調子を崩していたトッケイが、本日ついに落ちてしまった。もう立ち直る事はないだろうと覚悟していたが、やはり悔いは残る。一番の失敗は、持ち腹産卵後の立て直しの際に、本ケージに戻すタイミングを誤った事。もっと時間をかけて、体力をつけさせるべきだったかもしれない。壁面に張り付ける様になった事で安心したのが間違いだった。残った1ペアは、元気であり続けられる様に細心の注意を払いたい。
後悔を残す失敗もあれば、希望を持てる事もある。
レオパ(ハイイエロー)がジャガーノートに続き、3クラッチ目を産卵。
これで、卵は合計8個。皆、無事に孵化してくれるといいのだけど。
しょげてばかりもいられないので、前々からやろうと思っていたアフリカウシガエルの床材交換を行った。
ご覧の様に、敷いていた赤玉土が崩れて一部泥の様になっている。底には水入れから溢れた水が数センチの高さまで溜まっている。アフウシ本人は巣穴を掘ってピッタリと収まり、まったりしているが流石に不衛生。糞は水入れの中で行うので陸地が汚染される事はないけれど、溜まった水はいずれ腐るだろうし、泥と化した土にも雑菌がわくかもしれない。という訳で、床材全交換・ケージ丸洗いとする。
アフウシ嬢はしばし空のプラケ(小)に入っていてもらう。……それにしても、デカくなった。
こんな頃もあったのに……↓
それでも鼓膜が小さいし、体に対して頭部の比率も小さい。やっぱり、多分メス。だとしたら、そろそろアダルトサイズだろうか。餌の間隔、伸ばした方がいいかもしれない。
で、掃除完了。せっかく掘った巣穴を潰されて、当のアフウシ嬢は事の他ご機嫌斜め。まあ、仕方ない。また掘ってくれ。
で、今日はコーンスネークの給餌日でもあり。脱皮も終わった事だし。ウロウロしてるし。多分、飛びついてくるだろうな。と思いつつ、マウスを一匹解凍。与えてみると……食わない。オイコラ、どういう了見だそれ。その餌くれダンスみたいなのは、何だ。取り敢えず、2時間程置き餌してみる。食わない。マウスの鼻先をちょん切って、血の匂いをさせてみる。食わない。匂いをかいだり、顔を擦り付けたり。反応はしている様なのに、食うまでいかない。仕方がないので、諦める。やっぱり、さかりが付いてるんじゃなかろうか?コイツ。
とは言え、食わなかったマウスどうしよう。先週に続いて、今週まで廃棄するのはちょっと……。こういう時、真っ先に頭に浮かぶのはアフウシ嬢なのだが、彼女は先の大掃除のせいで不貞腐れている。食欲など、ありはしないだろう。試しにチラつかせてみたけれど、やっぱり食べやしない。では、どうするか。残るのは”アイツら”しかいない。とは言え、モノはアダルトマウスのL。このままでは、食べれない。……まただ。あんまり、やりたくないのだけど。ブツブツ言いながら、こんな時のために買ってきた調理バサミを持ってくる。そして――
ヂョキン!
真っ二つ。出て来る、色んなモノ。やっぱり、グロイ。
で、比較的グロさが少ない下半身の方を、アオジタ・B個体に。
普通に食う。
この間までの食欲不振が嘘の様に、今のコイツはやたらと食う。
モグモグと飲み込む。頼もしい。アオジタはこうでなくちゃ。
で、色々と出ててグロさ満載の上半身。これは、アオジタA個体の方へ。何で、これをAの方にかと言うと、実は今度はこのAの食が悪かったりする。この間まで食べていた豚タンも半切れしか食べないし。だから、少しでも匂いの強いもので食を誘おうと思い、こっちの方を与えたのだが……。
食べないし。
すごく迷惑そうに顔を背けられてしまった。おい、お前もか!
まさか、拒食じゃあるまいな。そう思って、ジャイミルを与えてみると……。
食べるしなぁ……。結局、ジャイミル6匹を完食。それでも、やっぱり食が細いか。う〜ん。
取り敢えず、残ったマウス、どうしよう……。悩んでいると、ケージ内をウロウロしているB個体が目に入る。満腹になると、さっさと床材に潜るんだけどな? ひょっとしてと思って、マウスの残りを与えてみる。
食ったし。
腹はパンパン。しばらく餌はいらないな。コイツ……。
Aの方は、取り敢えずケージ内にプレートヒーターを投入。アオジタは腹部が冷えると活性が落ちる。これで温めれば、食が戻るかもしれない。
ヒーターを入れると、すぐに温まりに来ていた(ヒーターが床材に埋めるタイプなので、見えないけれど)
ゆっくり、養生してほしい。
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