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2023年12月09日

終活の短歌集 第二章 第二節 001〜100

☆ 終活の短歌集 第二章 第二節 001〜100 ☆

大迫の 最後のレース 如何なるや 彼の雄姿を 記憶に遺す 100

様々な 肌色の人 塊って 名誉のメダル 競うマラソン 099

札幌も 緊急事態に 関わらず 沿道に密 感染道理 098

台風が 近くに迫る 夏の夜 災害級の 雨の降る音 097

撫子に ピンクの髪は 似合わない 地味の中にも 錦の心 096

台風の 余波打ち寄せる 浜歩き 今日また拾う 海洋プラゴミ 095

IOC 五輪やり逃げ 場を貸した 日本全国 コロナ蔓延 094

デルタ株 インド由来の コロナ菌 後を猛追 南米ラムダ 093

夏草や 腰まで伸びて 背比べ 盆の頃には 坊主姿に 092

カンロ飴 料理を美味く 仕上げると テレビで知って 買い物に行く 091

国民が 暗愚であれば 政権は 無為無策にて 亡国前夜 090

真っ白な 台風雲が 陽に映えて 西から東 群れて流れる 089

黄昏て ブレーキランプの 赤い列 家路を急ぐ 人の心は 088

一時間 八十五ミリの 雨が降る 避難指示にも 家に留まる 087

玄関の ドアを開ければ 蝉の声 盆も近けりゃ 幾許の命 086

計算づく お涙頂戴 時代劇 人の情を 素直に見る 085

煮炊きする 匂い漂う 黄昏は 愛する人の 帰り促す 084

年取れば 思いの外の 病出る 何とかかんとか 騙しだまして 083

着々と 藤井聡太が 駒進め 三冠王手の 令和三年 082

給水の ペットボトルを 薙ぎ倒す レッドカードの 一発退場 081

片付けた と思うた次に また溜まる シンクの中は この繰り返し 080

我が歌の 半年前を 読んでみる も少しましだと 自惚れていた 079

人類の 知見怪しき コロナ学 アルファにベータ デルタにラムダ 078

コロナ禍で 変容遂げた アスリート 感謝の詞 淀みなく言う 077

物四つ 並んだ写真 何気なく いつも目が行く その内一つ 076

人類の 医術を嘲う デルタ株 変幻自在に 花から花へ 075

物干しの ズボンの間 汽車が往く 吾はだれやみの 焼酎酌む 074

バカ市長 礼儀も知らず 首に掛け 噛みつく暴挙 市民は如何に 073

中田翔 コメンテーター ちゃんと言え 無用な庇護は 君が干される 072

バカ市長 恥の上塗り 喋るほど 名古屋市民の センス問われる 071

ボクシング 張本発言 そもそもが TBSの 体質問題 070

バカ市長 バカに生まれて どこまでも バカ道歩き バカの老害 069

喋るほど バカが際立つ バカ市長 ただ済みません 後藤に土下座 068

分科会 尾身会長が 深刻な 機能不全と 語気を強める 067

バカ市長 品も無ければ 学も無い どの道辿り 名古屋の長に 066

東京都 制御不能と 断じられ 小池百合子の 責任如何に 065

我が国は 人権国家と 信じるを 疑わせるか 法務行政 064

真夜中に パソコン開けて YouTube 我が人生に 悔いはなし聴く 063

筑後川 日本三大 暴れ川 阿蘇に発して 有明注ぐ 062

迎え火を 焚くに焚けない 盆の入り ご先祖様に 合図思案する 061

大雨で ゴミを出せない 金曜日 目に触れぬ場所 どこそこ探して 060

今も梅雨 晩春から 晩夏まで 雨の日続く 異常な気象 059

穏やかな 波打ち際に ゴミはなし 美しい浜 歩く幸せ 058

食わぬなら 食わなくもよい 飯などは バナナの1本 食えれば生きる 057

アメリカは 口は出せても 手は出せぬ アフガニスタン タリバン跋扈 056

専門家 制御不能と 切り捨てる おためごかしの 彼女は如何に 055

夫から 不義密通を はたらかれ 世に知られたる 女性の生き様 054

志那の國 豪州製品 嫌がらせ ルール無視して 傍若無人 053

物事に 執着すれば 苦に転ず 南の海に 眠れる遺骨 052

