この所、何か不活発なフトアゴヒゲトカゲ。
この間は何でかな〜とか言っていたけど、実際の所理由は分かっている。
暑いのだ。
この夏の猛暑が、トカゲにも効いている。
本来なら、ケージの端とホットスポットの間には温度差があるべきなのだけど、その温度差が上手く作れない。
ホットスポット下が38°なのはいいとして、クールスポットも30°ある。
クールダウンが出来ないのだ。
エアコンを使って部屋の中は26°に設定していたけれど、それでもケージ内は思う様に下がらない。かと言って、ホットスポットを消す訳にもいかない。W数を変えたり照射距離を変えたりしたけれど、下がっても28°くらい。
それでも、元来の強健さがモノを言うのか、餌喰いも落ちなかったのだが、ここに来て流石にバテてきたらしい。
って言うか、写真を見れば一目瞭然である。
もういっそ、電気代なぞ気にするのはやめてエアコンの設定を23°くらいまで下げてやろうかと思っていた所で、気温が下がり始めた。
今日、久方ぶりにバスキングしている姿も確認出来た。
まだ油断は出来ないが、とりあえず苦境は乗り切っただろうか。
生き物は寒い分には結構耐えてくれるのだけど、暑いのはいけない。一歩間違えると、簡単に致死に至ってしまう。
夏は嫌いだ。
早く、秋になれ。そして冬になれ。その方が、温度管理しやすいから。
そんなフトアゴだが、調子を崩す事がなかったのは一重に喰いが落ちなかったからだと思う。
特に、虫に対する欲望は落ちなかった。
特に好きなのは、ジャイアントミルワーム。
一気に10〜15匹くらいをペロリと食べる。
カロリーの高いこれを食していたおかげで、キツイ夏を乗り越えられたのかもしれない。
フトアゴの他には、アオジタトカゲやバジェットガエル、イエアメガエル達にアンフューマが食べている。
我が家で一番消費量の多い生き餌だけど、自家繁殖は以前やろうとして懲りた。すごく面倒くさい上に時間がかかる。リターンも少ない。
普通に買った方がいい。
数ヶ月前に買った500匹も大分減ってきた。そろそろ買い足しの時期かもしれない。
いま自家繁殖をしてるのは、こいつら。
レッドローチ。
最近、卵が孵化して一気に密度が増えた。ローチ類は勢いに乗ると早い。……のだが、現在こいつらを食べてるのはレオパ(アルビノ)とバジェットガエルだけ……。
はっきり言って、供給に需要が追いついていない。
まあ、フトアゴやアオジタにもやれば食うけど、今度はいくらやっても足りない……。
帯に短し襷に長し……。
そして、地味にこれも増えている。
ただのミルワーム。
増やしちゃいるけど、ほとんど使っちゃいない。
栄養ないし……。
使わないから、どんどん増える。
何で、使い道が今ひとつの奴らばかりが増えるのか……。
こいつらは当の昔に諦めたし……。
需要率の高いこいつらは、増やすのがやたら難しいし、成虫がウザイ。
やっぱり、買った方が効率がいい。
電気代と餌代は、この趣味の永遠のテーマなのだなぁとしみじみ思う。
話が迷走してるので、今日はここまで。
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