技に対する敬意などからみて、前途有望である、と説明した。
有望な若手選手コラースについて萩原氏は、よく投げ、かつ外野と一塁を守るスキルがある、と話した。
「ホークスの一軍にすぐ昇格するのは間違いない能力を持っている若者だ」、と指摘した。
専門家たちによると、モイネロは、ソフトバンクが投手陣を必要としていることから、一軍に加入するため早々に東京に行くだろうと見られている。
一方、INDERの国際関係部門責任者マルタ・リディア・ルイスは、グランマのロエル・サントスの千葉ロッテ・マリーンズへの加入手続きは進んでいる、と強調した。千葉ロッテは現在ホークスにいる強打者アルフレド・デスパイネがかつて所属していたチームである。
「サントスの契約は時間の問題だ。契約過程が求める手続きを履行しなければならないだけだ」、とマルタは語った。
モイネロとコラースの契約には、キューバ野球連盟会長のイヒニオ・ベレス、キューバ野球コミッショナーのヨスバニ・アラゴン、INDER法律部門責任者のラミーロ・ドミンゲスらが同席した。
Moinelo y Colás se convierten en Halcones
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40682
リバン・モイネロとオスカル・ルイス・コラース ソフトバンクと契約
ピナール・デル・リオの投手リバン・モイネロ(中央)とサンティアゴ・デ・クーバの一塁手オスカル・ルイス・コラース(右)、日本プロ野球リーグとの契約に調印
RADIO REBELDE、2017年5月9日、ACN
キューバ野球選手、リバン・モイネロとオスカル・ルイス・コラースが今週火曜日(5月9日)、日本プロ野球リーグの福岡ソフトバンク・ホークスとの契約に調印した。
ラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ルケ・サロンで、才能あるこの二人の選手は、キューバ野球連盟のイヒニオ・ベレス会長と、ホークスのスカウト萩原健太氏の立会いのもと、調印した。
第四回WBCに出場したモイネロ投手と、一塁手のコラースは、はじめは二軍に所属する。そこでの成績によって一軍に昇格する可能性もある。
またこのソフトバンクには、今年2月に三年契約に調印した、卓越したキューバ野球選手アルフレド・デスパイネが所属している。
「打撃、守備、走塁の各技術面で日本野球を学びたい。日本選手はそれらがとても優れている。」、と弱冠18歳の若者コラースはACNの取材に対して語った。
サンティアゴ・デ・クーバ出身のこの一塁手は、大好きな野球をプレーしに行く、と語ったが、現在の23歳以下リーグのサンティアゴ・デ・クーバのチームでプレーを続けられないことに若干のさびしさをかくさなかった。
しかし、モイネロやデスパイネと同じチームで、日本野球を知ることは自分にとってすばらしい経験になるだろうと話し、リーグにできるだけ早く適応するための助言を期待している、と述べた。
これまでリーグ優勝17回、日本一7回のソフトバンク・ホークスは、1938年創設以降の成績により、日本プロ野球リーグのもっとも重要なチームとみなされている。
Firman contrato peloteros cubanos para jugar en Japón
http://www.radiorebelde.cu/noticia/firman-contrato-peloteros-cubanos-para-jugar-japon-20170509/
インドゥストゥリアレスを指揮するのは誰か
CubaSi、2017年5月9日、Lemay Padrón Oliveros記者
インドゥストゥリアレスを指揮するのは誰か。
これが現在の野球界について街中でもっとも耳にする質問である。インドゥストゥリアレスはここ数年期待を大いに裏切ってはいるが、キューバで最も愛され、また最も憎まれているチームであり続けており、彼らについてのあらゆる情報はその重要性において勝っている。
今季はハビエル・メンデスの留任で落ち着くかに見えたが、元中堅手のメンデス監督は、娘の病気を理由に辞退することになった。
そのため、かつて1998年から2001年にかけて指揮した元監督ギジェルモ・カルモナの順当な再任が予想されていた。公式には発表されておらず、今でもまだなされていないが、ダグアウトでのコメントはほとんどつねに現実に近いものだった。
カルモナ自身が最近明らかにしたように、彼には非公式な打診まであったが、その直後ビクトル・メサの登場によってすぐに陰に隠れてしまった。もしメサのマタンサス監督辞任が発表されてすぐにビクトル・フィゲオラが指名されていなければ、もっとも注目を集めたのは、インドゥストゥリアレスの新監督ではなく、マタンサスの新監督であったろう。しかしハバナの事情は違っていた。
チームはすでにトレーニングを始めていると思われるが、いまだ監督の決定はなされておらず、ファンにとってだけではなく、当のチームの選手たちにとっても、宙ぶらりんな状態が続いている。
両者とも十分な功績があるが、一方でまた疑問も残る。というのは、ビクトル・メサはほとんどつねにタイトル争いにからんでいるが、カルモナは1999年に信じられない形でタイトルを逃している。
街中で聞けた話によると、ファンの意見も真っ二つに分かれている。両監督とも知識はあるが、指揮方法でかなりの違いがある。
メサにはその振る舞いから批判も一部にあるが、インドゥストゥリアレスが失地回復するためにも彼のスタイルが必要だと認識されている。メサは選手たちの個性に合わないと考え、カルモナの大きな節度に期待する人たちもいる。
これは答えのない議論かもしれない。両者にチャンスがあるなら、残念なことだがどちらか一人だけがそれをものにできるだろう。この二人のうちどちらがチャンスを握るかは誰もわからない。県コミッショナーが決定するまで待たなければならない。
¿Quién dirige a Industriales?