深刻な 機能不全の 東京都 小池百合子の 機能も同じ 051

志那の国 この百年 乱の中 先の百年 また乱の中  050

列島は 何処もかしこも 水浸し お盆の世話は 手には負えん 049

筑紫島 北部地方が また浸かる 炭素由来の 徴しの雨が 048

押し黙り 一人で過ごす 日曜日 YouTubeで 中島みゆき 047

この国の 行政機関 不誠実 海苔貼付けて 隠し事する 046

金メダル それに世間は リスペクト 立ち居振る舞い 注意召されよ 045

俺なんか 終っていると 独り言 そう言いながら そう言いながら 044

香港は ブラックホールの 傍にある 世界の夜景 この先如何に 043

送り火を 焚きながら父母 思い出す 来年もまた 迎える誓い 042

天変ぞ 際限もなく 降り続く 泥水の湖 家々孤立 041

七日間 邦のあちこち 雨が降る 山は崩れて 谷駆け下る 040

タリバンが アフガニスタン 制圧す 国捨て逃げる 人々の群 039

お寺さん 金も持たずに 飲み歩く 檀家頼りの 破廉恥坊主 038

真っ白の カッターシャツを 掘り出した 五百円で 買って着てみた 037

火曜日に あと何日と 指を折る 金曜までは 三日もあると 036

菅総理 もう国民が あきまへん あんさん担いだ 人の責任 035

菅総理 政権移譲? そうじゃない タリバン軍は 政権奪取だ 034

アフガンに 侵攻するのも 正当で 撤退するのも 正当と言う 033

Nランド たった一人の 感染で ロックダウンして 町を締め切る 032

アメリカの 軍の飛行機に ぶら下がる 命を懸けて 脱出図る 031

感染数 過去最高の 新記録 日本各地で 更新進む 030

アメリカは アフガン政策 最後まで 責任とって 理想を目指せ 029

明らかに 小池百合子に 覇気がない 悪魔を前に 為す術も無し 028

そもそもが 大臣達が 無能力 緊急事態は 罷免とともに 027

甲子園 雨で順延 六日目 コロナ感染 涙の辞退 026

デパ地下は 知恵を絞って 人集め 要請応じて あの手この手で 025

真夜中に 怒り狂った 雷に 約一時間 息を潜める 024

殊更に 今更ながら 釈迦力に 生きるのやめた 流れに任す 023

大谷の 空振りに沸く 大観衆 固唾を飲んで 本塁打待つ 022

北の朝 経済かなり 逼迫と 内部文書が 暴露する 021

今日も雨 今日も中断 甲子園 大会継続 不安の心 020

西村さん もう十分に 無能力 うんざりするほど 見せられてきた 019

岡部とか 竹中だとか 政権に 媚びて摺り寄る 学者風情 018

東京都 信用できない 感染者 検査体制 今も不誠実 017

長雨と オリンピックで いつの間に 猛暑の夏の 盛りを過ぎた 016

体力に 自信過剰の 老人が ワクチン打たず コロナで死んだ 015

タリバンは 世界遺産の 仏像を 教義と言って 崩す蛮賊 014

老い逝けば 生老病死 思い知る 黄泉へ旅立つ 心の試練 013

雨の日も 歩かんが為 買ってきた 長靴はいて 楽しく散歩 012

原辰は 大歓迎の 悪手する 中田を入れて 優勝目指す 011

ジャイアンツ 手段を選ばぬ エゴイスト 嫌いな理由が はっきり見える 010

破廉恥な 原辰徳が 満面の 笑みを浮かべて もろ手差し出す 009

石場さん 偉そな態度 止めなさい 虚心坦懐 脚下照顧 008

沖縄は 観光地故 人が来る 人が来る故 感染増える 007

謳歌せよ 美しいとき 若いとき あっと言う間に 過ぎてしまうぞ 006

刈られても その刹那から また伸びる たゆまず生きる 雑草の精 005

ウリ坊が 人に懐いて 離れない やがては山に 放つつもりと 004

日ハムで 出られぬ選手 巨人なら 出られるわけは 誰も解らず 003

甘辛い 煮付けの匂い  プンプンと 鼻の奥まで 深く吸い込む 002

ブランドの 牛肉を食う 食通は アンチ炭素の 世界を知るや 001


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