2018年06月30日
ベトナムクシトカゲの怪我 の話
先日よりお仲間になったベトナムクシトカゲ。
ウチに来てから4日。どうにも気になっていた事が一つ。
この子、見ての通り見た目がボロボロです。どうも、脱皮不全を起こしている様で、古い皮が身体のアチコチにこびり付いています。特に酷かったのが左顎。古い皮が重なって、コブの様に盛り上がっていました。
なので、とりあえず古皮の処理をしようと思い、温浴をさせました。
30分ほど温い水につけて、レッツトライ。
まずは、顎についた古皮の塊を取ろうと思い、指先でつまんで引くと……
ベリッ
ゲゲッ!!!!!
したに在るはずの新しい皮の部分まで剥けてしまいました。どうやら、脱皮不全が高じて皮が壊死していた模様。皮下組織が見えるほどの、深い傷になってしまいました。
出血は特になく、痛がる様子もない。完全に組織が壊死していた様です。
とにかく、皮むきは中止。
こんな傷を放っておける筈もなく、以前イエアメガエルに使用したテラマイシン軟膏をすり込んで、ケージに戻しておきました。
近隣に爬虫類を診れる獣医がいないため、自身で対処するしかありません。
せめてもの救いは、件の傷が頭部である事と、樹上性である事。
とりあえず、樹上性であれば、基本いるのは登り木の上。その頭部となれば、土等に傷が接触して雑菌が入ったり、歩く時に傷を擦る心配はありません。
自分に出来る事は、日々の管理と傷口への薬の塗布だけ。
何とか、治ってくれればいいのですが……。
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