http://www.cubasi.cu/cubasi-noticias-cuba-mundo-ultima-hora/item/63577-%C2%BFquien-dirige-a-industriales
キューバ代表候補選手37人発表 監督はロヘル・マチャドに決定
シエゴ・デ・アビラの現監督ロヘル・マチャド、カンナム・リーグでのキューバ代表チームを再び率いる
JIT、2017年5月9日、Tony Díaz Susavila記者
6月9日から29日にかけてカンナム・リーグに二期連続で出場するキューバ代表チームは、ロヘル・マチャドが率いることに決まった。
その決定は今週火曜日(5月9日)、ラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ルケ・サロンで発表された。また5月15日から召集される代表候補選手37人も発表された。
キューバ野球連盟会長のイヒニオ・ベレスと、キューバ野球コミッショナーのヨスバニ・アラゴンが主宰した記者会見において、キューバ代表チームはカンナム・リーグに所属する6チームと21試合をおこなうことが発表された。
代表候補選手は、捕手4人、内野手9人、外野手6人、投手18人、という割合だった。
平均年齢は25.8歳だが、30歳以上も10人おり、第四回WBCの出場者も10人いる。
県別で最も多いのはカマグエイ、マタンサス、ビジャ・クララ、シエゴ・デ・アビラの各5人である。
このほか、グランマが4人、ピナール・デル・リオが3人、マヤベケとサンティアゴ・デ・クーバが各2人、イスラ・デ・ラ・フベントゥ、アルテミサ、ラ・ハバナ、ラス・トゥナス、オルギン、グアンタナモが各1人。シエンフエゴスとサンクティ・スピリトゥスからは選ばれなかった。
これらの選手たちをトレーニングするコーチ陣には、ロヘリオ・ガルシア、ペドロ・メディーナ、ビクトル・メサ、エドゥアルド・パレ、ウィルフレド・サンチェスらがいる。
カンナム・リーグ出場に向けて選ばれたこれらの選手たちは、7月に米国で予定されているキューバと米国の恒例の対抗戦にも出場する。
代表候補選手は以下の通り。
捕手 (4人): Yosvany Alarcón (LTU), Ariel Martínez (MTZ), Franklin Aballe (HOL) y Olber Peña (PRI).
内野手 (9人): Guillermo Avilés (GRA), Yordanis Samón (MTZ), Juan Carlos Torriente (IND), Humberto Bravo (CMG), Raúl González (CAV), Dainer Gálvez (IJV), Yeniet Pérez (VCL), Jefferson Delgado (MTZ) y Yulián Milián Matos (GRA).
外野手 (6人): Víctor Víctor Mesa (MTZ), Yoelkis Céspedes (GRA), Norel González (VCL), Yoelkis Guibert (SCU), Denis Laza (MAY) y Eliecer Griñán (CAV).
投手 (18人): Yoanni Yera (MTZ), Ulfrido García (SCU), Alaín Sánchez (VCL), Vladimir Baños (PRI), José Ramón Rodríguez (CMG), Frank Luis Medina (PRI), Luis M. Castro (MAY), Yosbel José Zulueta (VCL), Dariel Góngora (CMG), Yousimar Cousín (CMG), Leomil González (CAV), Dayron Durán (LHA), Luis E. Castillo Muñoz (GTM), Yariel Rodríguez (CMG), Yasmany Hernández Rojas (VCL), César García Rondón (GRA), Dachel Duquesne Cantero (CAV) y Geonel Gutiérrez (ART).
