壁チョロ……と言うか、ほぼトッケイの話だけど(クレステッドはかなり楽。餌さえ食べれば)、飼ってみるとかなりシビア。まあ、WCである事も盛大に関係あると思うけど。これ、CBだとそんなに違うのだろうか。トッケイのCBって触れた事ないから分からないなぁ。
とにかく、飼育する分には使えるモノは何でも使ってる。ひょっとしたら、参考になる物もあるかもしれないので、今回ちょこっと書いておく。
「自動噴霧器」
霧吹き。爬虫類飼いなら持ってて当たり前だけど、手動でシュコシュコやるのが地味に面倒だったりする。適当にやると、十分な量が散霧出来なくて意味がなかったり。それで、ものぐさだったりするとついついサボる事も多くなったりする。「生き物を飼うのに責任感が足りない!!」なんて最もな意見もあるだろうが、精神論じゃどうにもならない事もある。こういう場合、自分に鞭打つよりもとっとと自分に合った方向にシフトする方が結果的にはいいんじゃないかと思う。
で、この自動噴霧器。某爬虫類ユーチューバーさんが動画で紹介していて、これいいんじゃなかろうかとアマゾンでポチった。で、使ってみると……。なるほど。これは良い。ホントに楽。毎日の霧吹きの際に感じていたストレスがすっかりなくなった。
霧吹きによる湿度調整及び給水が必須なヤモリ類には最適。
興味ある方は、騙されたと思って使ってみると良い。
で、その動画↓
「壁貼り付け型餌入れ(自作)」
トッケイ等の壁チョロ系を飼育する際に、結構頭を悩ませるのが給餌。最初の頃は、まずピンセットからなんて食べない。かと言って、放虫しておくと、食べたか食べてないのか分からない。デビュアやレッドローチなどのローチ系はすぐ隠れるか床材に潜ってしまうし、コオロギの類は逆にヤモリを齧ってしまう危険性がある。そもそも、販売されている餌虫の殆どは地表性なので、壁面性のヤモリには反応が悪い。で、考えたのがこれ。仕組みは簡単で、コオロギやローチが登れない深さのタッパーに、マジックテープを両面テープで貼り付けて、ケージの壁面に設置するだけ。
こんな感じで↓
底にカルシウム剤やビタミン剤を撒いて、ローチや後ろ脚を折ったコオロギを入れておけば完璧。
ウチのトッケイには、事の他ウケが良い。
壁にモノを張り付ける目的で良く使われるのがキスゴムだけど、正直いってあまりアテにならない。すぐに外れてしまうし、劣化や水分が入る事ですぐに吸着力がなくなってしまう。その点、マジックテープなら劣化も水分も関係ない。素材の値段も安いし、ホームセンターで簡単に手に入る。作るのも、手間じゃない。壁チョロ系を飼育していて給餌の方法に悩んでいる方は、試してどうぞ。
「小型加湿器」
適度な湿度が必要な種類には、あった方がいいと思う。やっぱり、霧吹きや水容器を置くだけではやっぱり限界がある。この手の道具があるだけで、環境の安定化は随分と楽になる。トッケイ達の反応もあって、たまに吹き出る霧に当たる位置でうたた寝していたりする。夜露に濡れる感覚なんだろうか。
自分は冬の終わりにホームセンターで在庫処分品になっているものを購入した。季節や季節の変わり目には、ホームセンターの家電コーナーを物色してみる事をお勧めする。以外な掘り出し物が見つかったりする。
ちなみに、今日はクレステッドゲッコーの給餌日……と言うか、アシスト日。
コオロギを与えようとしたら、頑として受け付けなかった。なので、レオパブレンドフードに切り替えたら素直に食べた。
美味いのかね。コレ。
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