一週間前の話になりますが、ウチにこんな子↓が来ました。
「オビタイガーサラマンダー」の若齢個体です。
タイガーサラマンダーは10年ほど前に飼育経験があるのですが、4年ほど飼った後につまらないミスで殺してしまいました。
今でも悔やまれる出来事ですが、以来悶々とした思いを抱いていた生物です。
自戒の念もあって購入を控えていましたが、機会があればもう一度チャレンジしたいとずっと考えていました。
それが、この間ネット検索をしていた時に某ショップで若齢個体大量入荷したとの広告を目にしました。
どうにも気になって問合わせてみると、残りは1匹との返答。
何かしら、運命めいたものを感じて決意。購入に踏み切りました。
届いた個体を見て思った事は、「うわ、ちっさ!!」でした。
以前飼っていた個体に比べると、本当に子供。恐らく幼生から変態して間もないのでしょう。
この界隈ではめちゃくちゃ強健な事で知られているタイガーサラマンダーですが、流石にこの状態では油断出来ません。恐る恐るパックを開けると、のそりのそりと出てきました。やっぱり変態したて。何となく足取りもおぼつかない様に感じます。
自分は生体を購入すると、状態を見るために少量の餌を与えてみる事にしています(あくまで自分流。購入したての個体には二、三日餌を与えないというのが多勢の考え方です。やるなら、反応を確認する意味合いでごく少量を。あくまで自己責任でお願いします。)。ちょうど、偏食イエアメガエルのFBのためにキープしていたヨーロッパイエコオロギのMサイズがあったので、ピンセットでつまんで目の前でピラピラ。すると↓
パックン
あっさりと食いつきました。
このサイズでも、タイガーサラマンダー特有の食いつきの良さは健在の様です。
状態が良い事を確かめると、ケージに移して休ませました。
それから一週間。分かったのは、食いは悪くないけれど、成体程のがっつきではないという事。
成体のタイガーサラマンダーは往々にして底なしと表現されるほど貪欲ですが、幼体のうちはそうでもない様です。
成長を促すために毎日与えていますが、食べたり食べなかったり。どうも、食いが細いと言うよりもかなりの気分屋の様で、その時食べなくても時間を空けて与えると食べたりします。気分がのれば、イエコを2匹くらい食べます。与えればもっと食べるのかもしれませんが、やりすぎて食帯でも起こされては事なので控えています。それでも先住のファイヤーサラマンダーの倍くらい食べていますがw
とかく、変態したての両生類は弱い事が多いので、じっくり注意しながら付き合っていきたいと思っています。
ちなみに、昨日ケージのメンテのために取り出してみると、細かった身体が少しふっくらとなっていました。この調子で、大きくなってくれるといいのですが・・・。
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