Roger Machado dirigirá el equipo Cuba
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40680
2017年05月08日
アルベルト・ビセ イタリア・リーグで無敗をキープ
アルベルト・ビセ
JIT、2017年5月8日、Tony Díaz Susavila記者
キューバ人右腕投手アルベルト・ビセは、イタリア野球リーグで3回登板し、無敗をキープしている。
セリエAのボッラーテ・ベースボール・クラブに加入しているサンティアゴのビセは、21回を投げ、32奪三振という成績を残している。
先発として起用され、許した失点は1点のみで、防御率は0.43である。
33歳のビセは、昨季ヨーロッパに来る前は、コロンビア・リーグに所属していた。
イタリア・リーグではキューバ人投手ウィルベル・ペレス(パテルノー・レッド・ソックス所属、1勝1敗)と、フランク・モンティエ(アスレチックス・ボローニャ所属、1勝1敗)も活動している。
キューバ野球連盟を通じて契約して海外リーグで活動しているキューバ人投手には、もうひとり日本プロ・リーグの中日ドラゴンズと契約したピナール・デル・リオの速球派投手ライデル・マルティネスがいるが、まだデビューしていない。
海外でもっとも活躍しているキューバ人野球選手は間違いなく強打者アルフレド・デスパイネである。ソフトバンク・ホークスに所属し、8本塁打、25打点を記録している。
中日ドラゴンズの外野手としてすでにデビューしたレオナルド・ウルヘジェスは、ここまで4試合に出場し、2安打、1打点、1得点、打率.250を記録している。
明日(5月9日)は、ピナールのリバン・モイネロと、サンティアゴのオスカル・ルイス・コラースが日本リーグとの契約をおこなう。
Alberto Bicet sobresale entre serpentineros
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40663
キューバ代表候補選手 明日発表 モイネロとコラースも契約へ
Radio Habana Cuba、2017年5月8日、Rodolfo Durán記者
カナディアン・アメリカン独立リーグに2年連続で出場するキューバ代表チームの候補選手は、今週火曜日(5月9日)の午後にキューバ野球コミッショナーによって発表される。
INDER広報による発表によると、キューバ代表チームを率いる監督の発表もおこなわれる。キューバ代表チームは昨年同リーグでデビューし、11勝9敗という結果だった。
今季、キューバ代表チームは、6月9日から6月29日まで、カンナム・リーグに所属する6チームと全21試合を戦う。開幕はトロワリヴィエールとの4連戦からスタートする。
すでに発表済みの情報によると、5月15日金曜日からラティーノアメリカーノ球場で開始される代表候補選手のトレーニングには、若い選手たちが多く参加する予定である。
一方、5月9日火曜日には、キューバ選手、リバン・モイネロとオスカル・ルイス・コラースが日本野球との契約に署名する予定である。
Anunciarán este martes preselección cubana a la liga Can –Am
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/129179-anunciaran-este--martes-preseleccion-cubana-a-la-liga-can-–am
2017年05月07日
ラサロ・ブランコ カナダで好成績を目指す
CNC TV Granma、2017年5月7日、Yasel Toledo Garnache記者
昨季グランマでリーグ王者となり、最優秀投手にも輝いたラサロ・ブランコ・マトスは、カナディアン・アメリカン・リーグ(カンナム・リーグ)で好成績をあげるために大きな関心を持って準備している、と語った。
前回のカリビアン・シリーズとWBCにも出場したブランコは、三週間少し前からバヤモでトレーニングしており、カナダのケベック・キャピタルズでしっかり活躍できるよう大いにやる気を感じている、と述べた。
今季グランマでプレーできないのは少し残念だが、キャピタルズへの加入は自分にとって好ましい経験になるだろう、と言及した。ブランコはこれまで他国で年間を通してプレーしたことはない。
キャピタルズへの加入にわくわくしている、とブランコは表現した。キャピタルズは同リーグでもっともすぐれたチームのひとつであり、王者になる可能性を持っている。昨季は、2人のキューバ選手、マタンサスのユリスベル・グラシアル、グランマのロエル・サントスが所属していたチームである。
ヤラ市出身で、2015年トロントでのパンアメリカン大会銅メダリストであり、2016年にはグランマ地区の団体スポーツ最優秀選手に選ばれたブランコは、カンナム・リーグには他の5人のキューバ選手も参加するのでとてもうれしい、と語った。その5人の中には、同じキャピタルズに加入するグラシアルとオルギンのヨルダン・マンドゥレイがいる。
2004年にキューバ・リーグでデビューしたブランコ・マトスは、直近のシーズンで最優秀選手(MVP)に選ばれ、最多勝利、防御率、完封数、でトップに立った。
カンナム・リーグでプレーする他のキューバ選手には、アルテミサのミゲル・ラエラ、カマグエイのアレクサンデル・アヤラ、グランタナモのフリオ・パブロ・マルティネスがいる。このうちマルティネスはまだ契約締結していない。
これにロエル・サントスが加わる可能性がある。昨季の同リーグや、カリビアン・シリーズ、WBCでも活躍したサントスには、日本のチーム、千葉ロッテ・マリーンズも関心を持っており、そちらのほうが優先される。
アルフレド・デスパイネ・ロドリゲスは、海外チームと契約したもう一人のグランマ選手であり、現在は日本のプロ野球リーグのソフトバンク・ホークスでプレーしている。
Lázaro Blanco: Iré a Canadá por una gran actuación
http://www.cnctv.icrt.cu/2017/05/07/34516-2/